胴体後下部小翼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:56 UTC 版)
高迎え角飛行時の胴体乱流による垂直尾翼機能低下を補うため、胴体後下部に引き起こし時に滑走路と干渉しない規模・形状のベントラルフィンとも呼ばれる小翼が設けられることがある。現代では純粋にVやX字尾翼の機体は少なく、下部に小翼を追加するか下部翼を小型化する設計が主流である。例としてシーラス Vision SF50は機体上面に大きい、機体下面後部に小さい尾翼を配置する『上下非対称のX』もしくは『小型の下面尾翼を追加したV』である。また、MQ-9 リーパーは『上向きのV字』に下向きの小型垂直尾翼を1枚組み合わせた『Y字尾翼』となっている。
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