米中首脳会談以降とは? わかりやすく解説

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米中首脳会談以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 05:57 UTC 版)

米中関係」の記事における「米中首脳会談以降」の解説

2017年4月7日マー・ア・ラゴ米中首脳会談で、アメリカトランプ大統領中国習近平総書記経済外交安全保障法執行サイバーセキュリティ社会文化4つ分野に及ぶ「米中包括対話」に米中戦略経済対話発展的解消することで合意し米中貿易不均衡是正する100日計画」の策定一致した米中北朝鮮問題連携することで一致し、習総書記米中首脳会談同時に行われたシリアアサド政権への武力行使について理解示したとされ、国連安保理でのシリア非難決議採決中国棄権した際はトランプ大統領は「素晴らしい」と称賛した会談後、トランプ大統領選挙中に訴えていた中国を「為替操作グランドチャンピオン」 と批判して就任初日為替操作国即時指定するとした公約撤回し北朝鮮問題協力得られれば貿易交渉中国譲歩して中国有利になるよう取り計らうとも述べたトランプ大統領米中首脳会談交わした会話内容を『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビュー話し習近平が「朝鮮半島中国一部だった」と発言したことを明らかにし、「習近平主席中国朝鮮半島歴史について話した数千年の歴史数多く戦争について朝鮮は実は中国一部だった」「朝鮮実際に中国一部だった(Korea actually used to be a part of China)」「習主席から中国韓国歴史について聞いた北朝鮮ではなく韓半島全体の話だった。(中国韓国には) 数千年の歳月の間、多く戦争があった」「(習主席歴史講義を)10分間聞いて北朝鮮問題が)容易ではないことを悟った」と語った。これに対してファン・ギョンムン(南カリフォルニア大学)は、「韓国中国属国だったという認識中国本土ではいくらか信頼得ている」と述べている。 中国対す厳し貿易政策推し進めるとされた国家通商会議廃止され改組されてからは貿易摩擦激化懸念後退したという見方がされた。大統領就任前中国刺激した台湾蔡英文総統との電話協議習近平総書記との良好な個人的な関係から再会談には応じないとする意向示し台湾へ武器売却遅らせてることについて批判する声も出ており、トランプ政権初の台湾へ武器売却には大型兵器含まれず、習近平総書記を「中華民国総統」とホワイトハウス間違えて紹介したことからトランプ政権中台問題への理解一部では不安視された。4月12日記者会見ではロシアとの関係史上最低と評する一方で中国と関係改善進んでることを述べた5月10日には2016年トランプ大統領当選後から「航行の自由作戦」が途絶してることに米議会から懸念の声上がりアメリカ軍からオバマ政権続けられてきた同作戦の南シナ海での実施要請された際にもアメリカ国防総省はこれを3度拒否している。同年5月24日になってトランプ政権初め同作戦を実施した報じられた際にも米国防総省はオバマ政権違って公表しなかった。習総書記トランプ大統領災害時捜索救難活動米中合同演習強化合意し2017年11月実施された。 2017年5月11日トランプ政権ウィルバー・ロス商務長官スティーヴン・マヌーチン財務長官中国汪洋国務院副総理共同議長とした米中包括的経済対話合意した100日計画」の第一弾として10項目を発表しそのうち1つである習近平総書記国策掲げ一帯一路国際協力サミットフォーラム(英語版)への代表団派遣決定し出席した米国代表団中国掲げ経済圏構想である一帯一路への協力表明したトランプ自らも一帯一路への協力米国オープンであると述べてる。トランプ大統領の上顧問元中情報局CIA長官のジェームズ・ウールジー(英語版)はAIIBへの米国不参加前任バラク・オバマ政権の「戦略的失敗」と批判してトランプ政権中国一帯一路に「ずっと温かくなる」との見通し述べていた。