貸元
- 賭場ニ於ケル賭金ノ貸付ヲ以テ業トナス者。〔第二類 人物風俗〕
- ばくち(博奕)の親方をいふ。
- 賭金の融通者のこと。普通には賭場の親分が之に当る。
- 賭場に於て賭金の貸付けをなすものを云ふ。
- 博徒の親分にして賭博開帳の主宰者である。
- 賭博の親分。
- 賭場に於て賭金の貸付をなすもの。
分類 賭博
貸元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 05:54 UTC 版)
貸元(かしもと)とは、紙芝居師に紙芝居を貸す元締、もしくは丁半賭博場の経営者。送り仮名を入れた「貸し元」とも書く。
商売道具を貸したり、賭博場で負けた客に金を貸す元だから貸元と呼ばれる。この貸し付ける現金を「廻銭(かいせん)/駒(こま)」と呼ぶ。カラス金(一日1割)、トゴ(十日5割)、ヒサン(一日3割)などと呼ばれる違法な高利がほとんどである。 廻銭が不足することは貸元にとって大きな恥とされる。
暴力団の世界では縄張りの責任者という意味もある。必ずしも一家の長というわけではないが、博徒の世界では組長を指すことが多い。
貸元が常に賭場にいるとは限らず、実質的な責任者はその配下の代貸(だいがし)である、その下には、上着を預かったり、お茶を出したり、灰皿を交換するなどの雑務に従事する出方(でかた)衆の本出方、助出方が、さらにその下には、履物を管理する下足番や人の出入りを監視する張番(はりばん)をする三下(さんした)衆が控える。見張ることを「敷展(しきてん)を切る」(「座敷を展望する」の略)と言ったりもする。
貸元(かしもと)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:23 UTC 版)
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