PROBA
分類:人工衛星
名称:PROBA/(Project for On Board Autonomy)プローバ
小分類:技術開発衛星
運用機関・会社:欧州宇宙機関/ESA
打上げ年月日:2001年10月22日
打上げ国名・機関:ヨーロッパ共同
打上げロケット:PSLVロケット
打上げ場所:インド・スリハリコタ宇宙センター
国際標識番号:01049B
解説:
PROBA(搭載型自律システムプロジェクト)衛星は、ESAが将来の衛星技術の研究のために打ち上げた技術実証衛星です。32ビット耐放射線マイクロプロセッサなどを搭載し、これからの大型衛星にも利用できる製品や技術を検証するほか、できるだけ地上からの制御を減らして自律的に作業を行う設計になっています。
PROBAをよく知るためのアラカルト
1.どんな形をして、どのような性能を持っているの?
高さ80センチメートル、縦横の長さ60センチメートルの直方体の超小型衛星です。重量は94キログラム、設計寿命は3年です。小型高分解能イメージング・スペクトロメータ(CHRIS)、高解像度カメラ(HRC)、広角カメラ(WAC)、宇宙放射線環境モニター(SREM)などを搭載し、地上からの命令がなくても自律的に作業を進めるようになっています。
2.どんな目的に使用されるの?
これからの大型衛星に使用する部品やソフトなどが宇宙空間で使用できるか実証実験を行います。また、自動的に作業を進める衛星搭載ソフトの実験も行われます。
3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
打上げ後、テスト期間をおいて02年4月から科学データの収集をはじめました。
4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
2号が計画されています。
5.どのように地球を回るの?
近地点高度568キロメートル、遠地点高度638キロメートル、軌道傾斜角97.9度の地球を回る楕円軌道を97分で周回します。
プローバ
プローバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 22:31 UTC 版)
ウェハーレベルでの試験の際、電気を流すためにウェハーに針(プローブ)を当てるための装置。テスタと接続して用いられる。DUTのPADの位置にプローブを配置したプローブカードをDUT毎に交換して用いる。
※この「プローバ」の解説は、「半導体試験装置」の解説の一部です。
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