トランプ政権になってから北京アメリカ大使館などで米国企業中国国有企業集めた一帯一路での米中協力テーマとした会合が行われるようになった2017年6月1日、「中国ロシアインドは何も貢献しないのに米国何十ドルも払う不公平な協定だ」 としてアメリカオバマ政権時代米中協力象徴だったパリ協定から離脱する表明した。これはアメリカ国内でも反発呼びワシントン州ニューヨーク州カリフォルニア州トランプ政権から独立してパリ協定目標取り組む米国気候同盟結成し、さらにマサチューセッツ州など他の7州も加盟し、その立ち上げ主導したカリフォルニア州知事ジェリー・ブラウン直後訪問した中国中国政府アメリカに代わって気候変動対策リーダーシップ握ったとして中国協力する として中国クリーンエネルギー技術パートナーシップを結び、一帯一路構想へのカリフォルニア州参加表明したまた、6日北京での第8回クリーンエネルギー部長級会議英語版)に出席 するためトランプ大統領パリ協定離脱表明直後中国出発したアメリカ合衆国エネルギー長官リック・ペリーは、中国気候変動対策リーダーシップをとることを歓迎 するとしつつアメリカクリーンエネルギー技術分野などでリードしてると述べ中国張高麗国務院副総理との会談クリーンエネルギーでの米中協力一致 するも一地方自治体対するものでは異例厚遇であった中国習近平国家主席総書記)との会見行ったブラウン州知事との対応の違いが米メディアで注目された。 2017年6月2日国際連合安全保障理事会トランプ政権では初となる対北朝鮮制裁強化決議全会一致可決した決議トランプ政権下で初め米中協力したものとされ、ロシア賛成得たトランプ度重なる北朝鮮ミサイル発射を「中国無礼だ」と批判し北朝鮮は「米中裏部屋で勝手にでっち上げた」と決議反発した同年8月5日にも米中石炭鉄鉱石などを全面禁輸する制裁強化決議協議しロシア賛成得て安保理全会一致可決された。ニッキー・ヘイリー国連大使は「中国重要な貢献感謝したい」と演説し、「中国口先だけで何もしない」と苦言呈していたトランプ大統領も「中国ロシアも我々と一緒に投票した北朝鮮に対して過去最大制裁だ」と述べ、中露に謝意表明した2017年6月21日アメリカティラーソン国務長官ジェームズ・マティス国防長官中国楊潔篪国務委員房峰輝中国人民解放軍総参謀長共同議長とした初の米中外交安全保障対話が行われ、北朝鮮問題南シナ海問題などが話し合われ平行線辿ったものの、新たな軍事協力模索一致しテロ対策ではISILと戦うイラクへの中国政府支援評価された。 2017年7月4日北朝鮮ICBM発射した称する実験に対して「この男(金正恩)は他にやることないのか」「日韓忍耐できなくなり中国はこの無意味なことを終結させるだろう」と批判し6日には中国取り組みの不十分を指摘しつつ「協力決し諦めない」と述べ7月8日米中首脳会談では習近平総書記対北朝鮮制裁措置感謝して「私とあなたが望むより長期化するかもしれないが、最終的に解決する」と述べた21日には北朝鮮でのオットー・ワームビアアメリカ人拘束を受け、アメリカ国民北朝鮮へ観光禁止アメリカ国務省による渡航審査発表しアメリカ人北朝鮮ツアー行ってきた中国の旅行会社に渡航禁止措置通知した2017年7月13日中国政府の対応国際的な問題となっていた劉暁波死去直後にはトランプ大統領はこれを無視して習近平絶賛する発言行った7月19日第1回米中包括経済対話が行われ、貿易不均衡是正具体策まで合意できず記者会見中止するも、期限迎えた100日計画に代わる1年計画」の策定一致した2017年9月3日北朝鮮水爆実験受けて行われた6日米中電話会談についてはトランプ大統領は「習氏は100%私に賛成してくれた」と述べ12日には国連安保理原油輸出数量制限天然ガス繊維輸出入北朝鮮労働者新規就労許可更新などを禁止する制裁強化決議全会一致可決されアメリカヘイリー国連大使は「今回決議トランプ大統領習近平総書記の間で築かれた強い関係なしにはありえなかった」と中国謝意表明した同時期に香港での中国国営企業中信証券中国語版の子会社CLSAグループフォーラム出席したトランプ助言者の一人で元アメリカ合衆国首席戦略官・大統領上級顧問スティーブン・バノンは「トランプ大統領は習総書記よりも尊敬してリーダー世界にいない」「北朝鮮問題米中二国間解決策見出すのを望む」 