すっぱいぶどう〔すつぱいブダウ〕【酸っぱい葡萄】
すっぱい葡萄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/19 09:11 UTC 版)
「酸っぱい葡萄」(すっぱいぶどう)は[1]、イソップ寓話(ペリー・インデックス15)の一つで、その邦題(日本語題名)の一つ。原題(古代ギリシア語題名)は "Ἀλώπηξ καί σταφυλή" (ラテン翻字:Alópex kái staphylé、和訳:狐と葡萄)[2]、ラテン語題名は直訳した "Vulpes et uva "、英題も直訳した "The Fox and the Grapes " で、邦題にも直訳した「狐と葡萄(きつねとぶどう)」がある。狐が己が取れなかった後に、狙っていた葡萄を酸っぱくて美味しくないモノに決まっていると自己正当化した物語が転じて、酸っぱい葡萄(sour grapes)は自己の能力の低さを正当化や擁護するために、対象を貶めたり、価値の無いものだと主張する負け惜しみを意味するようになった[3]。
- ^ 『大辞泉』「酸っぱい葡萄」
- ^ La vólp e l'ua
- ^ a b c 誰かに話したくなる英語のウンチクp42.著: 山口晴代
- ^ “Phaedrus, The Fables of Phaedrus Christopher Smart, Christopher Smart, A. M., Ed.”. official website. Perseus Digital Library. 2018年5月22日閲覧。 * Phaedrus 4.3
- 1 すっぱい葡萄とは
- 2 すっぱい葡萄の概要
- 3 原典
- 4 あらすじ
- 5 脚注
すっぱい葡萄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 04:10 UTC 版)
最後に清志は、わが子にイソップ童話『すっぱい葡萄』の絵本を読み聞かせている。何気ない1コマだが、これは主人公の満たされない欲求の負け惜しみを表している。
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