人喰い

実用日本語表現辞典

人食い

読み方：ひとくい
別表記：人喰い

人肉を食べること、人を食う目的で襲うこと、あるいはそうした性質を持った鳥獣などを意味する語。「人食い魚」などのように名詞を修飾することが比較的多い。

（2012年12月5日更新）

デジタル大辞泉

ひとくい〔ひとくひ〕【人喰い】

読み方：ひとくい

笹沢左保の長編小説。昭和35年（1960）刊。翌年、第14回日本探偵作家クラブ賞（現、日本推理作家協会賞）を受賞。三池炭鉱の組合分裂に着想を得た作品。

ひと‐くい〔‐くひ〕【人食い／人^×喰い】

読み方：ひとくい

１ 人間が人間の肉を食うこと。また、その風習。食人。カニバリズム。

２ 動物が人間に食いつくこと。人間を襲ってえじきとすること。また、その動物。「—鮫(ざめ)」

「身どもが—の犬をもったが、やらずすごさず人をくふ」〈虎明狂・犬山伏〉

[補説] 書名別項。→人喰い

短編小説作品名辞典

人喰い

作者大沢在昌

収載図書眠りの家
出版社勁文社
刊行年月1989.2

収載図書眠りの家
出版社勁文社
刊行年月1990.12
シリーズ名ケイブンシャ文庫

収載図書眠りの家
出版社角川書店
刊行年月1993.10
シリーズ名角川文庫

人喰い

作者高橋克彦

収載図書おこう紅絵暦
出版社文藝春秋
刊行年月2003.2

収載図書おこう紅絵暦
出版社文藝春秋
刊行年月2006.3
シリーズ名文春文庫