グランナイツ
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天空侍 斗牙(てんくうじ とうが) 声 - 福山潤、千葉紗子(少年期) 17歳。グランカイザーのパイロット。身長173cm。 本作の主人公。赤ん坊の頃、両親を事故でなくしサンドマンの管理下にあった孤児院に預けられていた(後述するフェイとは同じ孤児院で育った幼馴染)。G因子が先天的に極めて強い。ゴッドグラヴィオン、アルティメットグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。 幼い頃、サンドマンに孤児院から引き取られ、グランカイザーのパイロットとなるべく訓練に明け暮れていた。以降、城から出たことがなかったため大変な世間知らず。多数のメイドたちにお世話されるサンジェルマン城の生活を当たり前と考えており、羞恥心に乏しい。女性ばかりに囲まれて育ったため、エイジと出会うまでは同年代の少年とは会ったことすらなかった。かなりの天然ボケで、悪気なく地雷を踏んだり、冗談を鵜呑みにしてしまうことなども多い。エイジとは一緒に城を抜け出して遊ぶなどしてよく行動を共にし、篤い友情を築いていった。エピローグでは結婚の意味をよく判らないが故にエイジに「結婚しよう」と申し出、周囲を騒然とさせた。また、琉菜とは幼少期に会った事があるが、琉菜の方はその事をずっと気にかけていた一方で、当の本人は覚えていない。 エイジのように自発的に行動することは少なく物語の中心となる場面も少ない。逆にゼラバイアとの戦闘は斗牙を中心に展開される。 二重人格めいたところがあり、普段はとても温厚で柔和かつ人当たりの良い性格だが、戦闘時は別人のように冷徹な戦闘マシンとなり、性格や言動も大きく変化する。これは対等な人間関係を形成できる環境にない状況で、偏った教育を施したことが原因である(グランカイザーのパイロットを務める為に必要な事だったとされるが、レイヴンからも「少々効果があり過ぎたのではないか」と苦言を呈されている)。その性格の変化に対し斗牙本人はほとんど自覚が無く、第1期終盤に仲間の犠牲さえ躊躇せず敵を倒そうとしたために、エイジに激しく責め立てられ、彼がグランナイツを一時離脱したことがきっかけで初めて自分の欠点に気付き、以降は改善しようと努めるようになる。その甲斐があり、戦闘中でも徐々に本来の性格を保てるようになっていった。 彼のモチーフは童話『ピノッキオの冒険』に登場するピノッキオであり、それゆえ物語では彼が人間になるまでの過程も描かれている。リィルに親切心からある事実を話してしまい、結果リィルを一時昏睡状態にしてしまう。「人の痛みが判らない」という自分の致命的な欠点を再認識して精神的に不安定になっている中、その後の戦闘でさらにエィナを失ったショックから一時逃亡。その際にフェイからグラントルーパー隊へスカウトされ、自暴自棄気味に誘いを受けようとしたがエイジとの殴り合いを経て思い止まり、グランナイツに復帰。最終決戦に際して幼い頃のサンドマンとの約束を思い出し、地球を守る「牙」となることを見出す。グランカイザーの力を100%引き出すことが可能な操縦技術はもとより、戦術面では的確に指示を出す。また、生身での戦闘能力もかなり高い。グランカイザー(グラヴィオン)の操縦方法のせいか、戦闘中は拳を突き出したりするなど動きが極めて多い。 好きな飲み物は、エイジと一緒に城から抜け出した際に知ったコーラで、後にリィルにも勧めたりしている。戦闘時のコスチュームは紫色。 大張によれば、当初名前は「闘牙」で、ギャップを出したかったと語っている。 紅 エイジ(しぐれ エイジ) 声 - 鈴村健一 17歳。GアタッカーおよびGeoミラージュのパイロット。身長178cm。 本作のもう一人の主人公。高校生。両親を早くに亡くし、親代わりで唯一の肉親である行方不明の姉、アヤカを捜していた。サンジェルマン城に侵入した時にゼラバイアが襲来、成り行きでグランナイツの一員となる。斗牙とは対照的に自発的に行動する事が多く、物語の中心に立つ場面も多い。作中ではGアタッカー、Geoミラージュの他にも一時的にグランカイザー、Gドリラー、ソルΣグラヴィオンと多数の機体を操縦している。多くの展開がエイジの主観視点によって進むが、後述のように普段の戦闘では活躍する場面はやや少ない。 正義感が強く、直情的な熱血漢。行動力とバイタリティに溢れているが、それ故に馬鹿をしでかしては琉菜やミヅキに鉄拳制裁を受ける事もしばしば。アヤカを捜すため、隙を見つけては謎と秘密の多いサンジェルマン城を探索している。