機体構成
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「次期戦闘機 (F-2後継機)」の記事における「機体構成」の解説
これまでに公表されているデジタル・モックアップや次期戦闘機の想像図が双発であることから大推力を前提とした大型双発戦闘機であると考えられる。 2020年3月27日の河野太郎防衛大臣の質疑中における「F-35よりミサイル搭載数を多くする」という発言もこれを裏付けするものと言える。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 09:18 UTC 版)
AMXはターボファン単発の単座機で、スーパークリティカル翼を採用した主翼は25%翼弦で27度30分の後退角を持ち、前縁にスラット、後縁にフラップを備える。尾翼は単垂直尾翼と水平安定板を組み合わせた標準的なスタイルをしており、補助翼、昇降舵、前縁スラットは油圧で作動し、後縁フラップは電動で作動する。また、スポイラー、方向舵、水平安定板の全遊動作動はフライ・バイ・ワイヤ制御となっている。 優れた短距離離着陸性能を獲得するために機体には二重隙間フラップと前縁スラットを備え、最大離陸重量13,000kgでも1km以内に収まる950mの滑走で離陸が可能であり、機体重量をその80%にあたる10,750kgに抑えれば、プロペラ機並の750mで離陸可能とされている。 本機では固定武装として機首部に航空機関砲が標準装備されている。この機関砲はイタリア空軍向けではガトリング式の米国製M61A1 20mmバルカン砲1門、ブラジル空軍向けではリヴォルヴァーカノン式のフランス製DEFA554 30mm機関砲2門を装備。ハードポイントは主翼下片側2箇所と胴体中心線下1箇所の計5箇所で、両主翼端には自衛用の空対空ミサイルランチャーが備えられている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 05:24 UTC 版)
基本的な機体構成は、開発開始前から同国で運用実績のあるOV-10ブロンコを雛形としているが、エンジンは双発ではなく胴体後部にプッシャー式で搭載されているため単発となっており、O-2スカイマスターとのあいのこのようなデザインとなっている。この基本形状を似せた設計の意図が、OV-10のライセンス生産移行の希望から来るものだったのかは定かでない。エンジンはアリソン社製 Model250-B17Cターボプロップエンジン(420馬力)を搭載。胴体・翼面のデザイン等はOV-10とほぼ同一の物となっているが、エンジン出力のせいもあってか、全長・全幅共に10mを切っており空虚重量も1,600kg程度でOV-10比べてかなり小柄な機体となっている。翼端にはチップタンクが搭載されている。ハードポイントは主翼下に左右二箇所・合計四カ所となっており、搭載重量は内側パイロンが150lb、外側パイロンが100lbまでとなっている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/18 23:18 UTC 版)
ジャベリンは、タンデム複座の複合材料製で、25%翼弦で33度10分の後退角を持つ主翼を低翼で配置し、尾翼は水平安定板と垂直安定板で構成されており、垂直安定板はそれぞれ左右に20度外側へ傾けられている。操縦系統はメカニカル方式。エンジンは後部胴体に並列で配置され、エアインテークは主翼前方の胴体両側面にあり、そのままダクトが後方に向かって延びている。 コックピットは完全なグラスコックピットで、ヘッドアップディスプレイ(HUD)と3基の表示装置を備え、表示装置はいずれも12.7×17.8cmの縦長カラー液晶表示装置。各表示装置は一次飛行表示(PFD)、多機能表示(MFD)、エンジン計器・乗員警告システム(EICAS)表示に用いられ、MFDには移動地図や地形、航空交通管制情報、気象情報などを表示できる。 なお、Mk.30では戦術航法や高速での編隊飛行、空対地攻撃、脅威回避といった戦術飛行訓練、合成開口レーダー(SAR)や前方監視赤外線(FLIR)の模擬使用訓練なども可能とされる。空対空戦闘へも使用でき、迎撃ミッションや接近戦闘、レーダー火器管制装置の模擬使用等も可能にするとされている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 14:28 UTC 版)
