カニバル (1977年の映画)とは? わかりやすく解説

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カニバル (1977年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 22:04 UTC 版)

カニバル/世界最後の人喰い族
Ultimo mondo cannibale
監督 ルッジェロ・デオダート
脚本 ティト・カルピ
ジャンフランコ・クレリチ
レンツォ・ジェンタ
音楽 ウバルド・コンティニエッロ
撮影 マルチェロ・マシオッキ
配給 松竹/富士映画
公開 1977年2月8日
1977年7月23日
上映時間 92分
製作国 イタリア
言語 イタリア語
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カニバル』(原題:Ultimo mondo cannibale)は、イタリア映画監督ルッジェロ・デオダートによるホラー映画である。1977年に製作され、日本では1977年7月23日成人映画として公開された。

解説

ウンベルト・レンツィの『怪奇! 魔境の裸族』に影響を受け、イタリアの監督ルッジェロ・デオダートが挑んだ作品。

ストーリー

1974年、石油開発技師のロバート、ラルフ、スワン、チャーリーの4人が乗るセスナ機が、ミンダナオ島の密林地帯に不時着する。しかし何者かによってスワンが連れ去られ、チャーリーが原住民に殺され、ラルフとはぐれて一人になったロバートは、食人族に捕らえられてしまう。

彼らの野蛮で残酷な儀式を目の当たりにしながらも、ロバートは食人族の娘・プーランに気に入られる。彼女を利用してロバートは脱出。ラルフと共にセスナに向かうが、食人族の執拗な追跡に遭い、捕まったプーランは殺され、ラルフも槍に刺されてしまう。

ロバートは追撃してくる食人族の一人を殺すと、その内臓を掴み出して、目の前で食べてみせる。それで一人前の戦士と認められたのか、食人族の襲撃が止まった。ロバートは瀕死のラルフを背負ってセスナに乗り込むと、悪夢の密林地帯を後にするのだった。

スタッフ

  • 監督:ルッジェロ・デオダート
  • 製作:ジョルジオ・カルロ・ロッシ
  • 脚本:ティト・カルピ、ジャンフランコ・クレリチ、レンツォ・ジェンタ
  • 音楽:ウバルド・コンティニエッロ

キャスト

  • ロバート・パーマー:マッシモ・フォッシ
  • プーラン:メ・メ・レイ
  • ラルフ:アイヴァン・ラシモフ
  • スワン:ジュディ・ロスリー
  • チャーリー:シーク・ラザック・シクル

こぼれ話

  • 本作は、1974年に実際に起きた事件という触れ込みで公開されたが、実話ではない。
  • 配給会社は「撮影中に使われた豚の血が原住民を刺激し、夜中にカメラマンが襲われて喰われた」「監督は精神病院に入院している期間のほうが長い」云々と宣伝していた。
  • 第二班の助監督として、ランベルト・バーヴァが加わっている。

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