極度の負けず嫌いで、斗牙への対抗心から訓練を繰り返したり、一時期抱いていた「グラヴィオンの足に過ぎない」と言う劣等感からグランカイザーに乗り込んでゼラバイアを撃退(身体的な負担が大きく戦闘後は消耗してボロボロになる)したり、『Zwei』第1話では脱衣ポンジャンで大負けして残りのグランナイツともどもメイド修行させられている。サンジェルマン城では貴重な男手として力仕事に駆り出されることも多い。 斗牙にとっては対等に接し、間違いも叱ってくれる初めての相手であり、親友として強い絆で結ばれている。エイジとの出会いが斗牙の人間的な成長のきっかけとなっており、他のグランナイツたちやアースガルツのメンバーにも多分に影響を与えている。三人のちびメイドには非常に好かれており、良い兄貴分として相手をしている。事実上の休学状態にある高校でも人気者で友人は多い。幼馴染みで同級生のユミから好意を寄せられている。小説版によれば、エイジ自身は自らをグランナイツを兄弟として仮定した場合の長男であると定義付けている。戦闘時は赤を基調としたコスチューム。 作中において斗牙に匹敵するパイロットとして成長を遂げていく。前期はあくまで可能性を示唆するに留まっており、Gアタッカーでもゴッドグラヴィオンでも専用装備は牽制攻撃のグラヴィトンミサイルだけ。後期ではソルΣグラヴィオンに搭乗しゴッドグラヴィオンとタッグを組んだこともある。ソルグランディーヴァの中心となるGeoミラージュへの搭乗を望まれたのも、グランカイザーのコアである斗牙の強い信頼を得ているためである。ソルグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。後期『Zwei』の主題歌「紅の牙」は、彼と斗牙をイメージして作られた曲となっている。 大張によれば、名字は『超人学園ゴウカイザー』の紫紅京介から、エイジはエッジからとのこと。 城 琉菜(ぐすく るな) 声 - 池澤春菜 16歳。GドリラーおよびGeoジャベリンのパイロット。身長156cm。 本作のヒロイン。沖縄県出身。元々は普通の学生だったが、G因子の保持者であったためサンドマンにサンジェルマン城に呼ばれ、グランナイツの一員となる。目が大きく赤毛のツインテールが特徴。 明朗快活且つ優しい性格ではあるが、少し乱暴なところもあり、馬鹿をしでかすエイジに鉄拳制裁を加えるのが役目。リィルの良き親友で、彼女の心に大きく影響を与えている。幼い頃に出会っていた斗牙に想いを寄せるものの、積極的になれずにいる。『ツヴァイ』前半にて、エイジとリィルの存在が斗牙に大きな影響を与えた一方で自分では斗牙を変えられなかった事を悟り、その胸には複雑な想いが去来した。最終決戦時には、リィルが自分が届かなかった斗牙の隣に立ち、斗牙と同じものを見ていることに気付き、身を引いた。エイジとは喧嘩友達で一緒にいることが多く「ドリル女」と揶揄されている(琉菜の帰省を中心にした第7話は「渚のドリル少女」)。 クッキーからはエイジに気があると誤解されているが、琉菜自身エイジに対してもまんざらではない節があり、小説版では、自分がEFAに囚われた際にエイジが来てくれると信じていたり、エイジ本人が本当に助けに来てくれた際に抱きつくなどの展開があった。エピローグにおけるサンドマンとアヤカの結婚式の際にも、エイジと結婚するのかと仄めかしたクッキーに対し、二人そろって必死に否定しながらも赤面している。 なお、母親は病死しており、父親はサンドマンの下で尽力していた先代のレイヴンである。地球襲来前のゼラバイア探索に向かい命を落としたことで、レイヴンの役割はエイジの姉であるアヤカが引き継ぐこととなった。 戦闘時は膝や胸元を露出したハイレグレオタードのピンク色のコスチュームを着用している。 ミヅキ・立花(ミヅキ・たちばな) 声 - 浅川悠 22歳。GストライカーおよびGeoスティンガーのパイロット。身長178cm。 グランナイツのメンバーの中では最年長者であり、Gストライカーの操縦のみならず、生身での白兵戦もこなす戦闘のプロ。エイジの姉、アヤカとは親友同士。「大人の女」を自称するように色気を振りまく言動や仕草を取る事が多く、一見男性を誘惑するのが好きな女性に見えるが実際は簡単になびく男は嫌いらしい。怒らせると怖く、琉菜以上に乱暴な一面を見せる事も。軍人としての能力は高い様子。 実は地球統合政府軍EFA(イーファ)の情報部に所属する軍人であり階級は中尉(少尉)。そのため後述するフェイとも顔なじみだった、その目的はEFAのため、グランナイツの内部偵察とグラヴィオンの設計データを取得すること(その結果グラントルーパーが完成した)である。その後任務を果たしてEFAに戻り引退状態だったが、アヤカやグランナイツへの未練からエイジや斗牙と共に琉菜を奪還し、グランナイツに復帰する。