対地ミッションとは? わかりやすく解説

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対地ミッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:26 UTC 版)

トマホーク (ミサイル)」の記事における「対地ミッション」の解説

発射から中間誘導 水上艦であればMk143 装甲ボックスランチャーまたはMk41 VLSから、潜水艦であれば魚雷発射管またはVLSから射出され耐圧カプセル水面付近に達したタイミングで、固体ロケットブースタ初期加速をされ、ターボファンエンジン巡航する発射にあたっては、トマホーク武器システムサブシステムであるTWCS(トマホーク武器管制システム)が直接発射管制を行なうまた、攻撃計画地上司令部のTMPC(戦域任務計画センター)、あるいは艦上APS洋上計画システム)によって立案される。 誘導システム中心であるTERCOMは、電波高度計から得た高度情報を、事前に入力されレーダー地図照合しつつ、計画され飛行経路沿ってミサイル飛翔させてゆく。この経路には中継点がいくつか含まれており、この地点差し掛かるつど、事前計画に応じて高度と方位変え地形利用して迎撃探知回避しつつ、目標へと迫ってゆく。 ただ、速度せいぜい亜音速であり回避機動をとるわけでもないので発見されしまえば迎撃比較的容易である。また、探知されないわけではない発見されづらいため夜間攻撃が望ましい。 終端誘導 中間誘導までの段階では、TLAM-Nでも通常弾頭のTLAMでも違い全くない両者の相違現れるのは、その最終段階である終端誘導においてにある。 TLAM-Nでは、最終段階までTERCOMのみによって誘導され、その平均誤差半径 (CEP)は80mであるが、搭載するW80 核弾頭(5-200kTの可変威力型)からすれば、これは充分な数字である。 通常弾頭のTLAMには、追加誘導装置が加わる。この装置は、デジタル式情景照合装置(DSMAC:Digital Scene-Matching Area Correlation)と呼ばれ電子光学センサーにより地上スキャンし、事前に登録され情景比較しながら進路修正する。これら誘導システムによって得られる最終的な精度は、CEP 10mである。

※この「対地ミッション」の解説は、「トマホーク (ミサイル)」の解説の一部です。
「対地ミッション」を含む「トマホーク (ミサイル)」の記事については、「トマホーク (ミサイル)」の概要を参照ください。

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