次期戦闘機
別名:次期主力戦闘機
英語:Fighter eXperimental、F-X
航空自衛隊が導入を検討している主力戦闘機の通称。
「次期戦闘機」の呼び名は計画時点における便宜的な呼び名であり、具体的な機種を特定するものではない。また、時期によって指す対象が異なる。例えば、2011年時点での主力戦闘機である「F-15」は第3次の次期戦闘機導入計画によって検討された、当時の「次期戦闘機」であったと言える。
2011年9月現在、第2次の主力戦闘機であり、老朽化に伴い退役が進められている「F-4」を代替する、第4次の次期戦闘機導入計画が進められている。9月26日に、各国の航空機メーカーから機体の性能・価格などをまとめた「提案書」の提出が締め切られ、候補が出揃った。
第4次次期戦闘機導入計画の候補となったのは、米国ロッキード・マーティンの「F-35 ライトニング II」、米国マクドネル・ダグラスの「F/A-18E/F スーパーホーネット」、英伊独西の欧州4ヵ国が共同開発した「ユーロファイター タイフーン」の3機種である。
2011年12月14日、政務3役会議が開かれ、「F-35」を次期戦闘機に採用することが内定した。
F-X
(次期戦闘機 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 22:31 UTC 版)
F-Xまたは、FX(えふえっくす)は、"Fighter-eXperimental"の略称で、次期戦闘機を指す。"Fighter-eXperimental"にさらに単語を加えて、3文字以上で1つの略語を作ることもある(例:TFX)。計画・概念を指すことが多いが、選定後から導入までの間、選定された特定の機種を指して使用されることもある。
航空自衛隊のF-X
韓国空軍のF-X
韓国空軍では、F-4 ファントムII(F-4DとF-4Eの一部)の後継として、アメリカ合衆国のF-15K スラムイーグル(F-15E ストライクイーグルを韓国の要求に合わせたもの)、フランスのラファール、ロシアのSu-35 フランカーE1、欧州のタイフーンと共に提案されており、韓国空軍は2002年3月に最終選考に残ったラファールとの比較の結果、F-15Kを採用すると発表した。この発表の直後に一部市民団体が、ラファールが機種評価でより高い点数をとったにもかかわらず脱落したことから、「アメリカ政府より圧力を受けたのではないか」と主張している。
次期戦闘機(二十試甲戦闘機)
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「烈風」の記事における「次期戦闘機(二十試甲戦闘機)」の解説
昭和20年(1945年)に計画が開始された機体。烈風系列の改良案が選定されている。計画のみ。
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