レイヴンの正体には最終決戦前に気付いていた模様。なお、前述のGナイツを兄弟とした場合ではエイジより年上の長女とされるが、ミヅキ自身は「長女はいつかお嫁に行ってしまう(近いうちにこの城を去る)」と語っており、自身がスパイであることを暗示していた。 酒癖はかなり悪く、酔うと周りの人間ばかりか動物であるロロットにまで絡み、『ツヴァイ』第二話ではその酒癖から騒動の発端になってしまった。爆乳で胸を強調した露出の高いコスチュームを普段から身につけ胸が露出して胸の先端が丸見え状態でも卓球に興じるなど、浴衣でさえも彼女独自の斬新な着方をしている。 ゼラバイアがグラヴィオン内部にまで侵入してきた際は触手にパイロットスーツの胸部を破かれてしまう。上手く避けられたことが幸いし胸に傷を負うことはなかったが胸の先端が露出したままの状態で戦闘続行せざるをえないなどの苦境も経験している。 西暦20XX年の近未来には彼女を彷彿とさせる人物が登場しているが別人とされている。一方で言動は非常に似ており各地で周囲に色気を振りまいているなど共通点も存在する。 エィナ 声 - 中原麻衣 外見年齢16歳。Gドリラーのパイロット。眼鏡をかけたメイド。154cm。 ドジで失敗も多いが何事にも一生懸命に取り組む性格。サンジェルマン城のメイド長でもある。気弱で泣き言を言う場面が多く、ゴッドグラヴィオンの合神時にもただ一人慌てている。斗牙が幼い頃から見守り母親としての役割と果たしてきたため、彼から並々ならぬ信頼を寄せられている。また、彼女も斗牙のためには命すら投げ出すことも厭わない。グランディーヴァ各機を「この子」と形容する特徴がある。 その正体は人造人間プロトディーヴァのコピーのボディである。容姿は何十年も変わっていない様子。眼鏡をかけているのは、アンドロイドの目を斗牙に見られないようにしているためである。『ツヴァイ』中盤、ゼラバイアにグランカイザーごと取り込まれた斗牙を救う為にプロトディーヴァモードを起動し、ライトドリラーで特攻を仕掛けて死亡する。しかし同時に記憶データが全て月のエィナツヴァイへと転送された。 戦闘時はフリルのついた淡いピンクのコスチュームを着用している。 大張りによれば、当初の名前は「エナ」だったが、「言いにくい」という理由から「エィナ」に変更されたエィナツヴァイ 声 - 中原麻衣 外見年齢16歳。Geoジャベリンのパイロット。サンドマンによって作られた人造人間プロトディーヴァであり、エィナの本体である。製造年数は50年。生み出されて以来、月においてソルΣグラヴィオンの中で眠っていた。コピーのエイナの死と同時に初めて覚醒し、ゴッドグラヴィオン中破の際のサンドマンの召喚に応じてソルΣグラヴィオンと共に降臨した。コピーの記憶データを全て受け継いでいる為、人格的にはコピーと同一人物である。一方、性格はコピーよりも前向きで明るく、気弱でドジな面も殆ど見受けられない。ミヅキからも「なんかキャラ変わってる」と言われている。髪の色が緑からピンクになっている他、眼鏡は掛けていない。エピローグではコピー時代同様にメイド姿になり、眼鏡も掛けている。『ツヴァイ』11話と最終話のみ、オープニングアニメのエィナのポジションにエィナツヴァイが据えられている。 なお、本編では一貫してエィナと呼ばれており、エィナツヴァイという名称はムック本『超重神グラヴィオン グラヴィトンアートワークス』(新紀元社)の設定資料による判明したもの。戦闘時にはハイレグレオタードタイプのコスチュームを装着する。 リィル・ゼラバイア 声 - 桑島法子 14歳。GシャドゥおよびGeoキャリバーのパイロット。152cm。 本作のもう一人のヒロイン。第一期当初はアニメ雑誌などで「謎の少女」と紹介され、戦闘には参加するものの、正体は不明であった。サンドマンによって、サンジェルマン城の南の塔に密かに保護されていたが、斗牙とエイジに見つかったのを機に、グランナイツのメンバーやメイド達にその存在が明らかとなる。 両親を失ったとされる事件の断片的な記憶以外の記憶を失っており、「おじさま」と呼んで慕うサンドマン以外には心を閉ざしていた。琉菜に握手を求められた際にも拒否して逃げ出す程であったが、琉菜の優しさやエイジの明るさに触れ、少しずつ周囲に心を開いていく。特に斗牙と琉菜とは後に呼び捨てにするほど打ち解け、エイジの事は兄のように思っている。当初はその断片的な記憶の影響で青い炎に対してのトラウマを抱えていたが、琉菜を始めとする仲間の支えで克服した。『ツヴァイ』の頃には随分表情も豊かになり、ギャグシーンでデフォルメ調の顔になった事もある。