準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 23:51 UTC 版)
「罪と罰 A Falsified Romance」の記事における「準主要人物」の解説
裁 喜乃(たち よしの) ミロクの姉。ミロクのことを心配している。家族の生計やミロクの学生生活を支えるため、成金男と意に沿わない結婚をしようとしているが、勤務先の上司にも言い寄られている。 モデルはドゥーニャ。 中上 明美(なかがみ あけみ) ミロクの住むアパートの大家の娘。自分につれない態度を取るミロクに対し、無関心を装いつつも何かと気にかけている様子である。 モデルはナスターシャ。 御子柴 遥(みこしば はるか) / ミーコ ヒカルから暴力団への上納金を運ぶ少年。見習いペンキ職人として働いている。東北の出身。密かにヒカルを慕っていた。 モデルはニコライ。 飴屋 菊夫(あめや きくお) 「計画」実行後、ミロクが運び込まれた病院の同室にいたアルコール使用障害の患者で、元・高校教師。ミロクに自分とエチカの驚くべき過去を告白する。 モデルはマルメラードフ。 飴屋(園山) 英知香(あめや(そのやま) えちか) / エチカ 飴屋の教え子だった少女。飴屋によって筆舌に尽くしがたい凌辱を強いられながらも、飴屋の家族のために彼と結婚し、文字通り自分の身を捧げている。飴屋の死後、ミロクと同棲状態にある。 モデルはソーニャ。 目加田(めかた) 交番巡査で第一発見者として女子高生殺人事件の捜査本部に参加。遺体を見て嘔吐してしまうようなヘタレな警官だが、ミロクに強い疑いを抱いている。 五位 蔵人(ごい くろうど) 東京地検検事でやや小太りの男。ミロクが文芸誌の新人賞に応募した作品に並々ならぬ関心を持っている。 モデルはポルフィーリイ・ペトローヴィチ。 矢住 賢道(やずみ まさみち) ミロクの大学での友人。孤立しがちなミロクを心配しいろいろと世話を焼く好青年であるが、ことごとく拒絶されている。 モデルはウラズミーヒン。 石水 留仁(いしみず りゅうじん) 喜乃の婚約者。会社の社長。テレビにも出る有名人。ミロクからひどく嫌われている。 モデルはルージン。
※この「準主要人物」の解説は、「罪と罰 A Falsified Romance」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「罪と罰 A Falsified Romance」の記事については、「罪と罰 A Falsified Romance」の概要を参照ください。
準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:49 UTC 版)
「ネプテューヌシリーズ」の記事における「準主要人物」の解説
イストワール(Histoire) 声 - かないみか シリーズにより設定が大きく異なるキャラクター。 無印『超次元ゲイム ネプテューヌ』では歴史を記録する史書であり、世界を創造する力の内「造」を司る。 『mk2』『VII』ではプラネテューヌの教祖であり、古代の女神が生み出した歴史の記録者。次元を超えて通信できる。 『V』に登場する神次元のイストワールは一回り小さく、プルルートが女神になった時に起動した。基本的な設定は『mk2』と同じ。 初代のリメイクにあたる『Re,Birth1』では先代女神が四女神と同時に生み出した存在。 アイエフ(IF) 声 - 植田佳奈 身長150cm、体重39kg。ネプテューヌの親友でコンパの幼馴染。『超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル』では主人公を務める。携帯電話(『VII』ではスマホ)を愛用しており、持っていないと落ち着かない。モデルはアイディアファクトリーで、名前も「IDEA FACTORY」の英字の略称が由来。 コンパ(Compa) 声 - さかいかな(旧名:酒井香奈子) 身長154cm、体重46kg。プラネテューヌの病院に勤務する天然ドジっ子ナース。ネプテューヌやアイエフとは大の仲良し。料理や裁縫などの家事を得意としており、よくプラネテューヌの教会にご飯を作りに来ている。モデルは本シリーズの開発・発売元でもあるコンパイルハート。 マジェコンヌ(Magiquone) 声 - たかはし智秋 本シリーズを代表する敵キャラクター。作品によって設定が大きく異なる。