「AH-2 ローイファルク」の記事における「機体構成」の解説
メインローターブレードは4枚、テールローターブレードは5枚とされ、尾部には固定式の水平安定板がある。攻撃ヘリコプターとしては標準的な操縦席配列である前後式で、前席に副操縦士兼射撃手、後席に操縦士が搭乗する。前後席には、それぞれカラー多機能表示装置が装備されており、照明などは暗視ゴーグル対応型とされている。 機首部の最前部には目標探知・捕捉・追跡システム(TDATS)を搭載し、これは、前方監視赤外線、低光量TVカメラ、レーザー測距装置で構成されている。また、自己防御用器材として、レーザー/レーダー警戒装置、赤外線/レーダー妨害装置、チャフ/フレア・ディスペンサーが胴体から突き出たスタブウィングに装備可能である。
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機体構成
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「EA-18G (航空機)」の記事における「機体構成」の解説
EA-18Gはスタンドオフ電子妨害、護衛電子妨害、自己防御電子妨害などのミッションをこなす機体となるもので、EA-6B(ICAPIII)を基本にした能力を備えている。 電子戦装備としては、AN/ALQ-99戦術妨害装置(TJS)ポッド、AN/ALQ-218(V)2無線周波受信システム、AN/ALQ-227通信対抗手段セット(CCS)を搭載する。また、火器管制レーダーはAN/APG-79アクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーで、F/A-18E/F Block2と変わらない。本機では固定武装はオミットされており、F/A-18E/FではM61 20mmバルカン砲が搭載されることになる機首内スペースにも電子戦用機器を搭載している。また、F/A-18E/Fと共通する部分が多いため、高い対地攻撃能力と対空脅威に対する自己防御能力も有する。 ハードポイントはF/A-18E/Fの11箇所から両翼端のミサイルランチャーが電子戦用ポッドに変更されたため9箇所になり、うち胴体中心線下のステーションナンバー5と両主翼下中央のステーションナンバー2と8にはAN/ALQ-99戦術妨害装置ポッドが装備される。胴体下のものは低バンドの妨害装置ポッドで、両主翼下のものは高バンドのポッドである。残りのステーションにはミッションに応じた装備品が搭載され、うち2箇所は原則としてAGM-88 HARM対レーダーミサイルの搭載ステーションとされている。また、ステーション4と6にはAIM-120 AMRAAM空対空ミサイルを搭載できる。フェリー飛行の際には胴体下と翼下に480ガロン(約1,817リットル)タンクを計5個装着して1,800海里(約3,334km)飛行できる。 コックピットはF/A-18Fと基本的に変わらないが、後席には電子妨害士官(ECMO)が搭乗し、多機能表示装置にECM状況などの表示が行える。また、前席のパイロットも同じ情報を多機能表示装置に映し出すことが可能である。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 14:09 UTC 版)
「エンブラエル EMB-312」の記事における「機体構成」の解説
EMB-312は、タンデム複座型のターボプロップ単発機で、コクピットはフレームのない一体型バキューム成型キャノピーで覆われ、アメリカのマーチンベーカー社製BR8LC軽量射出座席をプロペラ式練習機では世界で初めて装備し、後席は前方視界を確保するために25cm高くなっている。また、ジェット機に近い操縦感覚を得られるように、スロットルレバー1本でエンジン回転数とプロペラピッチの両方を制御できるようになっており、この機構はピラタス PC-9など以降のターボプロップ練習機にも取り入れられている。 主翼はアスペクト比6.4のテーパー翼で、取付け角は1度25分、上反角は5度30分。尾翼は通常の低翼構成で、水平安定板前縁付け根から細長い延長部が胴体に延びている。