Gナイツを兄弟として見た場合に最も末妹となるのが彼女であり、小説版ではそのことに暖かさを感じつつも、サンドマンやエイジを初め、城の皆が自分に気を使っていることに申し訳なさを感じていた。その中で、自分を庇護するだけではなく常に対等の立場で接した斗牙に対しては、心を許し気の置けない間柄となった。 穏和で物静かではあるが、芯は強い。いつもロロットという名前のフェレットを連れて歩いている。紹介される以前に、脱走したロロットを探して夜の城を歩き回っていた事もあり、一時はメイド達に幽霊と思われていた。 戦闘時にほとんどの女性パイロットが露出の多いコスチュームを身につける中、リィルは青を基調とした全身タイプのスーツで肌の露出は一切ない。 その正体はサンドマンとヒューギ・ゼラバイアの妹ルフィーラの娘である。惑星ランビアス時代の育ての親はヒューギであり、娘が生まれていた事はサンドマンは知らなかった。ランビアスとセリアスが滅亡した後は脱出艇のワープの失敗によって眠ったまま数千年を過ごし(レイヴンとサンドマンは「時を超えた」と形容した)、現代の地球に流れ着いた所をサンドマンに保護された。ゼラバイアの記憶を覗いた事で「リィル・ゼラバイア」と言う本名を思い出し、精神的に不安定になっている最中に斗牙から自身の正体を知らされ、精神的ショックにより一度は昏睡状態に陥る。しかし再び集った仲間達の暖かさに触れて目覚め、伯父と戦う運命を受け入れていく。以降はサンドマンの事も「お父様」と呼ぶようになった。
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グランナイツ(登場メカ)
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「超重神グラヴィオン」の記事における「グランナイツ(登場メカ)」の解説
グランカイザー 全グラヴィオンの中核となる人型ロボット。 かつてサンドマンが開発したグランシグマを元に造られているが、戦闘用であるため「創星機」としての機能はない。サンドマンの承認により、斗牙の掛け声による「エルゴフォーム」と呼ばれる重力フィールド展開を行う。これによりグランカイザーの持つ武装の攻撃性能をアップさせることができる。グランカイザー単体での「エルゴフォーム」の展開に機体そのものによる時間制限は存在しないものの、搭乗するパイロットへの負荷が高いため、「エルゴフォーム」を発動できる時間は限られている。武装はグラヴィトンアークのみであるため、単独での戦闘時はパンチやキックといった格闘術を用いることが多かった。また、エルゴフォームの展開時に一瞬の隙が存在し、そこを突かれて窮地に陥ったこともある。開発・製造には250年の時間を要した。 グラヴィオンのパワーはグランカイザーによってもたらされていると言っても過言ではない。 基本的には斗牙の専用機だが、一度だけエイジが操縦した。また、酔っぱらったロロットが斗牙と一緒に乗り込んだこともある。 グランディーヴァ 単独での運用が可能であると同時に、グランカイザーおよびグランシグマと合神することでゴッドグラヴィオンおよびゴッドΣグラヴィオンとなる機動兵器の総称をグランディーヴァという。その操縦にはある程度以上のレベルのG因子を持ち合わせている必要があるため、パイロットは限られていた。 各種グランディーヴァは単体としても既存の兵器より優れた戦闘力を持ち、最新鋭の戦闘機ですらダメージを与えられなかったゼラバイアに対しても有効打を与えることができた。また、変形することで海中へ潜行することが可能である。Gシャドウ ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの胸部分になるステルス戦闘機型のグランディーヴァ。パイロットはリィル。初陣まで存在が伏せられており、当初は誰が操縦しているのか解らない謎多き機体として登場した。一時はミヅキにアヤカが乗っているのではないかと疑われていた。 非常に高いステルス性を持ち、光学迷彩を用いて機体を隠蔽することもできる。 Gドリラーと単独で合体可能。 Gドリラー ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの腕部になる重戦車型のグランディーヴァ。ドリル部分は螺旋状ではない。単独での飛行能力を持たないため、出撃時はGシャドウと合体する。パイロットは、琉菜とエィナ。Gドリラーの時にはコクピットがタンデム配置となっているが、合神時には左右の腕に分割するのにあわせて、それぞれの機体に移動する。一度だけエィナに代わって彼女に変装したエイジが搭乗した。カオリのミスで暴走したこともあり、その際にはサンドマンが操縦してゴッドグラヴィオンに合神した。 