※この「準主要人物」の解説は、「ネプテューヌシリーズ」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「ネプテューヌシリーズ」の記事については、「ネプテューヌシリーズ」の概要を参照ください。
準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:22 UTC 版)
「哲也-雀聖と呼ばれた男」の記事における「準主要人物」の解説
ママ 声 - 永島由子 哲也や房州が好んで立ち寄る新宿のバー「葵」の店主。本名「まゆみ」。勝負事やストーリーには基本的に深く絡まないが、勝負の前には「出銭はゲンが悪い」として勘定をツケにしておくなど、勝負師に対して一定の理解を示す。かつてはドサ健の恋人であり同棲もしていた。映画「麻雀放浪記」にもドサ健の恋人として「まゆみ」は登場するがキャラクターの設定は違っている。 ユウさん 声 - 平田広明 哲也と顔馴染みの玄人。本名「秋本雄次」。花巻出身。哲也が「ユウさん」と呼ぶほどの深い仲であり、玄人としての流儀や賭場の掟に対して非常に厳しく、賭場の掟を破ったチンピラ(周坊)を一蹴するほど喧嘩が強い。誰とも組まない一匹狼(ただし、近藤編ではオヒキを連れて旅打ちにきていた)だが、哲也をして「勝てない相手とはやらねえんだ」と言わしめるほどの実力者。 根津夫婦の件で哲也とダンチがコンビ決裂したときに初登場し、この時点で既に哲也と顔見知りであるように描かれている。妹の早智子が上京した際、早智子のレッスン料を賄うために哲也と本気で戦うことになる。作中の終盤では、早智子が国民的大女優になり、彼女の保護者兼マネージャーを務める。役者を目指して上京したが、挫折したために玄人に転じたことが後に判明する。 アニメ版では原作に先んじてオリジナルストーリーである5話に登場し、徳三・エビスとの対決において哲也を叱咤した後、房州がコンビを組める相棒を探し求めていたことを語る。 モデルは、色川が印象を持った一般人の麻雀の打ち手である『黄金の腕』収録作品『未完成大三元』に登場するユウさん。 ドテ子 声 - 吉倉万里(ゲームPS2版) 哲也たちが大阪から東京へ行く鈍行列車での賭博列車で出会う少女。クソ丸とセットで登場。哲也に惚れており、「ダーリン」と呼んで積極的なアプローチをする。雀力的にはさすがに玄人にはかなわないが、哲也のサポート役として戦い勝利したこともある。本人に自覚はないがトラブルメーカーでもある。弱者に優しいところがあり、新宿の浮浪児狩りから子供たちを匿った。 モデルは、『麻雀放浪記』に登場するドテ子。 「ドテ子」という名前の由来は、「土手で体を売って生きている人」ということからであり、そのような身分でありながら決して汚れず、外見自体は決して美人ではないが、心は美しい少女という意味で究極の女性とされている。さいのお気に入りのキャラクターの1人で、「玄人同士の緊張感のある勝負の描写が多い本作では、ドテ子の登場で画面に風が吹いたように爽やかになる」と語る。 金貸しの信(かねかしのしん) 声 - 緒方賢一 高利貸し。カラスが一度鳴く度(=1日)に1割の利子が付く法外な融資「カラス金」を扱う他、ヒロポンの横流しなども行っている。哲也と印南の勝負に顔を出して以来、しばしば哲也たちの前に現れるようになる。哲也達とは、時に敵となり時に味方となることもある、中庸の立場を務めることが多い本作の主な狂言回し。 容姿は眼鏡を掛けており、普段は帽子とコート、スカーフを着用している。帽子の下は、劇中の描写からハゲ頭を思わせるような立ち回りが多いが、七三分けの髪型であることが作中終盤で明らかになる。「シシシシシ」と笑うのが口癖。 カタギの人間に貸す場合は担保と保証人が必要である上に100万円までしか貸さないが、玄人などの裏世界の人間に対しては見込みある者にのみ上限なしで出資する。