王様を求めるカエルたち
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「王様を求めるカエルたち」(おうさまをもとめるかえるたち)はイソップ寓話の一つ。ペリー・インデックス44番。
あらすじ
ある森の中にある小さな沼にカエルたちが住んでいた。カエルたちは自分たちを治めるリーダーがいないことを不満に思い、神に「我々に王様を与えてください」と願った。
呆れながらも神はカエルたちの住む沼に木の板を落とした。
落ちてきた板にカエルたちは集まったが、品格も威厳もないただの木の板に不満を抱いたカエルたちは「厳しく力強い王様をください」と再び神に願った。
思い上がりに怒った神が与えたのは蛇だった。カエルたちは蛇に1匹残らず食べられてしまった。
教訓
愚図でも悪事を働かない者が,事を好むならず者よりも支配者として勝る[1]。
脚注
- ^ 中務哲郎 訳「王様を欲しがる蛙」『イソップ寓話集』岩波文庫、1999年、54-55頁。ISBN 400321031X。
関連項目
- アイソーポス(イソップ)
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