胴体・主翼・尾翼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:25 UTC 版)
「ブラックバーン バッカニア」の記事における「胴体・主翼・尾翼」の解説
機体は胴体の中ほどに主翼を配置した中翼機であり、胴体はエリアルールを適用して設計され、胴体下部には爆弾倉が配置されている。また胴体後端部のテイルコーンは左右に二分して開くエアブレーキとなっている。空母への格納時には機首レドームを左側に折り畳むと共に、エアブレーキを展開することで全長を短くするのにも貢献している。 コクピットはタンデム式であり、前席にパイロット、後席にオブザーバーが搭乗する。キャノピーは前後席で一体化されており、後方にスライドして開く。 主翼は後退翼であり、艦上機であることから上方に油圧で折り畳めるように設計されている。尾翼は、垂直尾翼の上端部に水平尾翼を配置したT字尾翼である。 展開された状態のエアブレーキ。 機首と主翼を折り畳んだバッカニアS.1。 主翼を折り畳むバッカニアS.2。主翼上面に多数のヴォルテックスジェネレータが設置されている。 後端部のエアブレーキを開くバッカニアS.2。
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