取立て厳しいカラス金の金貸しではあるが、ちまちました金にはこだわらず、哲也と印南の名勝負を見て「今夜は余りにもすげぇモンを見ちまったおかげで、誰に幾ら貸したか忘れちまった。こんな名勝負は二度と見られないだろうな。」と、その場を去り印南の借金をチャラにした(元々、印南の勝ち分の足りない部分は見物料と言っている)男気ある一面も持っている(しかし、雀荘「東和」の店長との戦いでは負けたらダンチにヒロポンを打ちまくって死ぬまで働かすとも言っていたり、早智子が金を借りに来た際には「体を売ればいくらでも貸す」、「何かの犠牲無しに欲しいものが得られるほど世の中甘くない」と辛辣な発言もしている)。知り合いの借金の肩代わりにされた福寿荘のマスターに対して辛らつなことを言いつつも、心情的には新宿の玄人のための店を残したいという気持ちに同情して数多の雀荘を流行らせた実績がある雀ボーイ(奄美のハブ)を使わせたりする(これには裏があった)など人情深いところもある。 劇中で貸した金を(直接)回収する描写は見られないが、ガイドブックによれば「実はすごい太っ腹(?)であり、貸した金を一度も回収したことがない」とのこと。 麻雀においては、哲也やその対戦相手の技を理解するほどの確かな眼力と頭脳を持ち、基本的に見に徹して勝負は振らず和了らずなどカモにされないだけの実力はあり、哲也たちの勝負の場に第三者として参加する場合もある。玄人相手に高利で金を貸し、手荒く儲けていることから、玄人たちからの評判が悪いが、ダンチに金を貸し、その取立てのために哲也を麻雀ビルへと導いたり、ドサ健による麻雀の近代化(新宿没落計画)には一枚噛んだり、哲也とドサ健の最終決戦にも同席したりするなど、新宿で行われる主な勝負に立ち会っていることから、それらの意味で新宿の玄人社会の生き証人でもある。 秋本 早智子(あきもと さちこ) ユウさんの妹。年齢は18歳以上。女優になる夢を持ち、花巻から上京して「春木芸能プロ」の演技レッスン料2万円を兄に無心するが突き放される。ダンチからは「彼女か」と勘違いされ、信からは「身体を担保にできる」、春木からは「磨けば輝くスターの原石」と表現されるほどの美少女。 ユウさんは妹のために哲也と打つも敗北し、ドサ建一派の一件後も早智子の夢を認め、来年再上京することを諭される形で花巻に戻る。その後、芸名「松本早智子」として国民的女優になるほど大化けした。
※この「準主要人物」の解説は、「哲也-雀聖と呼ばれた男」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「哲也-雀聖と呼ばれた男」の記事については、「哲也-雀聖と呼ばれた男」の概要を参照ください。
準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:50 UTC 版)
霧咲 エリカ(きりさき エリカ) 誠のクラスメイト。表向きではいじめられていた誠を唯一気にかけてくれる優しい女子で、誠から好意を寄せられていたが、実は少しでも気に入らないことがあればたとえ友達であろうと平気でいじめのターゲットにし、誠のことも陰で散々侮辱するなど、恋人である不和とは違い、性根は酷く歪んでいる。 誠の死後も彼を嘲笑し、誠の自殺に罪悪感を抱くあつ子をいじめ始めるが、その現場をあかりに撮られてしまい、カメラを奪おうとした時に誠に阻止される。2人が逃げた後、誠に許しを請う発言をしていたが、その真意は不明。 その後、自分に憎悪を抱くあかりが不和の下駄箱に潜めたいじめの証拠写真によって、不和から『誠いじめの真の主犯者』に仕立てられ、新たないじめのターゲットとなり、不和の裏切りに絶望する。四面楚歌の状況に陥って、これまで不和からのいじめを受け、さらに自分の裏切りを知った誠の苦しみを理解し、彼に謝ろうとしても当たり散らすことしかできないことに強く心を痛めていた。ある時、理科室の火事に巻き込まれてしまい、自分を助けに来た不和からの仲直りの誘いを拒絶したことで再びいじめられたところを誠に助けられ、騙されていたことを知ってなお助けてくれた彼に感謝の涙を流し、本気で好意を抱くようになっていた。