実戦配備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 04:16 UTC 版)
1962年8月から実戦配備されたが、攻撃機型は2個飛行隊(VAH-1,VAH-7)にしか配備されず、実働任務としては母艦航空隊として数回地中海へ派遣された。また1962年11月のキューバ危機では、VAH-1のA-5Aはフロリダ州のキーウェストに展開し、キューバへの核攻撃をも辞さない、という合衆国政府の強硬姿勢を表明する一環を担った。 しかし、早くも1964年には実戦部隊での就役が終了し、1967年には後述のRA-5も含めて核攻撃任務から外されている。これは、ソビエトの防空体制の評価により、航空機の進入が困難と判断されたことと、潜水艦発射弾道ミサイルの実用化により海軍の戦略的核攻撃能力を航空母艦から弾道ミサイル潜水艦にシフトすることとなったためである。
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