バッタを捕まえる少年とサソリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 17:28 UTC 版)
『バッタを捕まえる少年とサソリ』(バッタをつかまえるしょうねんとサソリ)は、イソップ寓話のひとつ。ペリー・インデックス199番。
あらすじ
ある少年がイナゴを捕まえていた。虫籠にはかなりの数が集まっていた。そんな時少年は、イナゴと間違えてサソリに手を伸ばそうとした。するとサソリは、鋭い毒針を振り立てて彼に言った。 「さあ、捕まえてごらん。君のイナゴを全部失う覚悟があるならね。」
教訓
善人にも悪人にも同じように振る舞ってはならない[1]。
脚注
- ^ 中務哲郎 訳「子供と蠍」『イソップ寓話集』岩波文庫、1999年、157頁。ISBN 400321031X。
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