操縦翼面は補助翼、昇降舵、方向舵の通常3舵で、いずれもタブが付いている。主翼後縁内側は電動の単隙間フラップとなっている。また、胴体構造には機械削出しインデクラル工作やケミカル・ミーリング、金属接着などを用いている。プロペラはハーツェル・プロペラ社製3枚ブレードの定速プロペラを装備する。 降着装置は前脚式3脚で、いずれも単車輪装備で油圧により引き込み/脚出しが行われ、前脚にはシミー・ダンパーがついている。なお、EMB-312は元々、軽攻撃任務に使用できるように設計されており、主翼下には片側2ヵ所、計4ヵ所のハードポイントが設置されている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:03 UTC 版)
衛星バスにはNECとJAXAが開発したSPRINTバスを採用する。機体重量は350kgである。コンピュータシステムのRTOSは、T-Kernel 2.0がベースの航空宇宙分野向け高信頼RTOS「T-Kernel 2.0 AeroSpace(T2AS)」である。 観測機器 低エネルギー電子分析器(LEP-e) 低エネルギーイオン質量分析器(LEP-i) 中間エネルギー電子分析器(MEP-e) 中間エネルギーイオン質量分析器(MEP-i) 高エネルギー電子分析器(HEP) 超高エネルギー電子分析器(XEP) 磁場観測器(MGF) プラズマ波動・電場観測機器(PWE) ソフトウェア型波動粒子相互作用解析装置(S-WPIA)
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 04:14 UTC 版)
「NH90 (航空機)」の記事における「機体構成」の解説
当初より陸軍向けの戦術輸送型TTH90と海軍向けの艦載型NFH90が計画され、同時に開発された。 NH90はNATO軍の標準的な汎用ヘリコプターとして、安全性・信頼性・整備性・実用性に重点を置いて設計され、5機の試作機が製造された。 試作初号機は1995年12月18日、試作2号機が1997年3月19日にそれぞれ初飛行し、試作3号機は1998年11月27日、試作4号機が1999年5月31日、試作5号機も同年12月22日に初飛行している。NH90の飛行試験では、2300時間の飛行時間のうち、半分近くがフライ・バイ・ワイヤのみによる飛行が行われた。量産初号機はドイツのユーロコプター・ドイツ社の工場で組み立てられ、2004年5月4日に初飛行した。プログラム参加国へのNH90の引き渡しは2005年から開始されている。 NH90は戦術輸送型(Tactical Transport Helicopter)と海軍型(Nato Frigate Helicopter)の2タイプがある。TTHは兵員14~20名の搭載能力を持ち、全天候での匍匐(NOE)飛行が可能である。NFHは4時間の航続性能と大容量の兵装搭載能力を持つ。 NH90のメインローターハブはチタニウム製で、エラストメリック・ベアリングを持ち、4枚の複合ブレードを備える。テイルローターはベアリングレスの4枚ブレードで、NFHの場合はメインローターと尾部パイロンに折り畳み機構が備えられている。操縦系統は4重のフライ・バイ・ワイヤで、自動操縦装置(AFCS)が装備されているため、これと組み合わせることによって手放しでも操縦可能であり、パイロットはほとんど操縦操作に気を取られることなく任務に集中できるようになっている。 胴体は複合材料製で、耐腐食性も高い。NBC兵器に対しても高い防御力を持ち、ステルス性も備える。また、耐衝撃力も強く、可動部品やシステムは高い安全性を持つ。後部胴体は、軽車両や重火器の搭載に使用するランプ・ドアの設置が選択でき、TTHでは一部を除いて標準的に設置されているが、NFHでは非設置となっている。なお、スウェーデンで採用された機体はキャビン高を24cm高くしている。 コクピットは完全なグラスコックピット仕様で、照明も暗視ゴーグル対応型。ヘルメット装着式照準器にも対応しており、戦術管制および戦術通信システム、デジタル・マップ、気象レーダーも装備している。 エンジンはチュルボメカ社、ロールス・ロイス社、MTUエアロ・エンジンズ社が共同開発したRTM322ターボシャフトエンジンを双発搭載しているが、ゼネラル・エレクトリック製T700-86E1エンジンの搭載も可能である。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 07:39 UTC 版)