Gアタッカー ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの右脚部分になる攻撃機型のグランディーヴァ。パイロットはエイジ。バイクがそのまま収納できるぐらいにキャノピー部分が大きい。このため、第1話では逃走するためにエアバイクに乗り込んでみたら実はGアタッカーのコクピットだった、というトラップでなし崩しにセラバイアとの戦いに参戦させられる羽目になった。Gドリラーが暴走した時は琉菜とエィナも乗り込んで無理矢理三人乗りしていた。また、エイジがGドリラーに乗った時は代わりにエィナが操縦していた。ゴッドΣグラヴィオンに合体する際は、黒を基準としたカラーに色変えされている。 Gストライカー ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの左脚部分になる戦闘機型のグランディーヴァ。パイロットはミヅキ。全グランディーヴァ中最速の飛行性能を誇る。Gアタッカーと同じく、グランΣとの合体にあって黒色に変化している。 ゴッドグラヴィオン 地球防衛のためにサンドマンが開発したスーパーロボット。地球を守護する「盾」としての役割を与えられていた。 グランカイザーがGアタッカー、Gストライカー、Gドリラー、Gシャドウの4機のグランディーヴァと「超重合神」することによって誕生する。合神時および合神以降、常にエルゴフォームを発動しているため、高い戦闘能力を誇る。しかしグランカイザー以外のマシンにはエルゴフォームに耐えられる限界値が存在し、「重力子臨界数」という数値がゼロになると強制的に分離してしまう。作中に登場した全メカの中で最も多彩な武器を繰り出す。なお、「エルゴブレイク」の掛け声で分離する。 各種武装の操作にはスイッチの入力と音声認識方式を併用されている。ちなみに合神後も各コクピットハッチの開閉は容易で、作中では各パイロットが頻繁に移動していた。 初期はサンドマンの意向を汲んで各グランディーヴァには自動操縦システムは搭載されていなかったが、10話から「グランファントムシステム」による無人操縦が可能になった。ただし、グランファントムシステムを用いたまま合神した場合、ゴッドグラヴィオンの戦闘力はグランファントムシステム一つあたり10%ダウンしてしまう。 情報操作とニュース映像の改竄によって一般には「ゼラバイアの接近を予測した政府が極秘裏に開発したEFAの秘密兵器」として公表されており、ミリタリー系アングラサイトには「計28のパーツが合体して全高150メートル以上の超巨大ロボになる」などのガセ情報が出回っていた。 なお、作中では単にグラヴィオンと呼称されることが多かった。搭載武器 グラヴィトンアーク グランカイザーの額のスフィアより発射する重力光線。光線が大気圏外まで到達するほどの威力を持つが、大型のゼラバイアには通じないことが多かった。高須は勝手に「グラヴィトンビーム」と呼んでおり、トリアとブリギッタに訂正されている。 グラヴィトンプレッシャーパンチ、グラヴィトントルネードパンチ 機体を脚部のアンカーで固定し、ブースターを吹かしながら照準を合わせ発射するロケットパンチ。両腕を同時に撃つときは頭に“ダブル”がつく。グラヴィトンが略されることもあった。発射後はパンチに乗っているパイロットに操作が任される。プレッシャーは単純に腕を射出する攻撃、トルネードはドリルを展開して撃つ攻撃である。なお、発射後はドリラーパイロットの操作と重力子によるものらしき牽引ビームで引き戻される。基本的に琉菜の操縦するレフトドリラーが担当。序盤ではゼラバイアへの決定打として活躍していた。エィナのライトドリラーではあまり撃たれず、レフトドリラーと同時か、レフトドリラーが使用不可の場合に留められていた(技自体の難度も高く、シミュレーションでエィナが失敗するシーンがある)。 パイルトルネードパンチ トルネードパンチとして打ち出したレフトドリラーの後ろに、手を開いた形で打ち出したライトドリラーをぶつけ、二機分のブースターで威力を増したもの。接続部に噴射口がないため可能な荒業で、ライト、レフト両パイロットの連携が不可欠。ゴッドグラヴィオンへと合神せずに運用された際に、グランカイザーに下駄のように蹴り出されて使用されたこともある。 グラヴィトンバスター Gドリラー両脇に搭載された砲を、両手を組んで発射する。作中ではゼラバイアに対してあまり効果がなかった。 グラヴィトンミサイル Gアタッカーのメインウェポン。全力発射時の掛け声は「グラヴィトンミサイル・フルバースト」。初使用時はエイジがグラヴィティバルカンと間違えて撃ち、ゴッドグラヴィオン自身に当たってしまった。 グラヴィティバルカン Gストライカーと共通装備。