その時の掛け合いが誠とあつ子による通話で自分の無実が証明され、これまで自分をいじめてきたクラスメイトから謝罪を受けた。 その後も謎の悪意ある視線に怯え、誠に相談していた。そのことは卒業まで解決できなかったが、後に誠に自分がいじめられた真相を気づかせるきっかけとなった。 集団自殺編では、アイドル候補生の強力なライバルとして、たま子の前に立ちはだかる。アイドル合宿では正々堂々と合宿を乗り越えようとするほか、唯一たま子へのいじめにも加担せず、たま子の発言に怒った時ですら彼女に悪口1つ言わない、ライバル候補にもアイドルになるための秘訣を教えるなど、高校時代から精神的にかなり成長している様子が見て取れる。そして過去の一件を経て誠とは恋人同士だったが、かつて抱いていたアイドルの夢を後押しし、別れを決意した彼に報いるため、それを受け入れて真剣にアイドルを目指すようになった。 しかしたま子のアイドルの才能については、会長を除くほとんどの人間同様まったく気づいておらず、顔やテストの結果だけでたま子を落ちこぼれと決めつけ、他の2人と違って悪意はないものの、結果的にたま子をのけ者にしていた。公開オーディションでもずっとたま子に大差をつけてトップを独走していたが、たま子が美少女であるが故の弱点をついてきたことに加え、最後までたま子の実力を軽く見ていたことが致命傷となり、形勢逆転を許してしまい敗北した。 たま子がアイドルを辞めた後、自身がその座に収まったが、間もなく過去の罪を週刊誌に暴露され、失脚してしまう。しかし誠の発言によると、まだ諦めていない模様。 日向 あかり(ひなた あかり) 写真部に所属する、心優しく温和な性格の持ち主。誠の同級生で、いじめられていた彼のことを密かに気にしていた。偶然にも撮った自殺直前の誠の写真でコンクール入賞をするが、その写真で入賞した罪悪感から賞を辞退し、夢である写真を諦めようとした時にアッコへのいじめを目撃したことで彼女同様エリカにいじめられ、逃げ出したところで交通事故に遭い、夢を諦めきれないまま命を落とす運命だった。 誠の助力でいじめの証拠写真を撮ることで、エリカにいじめられていたあつ子を助け出し、彼女との間に友情が芽生えた。 高校卒業後はプロのカメラマンになったが、実は外見だけで周囲からチヤホヤされるエリカに憎悪を抱いており、いじめの証拠写真を不和の下駄箱に潜めてエリカいじめを誘発させていた。そのことを誠に見破られ、彼の決意を否定する発言を言い残し、その場を立ち去った。 集団自殺編では、たま子達アイドル候補生を撮影するカメラマンとして再登場している。真面目にオーディションに取り組むたま子の事を応援し、手助けをしているが、エリカの事は未だに憎んでいる様子で、たま子に彼女の過去を暴露した。
※この「準主要人物」の解説は、「煉獄のカルマ」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「煉獄のカルマ」の記事については、「煉獄のカルマ」の概要を参照ください。
準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:29 UTC 版)
弥七 小兵衛の門人だった四谷・伝馬町の御用聞き。彼の父親も同じ職業であり、親子2代にわたる御用聞きである。 女房のおみねが「武蔵屋」という料理屋を経営している。料理屋は繁盛しているらしく、探索などにかかる費用・手下のための費用を安定して捻出することが出来る為、当時の御用聞きにありがちなゆすり・たかりとは一切無縁。弥七も正義感が強く、付け届けなどは一切受け取らないので人々からは「武蔵屋の親分」などと呼ばれ、人望も厚い。 剣術修行をしなくなった今でも、起きている時は何かにつけて自分の感を磨いている。捕縛術の腕前も相当なもので、並大抵の悪党は苦も無く捕らえてしまう。 息子が一人いるが、ドラマ版には息子は登場しない。加藤剛・山形勲版では妹が登場する。 徳次郎(傘屋の徳次郎) 通称・傘徳。弥七の手下。特技は尾行。弥七同様に秋山父子の為に働く。