対地観測衛星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 05:41 UTC 版)
対地観測衛星の技術習得のために1979年と81年にバースカラ衛星が打ち上げられた。これに続いてインドは農業、林業、水資源管理、環境、漁業、沿岸管理などの分野において国家の経済開発を助けるために独自の対地観測衛星の開発をはじめ、ISROがインドリモートセンシング衛星(英語版)(IRS)を開発を始めた。また、宇宙庁に国家天然資源管理システム(NNRMS)の枠組みの下、国家リモートセンシングセンター(英語版)が設立され、衛星の設計と収集データ拾得、データの他者への配分を担当することになった。IRSは1988年に1号機が打ち上げられた。 高分解能衛星の登場によって、都市・インフラ整備計画分野での新しい技術応用が可能になった。Cartosat-2A以降、IRS-1D(英語版)、オーシャンサット1号(英語版)、技術実験衛星(英語版)、リソースサット1号(英語版)、CARTOSAT-1、CARTOSAT-2(英語版)、CARTOSAT-2A(英語版)、CARTOSAT-2B、IMS-1(英語版)等が運用されており、これらの衛星はすべて太陽同期軌道に投入されている。
※この「対地観測衛星」の解説は、「インドの宇宙開発」の解説の一部です。
「対地観測衛星」を含む「インドの宇宙開発」の記事については、「インドの宇宙開発」の概要を参照ください。
- 対地観測衛星のページへのリンク