同一の役が出来た場合の強弱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:57 UTC 版)
「ポーカー」の記事における「同一の役が出来た場合の強弱」の解説
二人のプレイヤーが同一の役を作った場合、以下のようにしてハンドの強弱を決める。カードの強さは、A>K>Q>J>10>...>2となる。 まずハンドの「主要部」(ワンペアならペアになっているカード、ツーペアならペアになっているカードのうち強い方、スリーオブアカインド・フルハウスなら三枚組になっているカード、フォーオブアカインドなら四枚組になっているカード、ノーペア・ストレート・フラッシュ・ストレートフラッシュなら最も強いカード)のランクの大小を比較する。 (ツーペア・フルハウスのみ)主要部が同じなら、準主要部(ツーペアならペアになっているカードのうち弱い方、フルハウスなら三枚組になってない二枚組の方)のランクの大小を比較する。 それが同じなら、キッカー(残ったカード)のうち最も高いランクのカードを比較する。 以下順に二番目、三番目、四番目に高い札のランクを比べる。 これらが全て同じ場合には、引き分けとみなされる。 引き分けになった場合は、賭けられたチップを引き分けて同着一位になったプレイヤー達で等分する。ただし、そのときに利用されているチップ単位で割れない端数が存在する場合は、当該端数については、最初にアクションを起こすべき人間(これを「ポジションの悪い人」と表現する)に与えられるというルールが一般的である。 通常はカードのスートは考慮に入れず、ランクのみを比較するが、日本国内で古くからある解説書などにおいては、スートを比較すると記述されているものもある。また中華圏のスタッドポーカーでもスートまで比較するのが普通である(♠>♡>♣>♢の順が普通)。欧米でもカジノ以外ではスートを比較することもあるが、その強弱の順序は統一されていない。 勝敗の判断ではなく、(スタッドゲーム等で)アクションを行う順番を決定する場合等では、スートの強弱(♠>♡>♢>♣の順)までを比較する。
※この「同一の役が出来た場合の強弱」の解説は、「ポーカー」の解説の一部です。
「同一の役が出来た場合の強弱」を含む「ポーカー」の記事については、「ポーカー」の概要を参照ください。
- 同一の役が出来た場合の強弱のページへのリンク