次期大統領選挙への不出馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:20 UTC 版)
「2011年イエメン騒乱」の記事における「次期大統領選挙への不出馬」の解説
こうした一連の反政府活動に、サーレハは減税や物価抑制策の発表、また貧困世帯へ現金の支給を行ったり、公立の大学における学費を免除するなどの政策を行うなど、不満をそらすための対応に追われた。大規模なデモを翌日に控えていた2月2日、先手を打つ形で議会において2013年の任期満了をもって大統領を退き、息子アフマドへの世襲もしないことを表明した。 だがあくまで大統領の即時辞任を求める野党側は2月3日のデモを予定通り実施し、「怒りの日」と呼称した。当初はタハリール広場にて行われる予定であったが、国民全体会議が呼びかけた大統領支持派が広場を埋め尽くしたため会場がサナア大学に変更され、それぞれに数万人が集まった。またこの日、アデンで行われた反政府デモに治安部隊が発砲した。3日にはハッカー集団アノニマスにより大統領のウェブサイトが攻撃され、一時閲覧不能となった。
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