対地攻撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 01:31 UTC 版)
第一次世界大戦で用いられた投箭はフレシェット弾の原型ともいえるもので、はじめフランス軍によってドイツ軍兵士に対して使用された。次いでイギリス軍、ドイツ軍によって採用された。 攻撃ヘリコプターのAH-1やAH-64などに搭載されるハイドラ70ロケット弾には、M255、M255E1、WDU-4/A、WDU-4A/Aといったフレシェット弾を発射可能な対人弾頭(APERS)が存在する。 対地攻撃用ロケット弾CRV7に使用できるWDU-5002/B FAT(Flechette Anti-Tank:対戦車用フレシェット)は、タングステン合金で強化された鋼鉄製子弾5本でできており、10,000フィート (約3,000m)の距離からT-72の側面または上面の装甲を貫通できる。WDU-500X/B弾頭は、対人のみならず装甲兵員輸送車などの軽装甲車両やヘリコプターなどにも有効で、80本のタングステン製の子弾を放出し、1.5インチ(約3.8cm)の圧延装甲を貫通できる。
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