些細なことで人を殺してしまったことがあり、その現場に駆け付けた弥七が一目で気に入り、自分の下で働くなら罪は不問に付すという条件付きで罪を免ぜられた。その恩義から手下になったという過去がある。 また、大治郎に作中で二度も命を救われた事にも恩義を感じており、「春の嵐」で大治郎の名を騙る辻斬り事件が起きた際には危険を顧みず尽力した。 この他、藤田まこと版末期のスペシャル版には、一緒に役回りの類似した「桶屋の太次郎(通称・桶太次)」なる人物が登場する。 長次・おもと 小兵衛がひいきにしている料亭「不二楼」の板前と女中。後に結婚し、浅草・駒形町に小料理屋「元長」を開く。 「元長」は小兵衛の命名によるで、おもとと長次の名前を一字ずつ取って店名にした。 ただし、ドラマ(藤田まこと版)では、一貫しておもとが女将の立場になっており、長次とは結婚していない。また、主要な舞台として「不二楼」が登場するのは藤田まこと版のみで、他の版には登場しなかったり、してもその扱いはきわめて地味になっている。 嘉助 佐々木三冬の老僕。三冬が大治郎と結婚するまでは根岸の寮において三冬の世話をしていたが、結婚してからも三冬は嘉助を気遣って大治郎と共に根岸の寮を何度か訪れている。 小川宗哲 本所・亀沢町の町医者。上下の身分に関係なく行き届いた診察と治療を行うので、本所界隈での名声は高い。 小兵衛との親交は15年以上に及び、小兵衛とは碁敵の間柄である。本人の話によると、以前はお金のことしか考えない人物だったらしい。 ドラマの版により人物設定が微妙に異なり、藤田まこと版までは小兵衛より年長に描かれたが、北大路欣也版では同年輩のような描写になっている。 生島次郎太夫 老中・田沼主殿頭意次の用人。田沼意次の懐刀と呼ばれている。 小兵衛をして「さすがに切れるお方だぞえ」と言わしめるほどの人物。
※この「準主要人物」の解説は、「剣客商売」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「剣客商売」の記事については、「剣客商売」の概要を参照ください。
準主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:23 UTC 版)
「イエスタデイをうたって」の記事における「準主要人物」の解説
早川 湧(はやかわ ゆう) 声 - 小林千晃 榀子の幼馴染みで、浪の兄。故人。 生まれつき体が弱く、病弱であったため、自分の死を身近に感じていた。 榀子が高校3年の春の時に夭折するも、いまなお榀子の心の中心に在り続けている。浪からは無敵のラスボスと揶揄された。 顔は一度もきちんと描かれてはいないが回想シーンでの登場数は多く、存在感は大きい。 湊 航一(みなと こういち) 声 - 小野友樹 写真家を目指す大学2年生。ハルとは高校時代の同級生。将来はマスコミ関係に進みたいと思っている。それ故に自分のやりたいことが決められず、ふらふらしているリクオとは馬が合わなかった。高校時からハルを気にしており、再会を機にアプローチをかけていたが、思いは遂げられなかった。第4巻で大学を辞め、海外に留学。 最終巻にて、ハルと奇跡的な再会を果たし、再登場。 柚原 チカ(ゆずはら チカ) 声 - 喜多村英梨 リクオの高校2年の時の彼女。しかし4ヶ月で破局。 どこかポーッとしており、男心をくすぐるタイプ。お金が無いことを理由に、ある日突然リクオの部屋に寄宿する。その後ピアノ関係のバイトが決まり、無事(?)出て行く。 湊と柚原はリクオ、ハル、榀子の三角関係に微妙な変化をもたらしたキーパーソンであるといえる。 第9巻~第10巻にかけて再登場。 木ノ下さん(きのしたさん) 声 - 鈴木達央 リクオのコンビニでの同僚。バンドをやっている。母子家庭で妹と弟がいる。第3巻に妹が、「羊のうた」に弟がでている。物語にはあまり深く関わってこないが、第三者的な立場からリクオにいくつものアドバイスを送っている。 第5巻辺りよりライブハウスのバイトをはじめており、コンビニにはリクオ同様あまり顔をみせていないようだ。第6巻でリクオと同じ日にコンビニのバイトを辞めた。 最終巻にて、久々に再登場する。 木ノ下 楼子(きのした たかこ) 高校生。