機体構成の詳細
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 05:02 UTC 版)
「ブラスト・ランナー」の記事における「機体構成の詳細」の解説
機体各部パーツは若干の余剰スペックを前提としたつくりとなっており、全部位を同ブランドで構成した機体やチップは、これを利用したチューンアップとなっている。 装備マウンター 武装に関しては、背部の上下、肩部後方2つずつ、ならびに腕部に搭載用のマウンター(武器収納装置)が設置されており、使用しない武器はこれらに搭載する。なお、肩部のマウンターは前後稼働式となっており、ブラストのマニピュレーターに届くように位置を調節する。前部のマウンターは要請兵器を使用する際の固定用として機能する。このマウンターは各ブラスト制作企業で同一規格となっているが、雷花シリーズなど一部のブランドは形状が異なる独自仕様を採用している。 全長5mであるブラストの大きさと多くの武装を搭載する事を考慮し、ほとんどの武器は収納時にコンパクトにするための変形機構を備えている。 ブラストの装甲 主に「NCメタル」と呼ばれるニュード合金が使用されており、ニュードと金属が細胞のように入り組んだ構造をしている。これはニュードを吹き付けることで損傷した部分を修復することが可能となっている。技術が進むにつれて、ベンノ・ナクシャトラ両社により特殊な人工ニュード結晶が開発され、それは重量・耐久力比においてNCメタル以上の強度を得られることから、次世代の装甲材として注目される。 ニュードの存在によって、上記の様な強固かつ「即時修復」することができる万能装甲であるが、逆にニュードに由来する対応策も存在する(電気的な干渉による強度低下、ニュードを使用した浸食劣化など)。最も損傷が上がるものとして、機体を循環するニュードの制御管理を司る頭部への損傷である。頭部が爆風ではなく銃弾など貫通しうるもので損傷した場合は、制御を離れた暴走ニュードによって損傷が度合いに応じて増大する(ボーダーブレイクにおいてヘッドショットが起きる理由)。 スラスター ブラストは、高速推進並びに跳躍・ホバリングの為のスラスターを搭載している。二脚型は腰部に1つずつ、ホバー型は浮上及び上昇用が底部に、高速推進用が後部に存在する他、着地用のランディングギアも存在する。 二脚型においては地上でのスラスター推進の為に末端部にローラーやキャラピラを採用しており、これでスムーズな移動を可能にしている。 ニュード・ディフレクター(N-DEF) 前述の通り、第三世代ブラストより組み込まれたバリア機能。高火力化するブラスト用火器への対抗策として開発された経緯がある。このような機能を第二世代以前の機体で使用するには、ニュード・ドライブの大型化、あるいは外部装置を装着しなければならなかったが、新型のフレームと装甲が採用され機体スペックが向上、機体単体に組み込む事を可能とした。頭部パーツからN-DEF用のエネルギーを吸引する事が解説されている。通常、上記のようなバリア機能が主だが、意図的に放出することで攻撃にも転用可能。 ゲーム上においては装甲とは別のダメージ補正を有しており、これにより爆発属性の攻撃に対して大きく減衰することが可能。ただし、ニュードによる減衰はあるが近接武器と言った銃器類ではない純物理兵器には効果が薄い。
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