HOTAS概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 08:23 UTC 版)
「軍用機のコックピット」の記事における「HOTAS概念」の解説
HOTAS(Hands On Throttle-And-Stick)とは、操縦士が空戦時などに頻用するスイッチ類を、まとめて操縦桿とスロットルレバーに装備し、親指・人差し指・中指で操作するシステムである(薬指・小指は細かい動作に向かないので使われない)。これにより操縦士がいちいちパネル類のスイッチに手を伸ばさなくても、手元で瞬時に兵装操作が行えるようになった。 取り付けられるスイッチ類は、ミサイルや航空機関砲の発射、対地・対艦の兵装発射、オートパイロットモードの変更、チャフ/フレア・ディスペンサー発射、通信機操作、スピードブレーキ開閉、目標コントローラーの表示などが行えるものである。
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