カラス金とは? わかりやすく解説

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からす‐がね【×烏金】

読み方:からすがね

翌朝、烏が鳴くまでに返さなければならない金の意》日歩借りて借りた翌日にすぐ返すという条件高利の金。


カラス金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/29 17:19 UTC 版)

カラス金(鴉金、烏金、からすがね、からすきん)は、一昼夜を期限として高利で金を貸す業者のことである。利率は1日に2,3パーセントから1割と高金利で、借り入れた翌日の早朝までに利息と元金を返済する決まりだった。名前の由来は夕方にカラスがカァと鳴けば利子が付くこと、あるいは明け方にカラスがカァと鳴くまでに返済することという説もある。利息は天引きで、青茶婆、高田婆などと呼ばれた老婆が貸付け、利息と元金を集金して回ったという。


  1. ^ 横山源之助著『日本の下層社会』[要ページ番号]


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