対地ミサイルとは? わかりやすく解説

対地ミサイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)

ミサイル」の記事における「対地ミサイル」の解説

対地ミサイルは地上目標攻撃するミサイルである。1人で扱う小型のものから巨大なICBMまでさまざまな種類がある。 弾道ミサイル 大気圏上層大気圏外弾道飛行して目標到達するミサイル射程分類される明確な基準はない。ICBMだけはSALT-II射程5,500km以上の弾道ミサイル規定されている。核弾頭積んだ戦略ミサイル通常弾頭積んだ戦術ミサイルがある。大陸間弾道ミサイルICBM:英: intercontinental ballistic missile中距離弾道ミサイルIRBM:英: intermediate-range ballistic missile射程2,000-6,000km程度のもの。 準中距離弾道ミサイルMRBM:英: medium-range ballistic missile射程800-1,600km程度のもの。 短距離弾道ミサイルSRBM:英: short-range ballistic missile射程約800km以下のもの。スカッドミサイルもこれに入る。 潜水艦発射弾道ミサイルSLBM:英: submarine-launched ballistic missile射程長短かかわらず潜水艦から発射される弾道ミサイルはすべてSLBM分類される空中発射弾道ミサイルALBM:英: air-launched ballistic missile射程長短かかわらず航空機から発射される弾道ミサイルはすべてALBM分類される。現在までに攻撃兵器として実戦配備されたALBMは無いが、弾道弾迎撃ミサイル標的としてはいくつ実用化されている。 対艦弾道ミサイルASBM:英: anti-ship ballistic missile海上艦船対象したもの 地対地ミサイルSSM:英: surface-to-surface missile地上から発射される対地ミサイル。 空対地ミサイルASM:英: air-to-surface missile航空機から発射される対地ミサイル。 艦対地ミサイルSSM:英: ship-to-surface missile艦船から発射される対地ミサイル。地対地ミサイル(surface-to-surface missile)の略語SSM混同を防ぐため、艦対地ミサイル(ship-to-surface missile)を特に区別してShSMと呼ぶこともある。 対レーダーミサイルARM:英: anti-radiation missileレーダー攻撃するミサイル誘導装置通常の対地ミサイルとは異なるため、専用開発・運用される。主な目標地上配備レーダーであるが、巡洋艦などに搭載されている艦載レーダー攻撃することができる。航空機である早期警戒機レーダー波を探知するミサイル対空ミサイル分類される対戦車ミサイルATM:英: anti-tank missile対戦車ミサイルは、地上戦車装甲/非装甲車両攻撃することを主目的とするミサイルである。歩兵車両ヘリコプターから運用される運用上の制限から小型である事多く誘導能力が無い対戦車ロケット平行して配備されている。

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対地ミサイル

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ブロックスゾイド」の記事における「対地ミサイル」の解説

翼下懸架される。

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対地ミサイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:26 UTC 版)

潜水艦」の記事における「対地ミサイル」の解説

巡航ミサイルSLBM搭載した潜水艦陸上基地都市攻撃できる

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