F2Gは基本的にはF4Uと同一の機体ではあるが、エンジンはP&W R-4360(星型7気筒4列(総28気筒)3,000馬力)に換装されている。これはF4Uに搭載されたP&W R-2800の2,000馬力と比較し大幅に強化された。XF2G-1のうちBuNo.14693号機には水メタノール噴射装置を備えたR-4630-4Wが搭載されている。 原型機の問題であった前下方視界の不良を抑えるため、機首を延長することなくより全長の長いエンジンを搭載するために、後方にある主燃料タンクが小型化されており、それを補うためにXF2G-1よりは主翼内に50ないし55ガロンの容量の燃料タンクが増設されている。エンジンの換装に伴い機首上部中程にキャブレターインテークが設置されており、これはF4Uとの大きな外観上の変更点である。インテークは何種類かの形状が試作されて比較検討されたが、最終的にはカウリングとほぼ一体化した小型のものに集約されている。 胴体上部は原型のF4U(FG-1)の特徴であった“タートルデッキ形”と呼ばれる、キャノピー後縁から垂直尾翼までの間が盛り上がっている形状から、涙滴型のキャノピーに変更したストレート型となっており、先行量産型のXF2G-1からはエンジントルク増加に対応するために垂直尾翼が縦方向に12インチ延長され、方向舵の下部を補助方向舵として独立して動作する構造としている。補助方向舵はフラップ(高揚力装置)を30度以上下げる、もしくは降着装置を下ろした際には右側に12.5度偏向し、トルクを相殺して直進性を補助する機構となっていた。 武装面に関してはF4Uから大きな変更はなされていないが、主翼内には前述のように燃料タンクを増設しており、その関係上固定武装はF4Uより減少され、主翼内のAN/M2 12.7mm機銃6丁のうち最外部の2丁を撤去して4丁に減備している。制空/迎撃戦闘機としてF4Uより改良された機体ではあるが、戦闘爆撃機としての能力は変わらず保持しており、固定武装の他には2発の500ポンドまたは800ポンド爆弾、もしくは8発の5インチロケット弾を搭載できる。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 07:47 UTC 版)
「エンブラエル EMB-314」の記事における「機体構成」の解説
EMB-314はエンジンがプラット・アンド・ホイットニー・カナダ製PT6A-68に換装されてEMB-312よりも大幅にパワーアップしており、強化された軸出力を吸収するためプロペラブレードは3翅から追加されて5翅となった。空虚重量および最大離陸重量が約70%も増大し、重心位置を調整するために機体はコクピット前方で0.37m、後方で1.00m延長され、主翼もEMB-312と基本構造こそ同じだが形状の変更が行われている。 コクピットはタンデム複座(単座型は後席を塞ぐことで単座化が行われている)で、前後席ともに15.2×20.3cmの多機能表示装置が2基、前席のみヘッドアップディスプレイ(HUD)とアップフロントコントロールが設置されたグラスコックピットとなっており、HOTAS概念も導入された。コクピットの照明は暗視ゴーグル対応型で、座席にはマーチンベーカー社製Mk.10LCXゼロ・ゼロ射出座席を装備する。 主翼下には計4ヵ所、胴体下には1ヵ所のハードポイントが設置され、主翼内には左右各1挺の12.7mm機銃が装備されている。搭載可能な武装はブラジル国産のピラニア空対空ミサイル、ロケット弾ポッド、レーザー誘導爆弾、20mm機関砲ポッドなど。他にも、機体にはFLIR、レーダー警戒受信機、ミサイル警報装置、チャフおよびフレアのディスペンサーが搭載されている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 10:17 UTC 版)
「A129 マングスタ」の記事における「機体構成」の解説
