ゼラバイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 17:56 UTC 版)
突如地球に飛来した謎の金属生命体。ほとんどが異形の姿を持っており、一度特定の攻撃で破壊されても、その攻撃に対して強い特性を持つ「学習型」と、出現した地域の特徴に合わせて進化する「対応型」(こちらは「Zwei」にて登場)の2種類のタイプがある。その正体はヒューギ・ゼラバイアによって開発された自立行動型殺戮兵器「ジェノサイドロン」が暴走したもののなれの果てである。本来は惑星セリアスと惑星ランビアスの間で起こった戦争を終結させるために開発されたものであり、セリアスを一方的に滅ぼす事でランビアスを救おうとしていたが、制御装置を失った事で暴走し、セリアスもランビアスも滅ぼしてしまった。リィルを守ろうとしたヒューギにより、リィルを感知すると機能を停止するプログラムが施されており、純粋な破壊兵器と化した現在でもそれは健在である。 名称は学習型は不明、対応型は○○ゼラバイア(ともに公式HPにおいて)だったが、『スーパーロボット大戦Z』に登場したゼラバイアは全て監督の大張により正式な名称が付けられた。 ゼラヴィオン 正式名称は「業魔神 ゼラヴィオン」。ヒューギ・ゼラバイアが創星機を制御するために作った最強のゼラバイア(ジェノサイドロン)。最終決戦に際し、ゴーマ内部にてソルグラヴィオンと対峙する。滅亡した惑星セリアスと惑星ランビアスのエネルギーはこのゼラヴィオンに内包されており、その圧倒的な力でソルグラヴィオンすら圧倒した。青い炎に金色のグランディーヴァが合体したような姿をしており、赤い炎であるソルグラヴィオンと対をなす姿を誇る。他のジェノサイドロンの例に漏れず、ヒューギの姪であるリィルを感知すると機能が停止することが唯一の弱点であり、リィルが決死の覚悟でその身を晒した際には容赦なく剣を振り下ろそうとしたが寸前で止まり、その隙にソルグラヴィオンの超重剣エルゴストームを受けて完全に破壊された。必殺技は、非実体剣のゼラヴィトンソードと、口から放つゼラヴィトンアーク。 ZweiのOPではゴッドグラヴィオンやアルティメットグラヴィオンと戦っているシーンがあるが、本編ではソルグラヴィオンとしか戦っていない。また、大張はDVD特典のブックレットにおいて、「ゼラヴィオンにグランΣを合体させたら最強になる」と語っている。 原作では無人運用だったが『スーパーロボット大戦Z』ではヒューギが乗っている。 ゴーマ ゼラバイアの本拠地である巨大な惑星。実は惑星そのものが巨大なジェノサイドロンであり、最終決戦で姿を現した。 主であるヒューギを失い、暴走してジェノサイドロン形態に変形。地球を消し去ろうとしていたが、アルティメットグラヴィオンの超重炎皇斬の前に敗北する。これによって、ゼラバイアは完全に全滅した。
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