近接時の牽制などに用いられた。使用回数は少ない。 グラヴィトンクラッシュ 背部ブースターで加速して右脚(Gアタッカー部分)で飛び膝蹴りを放つ、エイジと斗牙が繰り出した友情の必殺技。前期第6話で初披露したが、名前が出たのは前期第12話。直撃したゼラバイアが真っ二つに両断されるほどの尋常ではない破壊力を持つものの、機体フレームへの負荷も大きい。 グラヴィトンレーザー Gストライカーのメインウェポン。使用回数は少なく、「グラヴィトンミサイル・フルバースト」とともに撃つ場合がほとんどであった。 グラヴィトンヴァイパー 射出された柄から重力子の帯が伸びる鞭の様な武器。相手を拘束する等の用途で用いられた。 グラヴィティライフル Gストライカーから射出されるライフル。形状はライフルというより銃身の長い拳銃。 グラヴィトンソード 胸のエンブレムが展開して形成される片刃の剣。「ブレイズアップ」の掛け声で刀身に重力子を纏わせることで、ゴッドグラヴィオン単体最高クラスの威力を誇る「ブレイク・ザン」を繰り出す。「超重剣」のレプリカ。前期12話の戦いにてゼラバイアの攻撃で凍りつき、砕け散った。 グラヴィティクレッセント Gシャドウの翼からなる大型ブーメラン。威力は「ブレイク・ザン」と同等。照準はリィルが行う。なお、この機能はGシャドウ単体でも翼を刃とする体当たりで活用されている。ブーメランとして使用される時の掛け声は「グラヴィティクレッセント・シュート」。 グラヴィトンブレイカー ゼラバイアが対グラヴィオンに進化してきたことを受け、トリアが武装班の協力で完成させた武器。レスポンスには難があるものの攻撃力は折り紙付きとのことで、トリア曰く「大概の敵はなます切りにできる」。しかし一撃目で刃こぼれし、二撃目で防がれ、砕かれた。 超重剣 しろがねの牙とも呼ばれる剣。第1シリーズ最終話で初めて月からゴッドグラヴィオンのもとに転送された。対象を周囲の空間ごと切り裂き消滅させる超重斬を放てるが、使用と同時に重力子循環も臨界に達してしまう、6人のグランナイツが揃っていなければ使用できないなど制約は多い。使用時にはゴッドグラヴィオンも雄叫びを上げるような表情になり、同時にフェイスマスクを装着する。本来はソルグラヴィオンの装備である。 グランフォートレス グランカイザーおよびグランディーヴァの大型トランスポーター。グラヴィオンを上に載せて飛行することも可能。そのままゼラバイアに突撃することもある。武装はバルカンしか装備しておらず、まともに戦闘を行ったことは1度もないが、突撃時に翼に引っ掛けたりしたことはある。 ソルグランディーヴァ グランカイザーおよびグランシグマと合神することでソルグラヴィオンおよびソルΣグラヴィオンとなる新型のグランディーヴァをソルグランディーヴァという。 初登場時はソルΣグラヴィオンへと合神していたが、後に分離され、分離状態での運用テストを行った。その際、グランディーヴァより優れた性能であることが判明した。 なお名称のGeoはジオと発音する。Geoミラージュ ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの胸体になる重爆撃機型のソルグランディーヴァ。エルゴフィールドを発生させる機能を持ち、ソルグランディーヴァの中でも最も強力かつ危険な機体である。本来はリィルがパイロットになるはずであったが、サンドマンに託されたエイジがパイロットを務めることになった。なお、エィナツヴァイはこの機体の中で眠りに付いていた。 Geoジャベリン ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの両腕部になる重戦車型のソルグランディーヴァ。Gドリラーと違い、ドリルは一つしかないが、ミサイルポッドや飛行能力が追加された。パイロットは琉菜とエィナツヴァイ。 Geoキャリバー ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの右脚部になる戦闘機型のソルグランディーヴァ。当初はエイジが搭乗する予定であったが、エイジにGeoミラージュの操縦席を譲ったリィルが搭乗することになる。 Geoスティンガー ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの左脚部になる戦闘機型のソルグランディーヴァ。パイロットはミヅキ。 Gグラディウス ソルグランディーヴァが一つに合体した大型戦闘機。超重剣、ソルグラヴィトンノヴァ以外の武装を全て使用可能。エイジがメインパイロットを務める。機体上部にグランカイザー(グランシグマ)を搭乗させることが可能。