カニバリゼーション

デジタル大辞泉

カニバリゼーション【cannibalization】

読み方：かにばりぜーしょん

《「カニバライゼーション」とも》共食い現象。同じ会社の製品で類似性が強く互換性がある場合に生ずる製品間の競合関係のこと。

M＆A用語集

カニバリゼーション

【英】：Cannibalization

自社の製品・ブランドが自社の他の製品・ブランドとシェア争いをする「共食い」現象のこと。

例えば自社の新製品の導入による既存製品の売上減少があげられる。カニバリ（る）と略されたり、カニバライゼーションと表現されたりする。

広告用語辞典

カニバリゼーション cannibalization

企業が新ブランドを市場に導入した際に、競合他社のブランドからではなく、当該企業の同じ製品ラインに属する既存ブランドの市場シェアを奪ってしまい、企業全体としては販売量の増加につながらない結果を引き起こす事。「共食い」の意味をもつ。

ウィキペディア

カニバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/30 06:38 UTC 版)

カニバリゼーション（cannibalization）、カニバリズム（cannibalism）は以下を指す場合がある。

• en:Cannibalism - 英語で共食いの意。
• カニバリズム（Human cannibalism） - 人間が人間の肉を食べる行動、あるいは習慣をいう。食人、食人俗、人肉嗜食ともいう。
• カニバリゼーション (マーケティング) - マーケティングにおいて、同じ生産者による古い製品の販売に害を及ぼす新製品の導入。
• en:Cannibalization (parts) - あるデバイスの部品を使用して別のデバイスを修理すること。

関連項目

• 共喰い (曖昧さ回避)
• カニバル (曖昧さ回避)
• ニコイチ (曖昧さ回避)

Weblio日本語例文用例辞書

「カニバリゼーション」の例文・使い方・用例・文例

• 「新車のせいで、最も売れ筋のフラッグシップモデルでカニバリゼーションが起きてしまったよ」「カニバリゼーションってどういう意味ですか？」「新車のせいでフラッグシップモデルの売上がガタ落ちになったんだ」