プローブとは? わかりやすく解説

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probe

別表記:プローブ、プロウブ

「probe」とは、探る・調べる・精査するなどのことを意味する英語表現である。

「probe」とは・「probe」の意味

「probe」とは、探査する精査する調査などを意味する表現である。名詞動詞どちらでも使用することができるため、前後文章によって訳し方が異なる。

probeには他にも意味があり、医療現場でのprobeは、医療機器患者直接触れ部分のことを指す。超音波検査機器や、パルスオキシメーターなどの、直接体に当たる部分のことである。化学におけるprobeとは、目印役割を担う物質のことを指す。目的物質の検出を行う際に、目印として標識した物質を使うことがあるが、この物質化学分野でprobeと呼ぶ。例えとして、あるタンパク質検出したいときに、標識した抗体用いて検出することがあるが、この標識した抗体をprobeと呼ぶ。

「probe」の発音・読み方

「probe」の読み方はプローブであり、発音記号米国英語próʊbである。

「probe」の活用変化一覧

「probe」の活用変化は、動詞現在分詞probing過去形過去分詞がprobed、三人称単数現在がprobesとなり、名詞複数形がprobesと変化する

「probe」の語源・由来

「probe」は、ラテン語調査意味するproba語源であり、probaは、良いという意味を持つprobusから来ているため、probeには「良いかどうか調べること」というイメージがある。

「probe」の覚え方

「probe」の覚え方は、probeの語源が「良いかどうか調べること」であるということ覚えていると、probeが調査するという意味であることを覚えやすい。

「probe」を含む英熟語・英語表現

「プローブする」とは


「プローブする」とは、調査する精査するといった意味で使われる。プローブが精査調査探査などを意味する表現であるため、このように表現することができる。

「probe」を含む用語の解説

「PROBE試験/PROBE法」とは


「PROBE試験/PROBE法」とは、前向き無作為オープン結果遮蔽試験とも呼ばれている前向き試験一つである。このPROBEとは、Prospective Randomized Open Blinded End-pointのことであり、それぞれ前向き無作為オープン、エンドポイントブラインドという意味を持っている前向き試験無作為化行い試験の対象者には情報開示されるが、評価者には情報開示されず、提示され結果から、評価を行うといった試験である。前向き試験とは、疫学調査における試験一つであり、現在から未来向かって生じ現象観察する試験である。PROBE試験の特徴として、試験参加する対象者には情報開示して試験を行うことができるが、評価者には情報一切入らないため、盲検試験同程度信頼ができるとされている。PROBE試験デメリットとして、試験の内容不都合な結果出てしまった場合、それを対象者側が隠ぺいしてしまうと、そのような事実があったことすら評価者には伝わらないため、評価者その事実を知らないまま誤った評価をしてしまう可能性があるという点が挙げられるが、大規模な臨床試験ではランダム化比較試験二重盲検試験現実的に難しいため、試験の目的によって、適切に使い分けることが重要であるとされている。

「fluorescence probe」とは


fluorescence probe」とは、蛍光プローブのことである。蛍光プローブとは、特定の生体分子親和性高く蛍光に関する特性を持つ標識化合物のことである。この化合物用いて測定対象反応させることによって、対象物質を非破壊的に観測することができる。これによって、生体分子自体活性がん細胞などを特異的に検出することが可能になる

「probe」の使い方・例文

「probe」の使い方として、
Prove the cause of the accident.(事故の原因究明する
Use a probe to perform the inspection.(プローブを使って検査を行う)
・The asteroid probe was successfully launched.(小惑星探査機打ち上げ成功した
Mars probe landed safely on Mars.(火星探査機無事に火星着陸した
Detect biomolecules by fluorescent probes.(蛍光プローブによって、生体分子検出する
・PROBE study is as reliable as a blinded study.(PROBE試験は、盲検試験同等信頼性を持つ試験である)
などの例文挙げられる

