胴体・翼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:48 UTC 版)
「ボーイング737 AEW&C」の記事における「胴体・翼」の解説
737-800型の主翼に換えられたため、翼面積が拡大することで翼面荷重を減少させて高高度巡航を可能にし、翼内燃料タンクも増加することで航続距離が延伸した。主翼翼端のブレンデッド・ウィングレットは備わっていない(理由は後述)。大きなアンテナによる空力特性の変化が生じ、方向安定性を補うために「ベントラルフィン」と呼ばれる固定安定板が後部胴体の下部左右にそれぞれ1枚ずつ取り付けられている。フライングブーム方式による空中給油受油口が機首上面にあり、胴体右舷内壁に沿って燃料管が走っている。主翼には民間型には存在しない燃料投棄システムが備わっている。 胴体側面の旅客用窓はほとんどが塞がれており、中央の休息区画にわずかに残されたのみである。多くの搭載電子機器を冷却するために、胴体内を左右2本ずつ走る空調パイプは民間型よりも太いものになっている。
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