技術的にはA109から発展したもので、機体には複合素材を多用し、胴体重量の約45%が炭素繊維強化プラスチックをはじめとする複合素材が占め、機体表面では約70%が複合素材となっている。また、メインローター・ブレードは、12.7mm弾の直撃にも耐えられる耐弾性を備えている。 エンジンは、ロールス・ロイス ジェムMk.2-1004D ターボシャフトエンジン2基を胴体上部側面の左右に各1機ずつ搭載し、離陸最大出力は657kW、連続最大出力は615kWで、片発停止の場合などには759kWの緊急出力が出せるほか、飛行が安定すれば704kWの片発時継続出力で飛行する。エンジンは胴体の中央両側面にポッド式で装備し、一度に2基とも被弾する可能性を避けている。 コックピットは前後2席の配列で、前席に射手、後席には操縦士が着席する。飛行操縦装置にはデジタル式の多重システムが用いられ、操縦、航法、飛行管理、兵装制御、自動操縦、トランスミッション・モーター、エンジン状態、燃料/油圧/電気システム、警報/警戒システムを完全に統合している。 対ミサイル防御用には、レーダー妨害装置、レーダー警戒装置、レーザー警戒装置、赤外線妨害装置、チャフ/フレア放出機などを装備する。 固定武装は搭載されず、機体側面のスタブウィングには片側2箇所のハードポイントがあり、BGM-71 TOW対戦車ミサイルやロケット弾ポッドなどを装備できる。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/12 15:35 UTC 版)
「Hs 132 (航空機)」の記事における「機体構成」の解説
主翼は単葉で中翼に配置し、尾部は強い上反角のある水平安定板の両端に、方向舵付きの垂直安定板を付けている。降着装置は、前脚式の引込脚。主翼は、ほとんどが木製で、強いテーパーが付けられ、主翼後縁内側にフラップを有する。主脚は翼端側に取付られて内側に引込まれた。 胴体は金属構造で円形断面を持ち、パイロット席は機首先端部に設けられた(前面はガラス張りで、胴体にとけ込むように設計された)。前脚は後方に振り上げて、前部胴体内に収容される。 エンジンは主翼位置の胴体背部取付けられ、空気吸入孔は操縦席直後に位置した。エンジン・カウリングの下面は、胴体上面にとけ込むようなラインを持ち、尾部は排気口のために切り落とされている。 補助翼を含みすべての動翼には、トリム・タブが付けられた。しかし、目標に対する急降下ミッションは想定されておらず、そのためダイブ・ブレーキは装備されていない。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/13 01:51 UTC 版)
「XP-79 (航空機)」の記事における「機体構成」の解説
当初、XP-79はロケットエンジンで飛行するとされており、腐食性の強いロケット燃料から機体を保護し、高加速度による負荷に耐えるために厚い外皮を持つマグネシウム合金のセミ・モノコック構造として設計された。この機体構造は推進方式がロケットエンジンからターボジェットエンジンに改められた後も変更されなかった。機体中央部にはターボジェットエンジン2基を備え、エンジンに挟まれる形で操縦席が設けられていた。風防(キャノピー)はパイロットの前面に配置され、機体と一体化したデザインとなっている。「操縦席」というものの実際には「席(シート)」はなく、操縦者は腹ばい状態で搭乗し操縦した。これは高い加速度や急上昇によるパイロットへの負担を軽減する目的と、機体上面に風防(キャノピー)を突出することによる空気抵抗の増大を避ける目的による設計である。このような操縦席の研究は各国で行われていた。また全翼式ながら安定性を考慮して、胴体後部に2つの垂直尾翼を設けていた。降着装置は前後に2輪ずつの4輪式であった。 本機には一種の体当たり攻撃(エアラミング)用の機体であるという俗説が存在する。その内容は「翼前縁で斬りつけるように敵爆撃機に接触し、尾翼を切り裂いて武装ではなく機体そのものを用いて敵機を撃墜する。操縦者が腹ばい状態で搭乗するのも接触時の衝撃に備えるためである。」というものであるが、これは強固な機体構造から「敵機と接触しても大丈夫であろう」と考えられていたことと、「空飛ぶ衝角」を意味する愛称で呼ばれていたことから生まれた誤解である。飛行中の安定性が低い全翼機で体当たりを行えば機体はコントロールを失い墜落する可能性が高く、そのような戦闘方法が考慮されていたことはあり得ない。また、12.7mm機銃が装備される予定であり、「体当たり攻撃を前提としているため武装を持たない」という情報も誤りである(ただし、試作機は武装を設けずに製造された)。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 01:25 UTC 版)