プローブ【probe】

読み方:ぷろーぶ

探査精査

測定実験などのために、試料接触または挿入する針。探針(たんしん)。

生化学で、ある物質検出するために用い物質


プローブ

太陽系に関するデータ収集その他の目的宇宙打ち上げられる無人探査機。スペースプローブは、必ずしも地球に戻るように摂生される必要はない。

メタゾール

分子式C9H6Cl2N2O3
その他の名称メタゾール、ツニック、プローブ、ビオキソン、VCS-438、TunicProbe、Methazole、Bioxone、Chlormethazole、Probe-75、Metazole、Metazol、メゾプル、クロルメタゾール、プロベ、プロベ75、Mezopur、2-(3,4-Dichlorophenyl)-4-methyl-1,2,4-oxadiazolidine-3,5-dione、メサゾール
体系名:2-(3,4-ジクロロフェニル)-4-メチル-1,2,4-オキサジアゾリジン-3,5-ジオン


プローブ

ゾンデ棒のこと。バックカントリー三種の神器といわれている。

プローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/27 01:18 UTC 版)

プローブ (probe)




「プローブ」の続きの解説一覧

プローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/03 17:45 UTC 版)

核磁気共鳴分光法」の記事における「プローブ」の解説

試料対し電磁波パルス照射し、また試料磁化ベクトル検出を行うのがプローブである。外観円筒型装置上部投入した試料管を受ける凹みがある。この凹み周囲パルス照射およびシグナルの検出を行うためのコイル巻かれている。用い試料管が液体用か固体用か、また試料管の太さ違いによって使用できるプローブは決まってしまう。プローブはマグネット下部中央からマグネット内に挿入され、必要があれば交換することが可能である。

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「プローブ」を含む「核磁気共鳴分光法」の記事については、「核磁気共鳴分光法」の概要を参照ください。


プローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 15:52 UTC 版)

パワーローダー (パワードール)」の記事における「プローブ」の解説

索敵できない物陰等に投げ込んで索敵を行うポケット装備。ファストルック・ファストキル(敵に見つかる前に敵を見つけ、撃破する)を行うためには必須の装備である。

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プローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 23:35 UTC 版)

ノーザンブロッティング」の記事における「プローブ」の解説

ノーザンブロッティングにおけるRNA検出には、標的RNA一部または全部相補的な塩基配列核酸でできたプローブを用いる。プローブはDNAでもRNAでもよく、標的RNA相補的な最低でも25塩基対上のオリゴヌクレオチドであれば用いることができる。一般にin vitroでの転写反応によって作成されRNAプローブの方が、複数回の洗浄に耐え、バックグランドノイズ一部低減することができる。プローブは放射性同位体32P)、またはアルカリホスファターゼ西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)などを用いた化学発光による方法標識されるため、前者であれば写真感光後者であれば発光というかたちでプローブの存在する位置(すなわち、標的RNA存在する位置)を検出できる化学発光による標識方法は主に2つ分けられる。つまり、プローブを化学発光起こす酵素直接標識して検出する方法と、プローブを何らかの小分子例えビオチン)で標識し、それと結合する別の分子例えアビジンかストレプトアジビン)に化学発光起こす酵素例えHRP)を繋げてプローブと結合させることで化学発光起こす方法である。放射性同位体による標識比べ化学発光による標識短時間検出が可能で感度も高い。また、前者放射性物質を扱う事による健康への危険も伴うので、近年では放射性同位体用いた方法よりも化学発光用いた方法用い研究者が多い。一枚メンブレン最大で5回、異なるプローブによる異な標的遺伝子検出を行うことができること分かっている。

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プローブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 06:22 UTC 版)

バトルマニア大吟醸」の記事における「プローブ」の解説

プローブ(PROgramable Variable Enforcer)は、マニア背中装着される支援兵器パワーアップすると独立して飛行攻撃するスーパーウェポンもプローブから発射されるホーミング マニア左上を常に追いかけるロール マニア周囲回転するネガティブ マニア上下関係逆になるように移動する

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