後期10話で、ヒューギの巨大な立体映像にグランカイザーを乗せたGグラディウスが突っ込んでいくシーンがあるが、この時は跳ね返された。 ソルグラヴィオン ゴッドグラヴィオンが倒れた時のために開発された、強攻型グラヴィオン。ゴッドグラヴィオンより遥かに高い戦闘能力を持ち、地球を守護する「剣」としての役割を与えられていた。別名紅の牙、太陽神。 グランカイザーがGEOジャベリン、GEOスティンガー、GEOキャリバー、GEOミラージュの4機のソルグランディーヴァと「炎皇合神」を行うことによって誕生する。本機体合神時の掛け声は斗牙とエイジの二人で行う。この姿となることで、グランカイザーは「創星機」と同等の能力を発揮できるようになり、その力は惑星を壊すことも生み出すことも可能とする。ゴッドグラヴィオンと異なり、合神時および合神中のエルゴフィールドはGEOミラージュを中心に展開される。このエルゴフィールドには人の想いを力に変える機能があり、ソルグラヴィオンが高い戦闘能力を発揮できる大きな一因となっている。開発・製造に要した時間は200年。 ZweiのOPでは1話から登場するものの、本編で正式に登場する10話まではシルエットのみではっきりとは映らなかった。11話と最終話でのみ明確に描かれている。搭載武器 ソルグラヴィトンキャノン ソルグラヴィオンの両肩に搭載された砲。 ソルグラヴィトンノヴァ ソルグラヴィトンキャノンと胸の超重剣となるスフィアから放ったエネルギーを、正面に形成したレンズ上の重力場で収束し発射する。 ソルグラヴィトンクラッシャーパンチ 命中後、ミサイルを撃ち込むロケットパンチ。打ち出すのは右腕だが、『スーパーロボット大戦Z』では左腕を打ち出している。 ソルグラヴィトンブリンガー 左腕に装備したドリルに炎状のエネルギーを纏って攻撃する。 ソルグラヴィトンスパイラルクラッシャーパンチ 両手を組んで腕を合体させ、打ち出し、回転しながら突撃する。 ソルグラヴィトンミサイル Geoキャリバーの武装でもある、右脚から発射するミサイル。本編では未使用だが、小説版や『スーパーロボット大戦Z』において使用している。 超重剣 胸のエンブレムから柄と刃が伸びて完成する、ソルグラヴィオン最強の武器。ゴッドグラヴィオンが使用していたものと同一のものであり、本来はソルグラヴィオン用の武器である。ゴッドグラヴィオンと同様、超重斬を放てるが、使用には6人のグランナイツが必要である。なお、6人が同一機体に乗っている必要はない。 小説版ではゴッドグラヴィオンに準じたクレッセント等の装備も披露している。 グランΣ(シグマ) セリアスとランビアスの環境を改善させる「創星機」としてサンドマンが開発した機体およびそれを改修した機体。ソルグランディーヴァと合神し、ソルΣグラヴィオンとして月基地に封印されていた。 グランカイザーの原型となっているため非常に外見は似通っており、カイザーと同様に武装としてグラヴィトンアークを備える。地球に渡ってから改修が施され、グランディーヴァとの合神が可能となった。しかし、かつての戦闘で破損した左目は未だ修復されておらず、血の涙を想起させる(故郷を破壊した戒めのためにあえて修復していないといわれている)。 なおこの機体を核としたグラヴィオンはやたらと腕を組むポーズを取るという特徴があり、グランカイザーを核としたグラヴィオンと違いフェイスマスクは装備されていない。 デザインは、グランカイザーのデザイン没案を再利用したものである。 ソルΣグラヴィオン ゲートゼラバイアのもたらすゼラバイアの大軍を前に力尽きようとしていたゴッドグラヴィオンを救うべく、突如舞い降りた真紅のグラヴィオン。作中では「ソルグラヴィオン」と呼ばれ、グランカイザーが合神したソルグラヴィオンとは特に区別はされなかった。当初はエィナツヴァイが一人で操縦していたが、登場後はグランカイザー操縦経験のあるエイジに託された。 グランシグマがGeoジャベリン、Geoキャリバー、Geoスティンガー、Geoミラージュの4機のソルグランディーヴァと「炎皇合神」することで誕生するが、作中では合神済みで一度登場したのみで、以後、ソルグランディーヴァがグランカイザーと共に運用されるようになったため姿を見せる機会はなかった。 本機の「エルゴフォーム」は人の想いを力に変える機能を持っており、エィナツヴァイがGEOミラージュのパイロットを務めた際には、彼女の愛の心からマインドフィールドを発生させ、中破したゴッドグラヴィオンをほぼ瞬時に修復してみせた。 惑星一つを破壊できるグランシグマをコアにして、グランディーヴァの強化型であるソルグランディーヴァと合神しているため、その戦闘能力はゴッドグラヴィオンを遥かにしのぐ。