XF6Dの機体はF3Dを基にしたものであり、エンジンは胴体脇に装備され、肩翼配置の直線翼となっている。双発のエンジンはP&WのTF30ターボファンエンジンであり、アフターバーナーは装備されていないが、代わりに滞空時間は長く、6時間以上滞空できる計画であった。 搭載レーダーは強力なトラック・ホワイル・スキャン(Track while scan, 捜索中追尾)能力を持ち、探知距離が220km以上のウエスチングハウス製 AN/APQ-81が検討されていた。また、武装には射程185km以上で同時に6目標を攻撃できるXAAM-N-10イーグル空対空ミサイルが予定されていた。なお、イーグル空対空ミサイルには核弾頭型も計画されていたが、通常弾頭型も含め計画中止となっている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 18:17 UTC 版)
「OH-6 (航空機)」の記事における「機体構成」の解説
OH-6は、小型軽量で高い整備性と卓越した飛行性能、優れた信頼性と安全性を備えており、特に小型軽量化ではメインローター直径が要求値の10.72m以下に対して8.03m、全長も要求値の12.6m以下に対して9.24mと、大きく下回るものであった。また、最大離陸重量も要求値の1,110kg以下に対して955kgと、約85%に抑えることに成功している。これらにより、運動性能の向上、ペイロードの増加、低い被発見率、低被弾性、空輸の簡素化を実現している。 OH-6は、胴体が独特な卵型をしており、胴体構造はトラス構造のA型フレームとキールがメイン・フレームとなっている。この構造は機体の頑丈さに貢献しており、ベトナム戦争では600機以上もの損失を出したが乗員の生存率は高かった。メインローターは4枚ブレードで、ハブに簡単なピンで取り付けられており、容易に折り畳むことができる。ローターブレードはアルミニウム製スパーに1枚のアルミニウム外板を接着した構造で、翼型はNACA0015、捻り下げは7度58分。また、各ローターブレードにはトリムタブが付けられ、ローター・ハブはフレキシブルな15枚のステンレススチール製の板ばねを重ね、十文字形に交差させたものをベースとし、この弾性と変形をうまく活かして従来のフラップ・ヒンジとフェザリング・ヒンジを代用するという独特なシステムを採用している。このローター・ハブの機構は、これまでの関節式のものに比べ、整備が単純化され、重量も軽減された上に操縦の応答特性も著しく改善されたという。テイルローターは2枚ブレードで、鋼管スパーにグラスファイバーの外皮を接着した構造となっている。テイル・ブームは細い円錐形のもので、後端にテイルローターほか、上・下の垂直安定板と右舷には30度の上反角を付けた水平安定板が装備され、高速飛行時の縦・横の安定性を高めている。ただし横風安定が良くなかったため、後に民間型ではT字型に改良され、軍用型にもフィードバックされた。 エンジンは、アリソン製T63-A-5Aターボシャフト・エンジンを胴体後部に47度斜め上向きの角度で搭載され、出力はトランスミッションの吸収出力に合わせて188kWに減格されている。エンジン排気は胴体後方に排出し、これによって胴体後部の気流を整えるとともに、わずかにではあるが前進力を得ている。 降着装置はスキッド式で、窒素式オレオ緩衝装置を組み込んで着陸時の衝撃を軽減し、スキッドや胴体下部の必要強度を低下させ、重量の軽減を図っている。 OH-6は基本的に非武装であるが、ベトナム戦争では胴体左側面にM134ミニガン1挺あるいはM129擲弾発射器1基を装備することもあった。アメリカ陸軍第160特殊作戦航空連隊で運用しているAH-6 リトルバードでは、胴体両側面にハードポイントが各1ヵ所ずつ増設されてハイドラ70ロケット弾ポッドやBGM-71 TOW対戦車ミサイルなどの装備が可能になっている。
