ねずみの恩がえし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 14:15 UTC 版)

「ねずみの恩がえし」(ねずみのおんがえし)は、イソップ寓話の一つ。ペリー・インデックス150番。
あらすじ
ライオンに捕まった鼠が、命乞いをして見逃してもらう。鼠は恩返しを約束したが、ライオンは(助けた理由が気まぐれだったこともあり)鼠を侮って恩返しのことを忘れてしまう。後日、ライオンが網にかかったときに鼠が現れ、網を噛み破いてライオンを助け、ライオンは鼠に感心する。
教訓
- たとえ小さなことでも、他人に施した恩は自分の身に帰ってくるもの(別のイソップ寓話である「ありとはと」にも同様の教訓がある)。
- 強者が弱者の助けを必要とする状況も起こり得る。
関連作品
関連項目
- アイソーポス(イソップ)
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