木ノ下さんの妹(木ノ下兄弟の真ん中)で、ハルの後輩、榀子の生徒にあたる(浪の同級生でもあるが、物語上のつながりはない)。同級生の深町が撮る映画に協力しており、兄に音楽を頼んだり、撮影費のためにこっそりミルクホールでバイトをしたりする。それを学校に見つかり咎められるが、ハルと榀子のお陰で穏便に済んだ。 兄に似ず美人で大人っぽく、杏子に20歳と偽っても全く怪しまれなかった。 第10巻より、バイトを休むハルに代わってミルクホールに復帰し、再登場。また後述の通り、「羊のうた」にも登場する人物。 福田 タカノリ(ふくだタカノリ) 声 - 寺島拓篤 リクオと榀子の大学時代の同級生。眼鏡をかけている。梢(声 - 洲崎綾)という妻がいる。第1巻での名刺によると下の名前は総一で、株式会社ミツシタの第四広報部に所属、となっている。しかし第6巻では下の名前が「タカノリ」になっている(作者が総一という名前を第1巻で出したのを忘れていてもう1度名前を付けてしまったため。今後はタカノリ(漢字未定)で統一すると短編集『イエスタデイをうたってEX』のインタビューで答えている。)。後述のアニメーション版でも「タカノリ」が採用された。 リクオとは正反対に人生設計にぬかりがなく、物事を論理的に捉える。就職・結婚してからもリクオと付き合いが多い。 出番の少なくなった木ノ下さんに代わって、彼がリクオの相談役になる機会が増えた。 杜田(もりた) 声 - 名塚佳織 榀子の同僚の女性教師。たびたび榀子の相談に乗ったりからかったりしている。自称「森ノ目先生の操を守る会」の会長。 滝下 克美(たきした かつみ) 声 - 堀江瞬 美大を目指して予備校に通う、浪と同い年の少年。絵の技術は浪より上だったが、浪人中。自己分析・他者分析が得意で浪に様々なアドバイスを送るが、何故か恋愛面に関しては例外。 飄々としたところがあって女の子にとてもモテるが、受身の恋愛ばかりだった。6巻で調子の悪い自動販売機に蹴りを入れていた葛原未里に恋をし、すぐに告白したが玉砕した。しかし、それにめげずにアタックを続けている。 狭山 杏子(さやま きょうこ) 声 - 坂本真綾 喫茶ミルクホールのマスター。大人の色気がある穏やかな女性。 もともとは彼女の祖父の店であったミルクホールを、母親と一緒に継いでいたが、その母親が亡くなり、ハルをアルバイトとして雇って切り盛りしている。ハルがバイト中に着ているメイド服は杏子の趣味である。 独創的すぎるハルの創作料理には困惑している模様。 葛原 未里(くずはら みさと) 声 - 藤原夏美 予備校の彫刻科に通う少女。髪型はおかっぱ気味のショートヘアで、男勝りな性格。 上にジャージ、下にズボンをよくはいている。第6巻でほとんど見ず知らずの滝下に告白され、間髪いれずに拒絶した。その後も付きまとってくる滝下に辟易している。 居沢(いざわ) 声 - 田中宏樹 通称「クマさん」。狭山の高校時代の同級生で、大学に通いながら予備校教師を務める。 狭山とは互いに惹かれ合っているが、実家でトラブルが発生し、東京を離れざるを得なくなる。 雨宮(あめみや) 声 - 西山宏太朗 予備校教師。予備校でのクリスマス・パーティー以後、ハルに猛烈なアプローチを繰り返す。 実の親を亡くしており、養子夫妻に育てられた過去を持つ。みもりは、(おそらく)下の名前で「ユウ」と呼ぶ。 ハルとリクオの関係を大きく変化させる、連載後半のキーパーソン。 みもり 大学生。雨宮とは本当の家族になるはずだったが、再婚予定だった互いの肉親の事故死によって引き裂かれる。 地元・長野から上京し、12年ぶりに雨宮に連絡をとる。ハルに惹かれている雨宮、そしてハルを揺さぶってゆく。 莉緒(りお) モデル。浪とは大学の人物素描の授業で知り合う。深く傷ついた浪と交流するうちに、二人の関係性が大きく進展してゆく。 幼い頃から画家・上岡紫成のモデルを務めている。親はイタリアに住んでいる。
※この「準主要人物」の解説は、「イエスタデイをうたって」の解説の一部です。
「準主要人物」を含む「イエスタデイをうたって」の記事については、「イエスタデイをうたって」の概要を参照ください。
- 準主要人物のページへのリンク