この機体を生み出したサンドマンも、「最凶のグラヴィオン」と称していた。 なお、大統領はこの機体を「究極のグラヴィオン」、アレックスはこの機体を「グレートグラヴィオン」と、それぞれ胸の中で呼称しており、前者についてはサンドマン自ら先述のように訂正されている。また、常にフェイスマスクを装着しているソルグラヴィオンとは違い、グランΣをコアにしているためマスクは装備されていない。搭載武器 ソルグラヴィトンアーク 額のスフィアから放つ重力光線。ゴッドグラヴィオンのものとは段違いの威力であり、敵ゼラバイアの群れをなぎ払った。 超重剣 胸のエンブレムから柄と刃が伸びて完成する、ソルΣグラヴィオン最強の武器。 ゴッドグラヴィオンと共に使用することで真超重斬という広範囲への超重斬を放つことが可能。 ゴッドΣグラヴィオン グランΣとグランディーヴァ4機が「超重合神」した姿。カラーリングが黒を基調としたシグマ仕様になっている(GアタッカーとGストライカーのカラーが青から黒に変わっている)。パイロットはサンドマン。1人で操縦する都合上、シグマ仕様のグランディーヴァにはグランファントムシステムを搭載している。 カラーリングを除けば性能、外観共にゴッドグラヴィオンと大差がない(その為、アレックスには「ゴッドグラヴィオン」と呼ばれていた)が、本機はパイロットがサンドマン1人であるにもかかわらず、グランナイツ6人が搭乗したゴッドグラヴィオンと同等の力を発揮していた。搭載武器 グラヴィトンランサー ソルグラヴィオンの実戦投入に伴い、パイロット全員がソルグランディーヴァに移動したことによって超重剣が使用不可能となったため、代用として搭載された武器。しかしそれは代用とはいえないほどの威力を持つ。ゴッドΣグラヴィオン(グランΣ)の両腰に収納されている。相手をΣの文字に斬る「グラヴィトンブレイク」が必殺技。 神剣バルムンク DVD「グラヴィオンツヴァイ」のBOXパッケージでグランΣが持つ武器で、サンドマンが持つ杖と同じ形をしている。スタジオハーフ・アイから発売していた「最小変形ゴッドΣグラヴィオン」の通販特典として付属しており、クリアパープルの刀身に付け替えることができる。 本編未使用だが、ゲーム『スーパーロボット大戦Z』においては超重剣を除くゴッドグラヴィオンの各武装が全て使用可能となっている。同作では、ゴッドΣグラヴィオンの初登場時に、同時出演している『宇宙大帝ゴッドシグマ』の檀闘志也が「ゴッドシグマグラヴィオンだと!?」と驚きの声をあげており、ゴッドシグマを援護したときの専用台詞や、敵勢力に寝返った風見博士と交戦した時の台詞も用意されている。 アルティメットグラヴィオン グランカイザー、グランΣ、グランディーヴァ4機、ソルグランディーヴァ4機の、計10機が「最終合神(最凶合神)」することにより誕生する、最強(最凶)にして最後のグラヴィオン。本機の合神はサンドマンの承認を受け、斗牙の掛け声と共に行われる。 右腕と両足にドリル、左腕に超重剣、腰にグランΣの脚部が変形したキャノンを装備しており、ソルグラヴィオン以上に戦闘に特化した姿となっている。 グラヴィゴラスから重力子エネルギーをチャージして放つ必殺技「超重炎皇斬」は、発動時にアルティメットグラヴィオンが黄金色に光り輝き、火の鳥のような姿と化し敵に突進、一刀両断するものである。その威力はすさまじく、ゼラバイアの本星「ゴーマ」を一撃で破壊した。イワン曰く「もはや計算不能な強さ」。 ソルグラヴィオンを中心に、肩部にGアタッカーとGストライカー、腰部にGシャドウ、下駄にGドリラーを接続し、バックパックに変形したグランΣを背負う形をとっている。 ゲーム『スーパーロボット大戦Z』では使うことはできないが、超重炎皇斬使用時に姿を見ることができる。なおゲーム中では、超重炎皇斬はソルグラヴィオンとゴッドΣグラヴィオンとの合体攻撃となっている。 スタジオハーフ・アイのソルΣグラヴィオンにはオリジナルの武器「超重弾劾剣」が付属しており、アルティメットグラヴィオンに持たせることができる。超重弾劾剣のデザインは大張がこのアイテムのために描きおこしている。 グラヴィゴラス サンジェルマン城の真の姿である、超巨大宇宙戦艦。元々城であるが故に居住性は高い。主砲や艦首のドリルなど、数多くの武装を持つ。しかし、本編中ではゼラバイア本星からの衝撃波を防ぐことに尽力しており、その他の行動はほとんどとらなかった。 発進の瞬間まで、サンドマンとレイヴン以外、誰一人としてこのグラヴィゴラスの存在を知らなかった。グランシグマ(グランカイザーでも可能)を中枢に接続することで大気圏を離脱可能。
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