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機体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:22 UTC 版)
「シュペルエタンダール」の記事における「機体構成」の解説
上記の経緯もあり、シュペルエタンダールはエタンダールIV-Mとの共通性が高く、機体のハードウェアは約90パーセントが共通である。差異の一つが高揚力装置で、主翼リーディングエッジ・フラップは翼端まで延長され、また付け根部分の後退角がわずかに減少している。これによって発着艦時の揚力を増大させると同時に、低速時の方向安定性を改善している。エンジンも、より強力なスネクマ製アター 8K-50 ターボジェットエンジンに変更されているが、アフターバーナーはもたないため、アフガニスタンのような高温・高高度地域での運用ではペイロードに制限を受けることになった。なおカタパルトのシャトルへの接続はブライドルワイヤを使う方式であるため、後にアメリカ海軍がこの方式を全廃して主脚のローンチバーを使用する方式に統一すると、アメリカ空母からは発艦できなくなった。 各種アビオニクス類も完全にアップグレードされており、機首にはアゲブ・レーダーを搭載した。これはトムソンCSF社とダッソー・エレクトロニク社が共同開発したXバンドのモノパルス・レーダーであった。またサジェム/キアフォット社製ETNA航法/攻撃システム、サジェム/キアフォット社製SKN602慣性航法装置なども搭載されている。このほかにも、クローゼ66 エア・データ・コンピュータと航法表示装置および兵装管理システム、トムソンCSF社製VE-120 HUD、戦術航法装置(TACAN)、電波高度計などを装備する。コックピット前方には空中給油用プローブの装着も可能になっている。また逆に、AFAIK空中給油ポッドを搭載して、空中給油機として行動することもある。なお本機のために1,100リットルの増槽が開発されたが、発艦重量の関係から、兵装を搭載する場合にはエタンダールIVと同じ625リットル増槽を搭載する場合が多かった。 1985年にダッソー社が発表した改修計画案では、艦載運用以外に不必要な一部器材を撤去し、その空きスペースを利用して最新の高性能攻撃/航法システムを搭載するものとしていたが、海軍からは更なる攻撃能力の向上が要求され、1986年から近代化改修が開始された。この近代化改修計画での最大の主眼は、核弾頭を装備可能なASMP巡航ミサイル携行能力の付与で、胴体中心線下に1発が携行できるようになった。また、レーダーもダッソー・エレクトロニク製アネモネ(フランス語版)に更新され、探知距離はほぼ倍増したほか、対地/対洋上モードやグラウンド・マッピング・モードが強化されている。さらに、コックピットにはHOTAS概念が導入され、HUDも22度の広視野型となり、TVあるいは赤外線画像の表示可能なラスター・スキャン型になっている。 航法装置ではサジェム/キアフォット社製慣性プラットフォームが追加され、兵装およびエア・データ・コンピュータはUAT90に変更されて演算能力が高められ、レーダー警戒受信装置、VCN65電子戦表示装置の装備などによって自己防御能力も強化された。機体フレームの強化も合わせて実施され、寿命飛行時間が6,500時間に延ばされた。 この改修型シュペルエタンダール(スタンダード2仕様)初号機は1990年10月5日に初飛行し、ダッソー社ではさらに2機の試作改修機を製作して実用化への飛行試験を実施し、1993年から量産改修作業が開始された。改修予定機数は当初、40機程度が予定されていたが、ラファールMの実用化が遅れたことから、54機に追加された。 なお、2003年には前方赤外線監視装置(FLIR)、地形参照航法装置を装備し、夜間作戦能力を向上させるスタンダード5仕様へのアップグレードが計画され、一部の機体への改修作業が開始された。 編隊を組んで空中給油するフランス海軍のシュペルエタンダール エグゾセASMを搭載して空母「フォッシュ」を発艦するシュペルエタンダール 空母「ロナルド・レーガン」に着艦するアルゼンチン海軍のシュペルエタンダール
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