と発言し習近平腹心である王岐山中南海90分間秘密会談も行った18日米中電話協議ではトランプ大統領と習総書記北朝鮮へ圧力最大化一致し19日国連総会ではウクライナ東部南シナ海問題にも触れつつ制裁賛成した露に謝意述べてさらに北朝鮮孤立化させる必要性演説したまた、トランプ大統領北朝鮮取引のある企業個人資産凍結などの制裁課し北朝鮮取引する海外金融機関アメリカから排除する大統領令発動した際には「海外銀行米国を選ぶか、北朝鮮ならず者政権を選ぶかを迫られる」と表明して中国人民銀行自国銀行北朝鮮との取引即時停止指示してることを称賛した2017年9月28日アメリカティラーソン国務長官劉延東国務院副総理共同議長とした初の米中社会文化対話が行われ、新型インフルエンザ対策米国中国人留学生受け入れ拡大などの協力一致した同年9月30日2017年北朝鮮危機の中、ティラーソン国務長官訪問先中国で「対話意思があるか打診してる。意思疎通できるチャンネルはある」とトランプ政権では初め米朝水面下での接触認めたことで注目されたが、直後トランプ大統領は「対話交渉時間の無駄である。長官エネルギー浪費してならない」と否定しており、対話による解決求めてきた中国配慮したとする見方もある。同時期、当初計画されたイヴァンカ・トランプ補佐官と夫のクシュナー大統領上級顧問中国訪問中止され首都ワシントンDC行われた国慶節記念式典夫婦揃って出席して訪米してる中国劉延東副総理会見したイヴァンカらの訪中取りやめは、中国との非公式な関係が政権逆風となることを懸念したハーバート・マクマスター国家安全保障問題担当大統領補佐官ジョン・フランシス・ケリー大統領首席補佐官同年11月予定するトランプ大統領の公式中国訪問優先したことによるとされている。 2017年10月2日2016年4月南シナ海問題を巡る対立香港への寄港拒否されていた原子力空母ロナルド・レーガン3年ぶりに香港寄港認められ北朝鮮牽制した。寄港中には第七艦隊司令官のマーク・ドルトンと中国人民解放軍幹部会談調整された。その後空母レーガンアメリカ軍戦略兵器集結させている朝鮮半島向かい11日トランプ大統領北朝鮮へ対応について中国はとても協力的だと思う」と述べた2017年10月4日ジェフ・セッションズ司法長官、エレイン・デューク国土安全保障長官代行郭声琨中国公安部部長議長とした第1回米中法執行サイバーセキュリティ対話が行われ、不法移民汚職容疑者送還サイバー犯罪取り締まりなどが話し合われた。 2017年10月22日FOXインタビュートランプ大統領は「習主席中国のため、私は米国のために動く。中国は我々に非常に協力的特別な関係にある。党大会で彼は歴代指導者になかったものを与えられる正直に言ってそれまで静かに見守りたい。彼がそれを手にすることを私も望むし、値するとも思う。彼は良い男だ」と述べて習政権への権力集中化を歓迎した25日中国共産党第十九回全国代表大会と1中全会閉幕した後はトランプ電話会談習近平総書記祝福して北朝鮮貿易問題協議しツイッターでも「並々ならぬ栄達お祝いした」と述べた。その直後に再びFOX行われたインタビューでもトランプは習主席を「彼は非常に良い男だ。強大な力を手にした彼を『中国の王』と呼ぶ人たちもいるだろう」と称え、「ロシアは我々の邪魔をしているが、中国は我々を助けてくれてる」と述べた11月6日アジア歴訪中の日米首脳共同記者会見では「習主席素晴らしい関係を築いて友人」と述べツイッターでは「韓国国会での演説終えて中国行き偉大な政治的勝利をおさめた主席と会うのを楽しみにしてる」と呟いた2017年11月8日には、韓国の国会での演説で「我々をなめるな、試すな。愚かに米国決意試して滅びた政権歴史上いくつもある」「北朝鮮は人が住むに値しない地獄だ、あなた(金正恩)の祖父描いた地上の楽園ではない」 として北朝鮮孤立化させるよう中国ロシア名指し求めた同日トランプ大統領の公式中国訪問あわせてボーイングGE・ハネウェル・ゴールドマンサックスなど大企業CEO財界人構成され使節団訪中し、使節団率いたロス米商長官中国汪洋国務院副総理同席のもと90ドル規模契約人民大会堂調印された。当初使節団への参加希望者は100社を超える最終的に29社が選ばれとされる一方でクアルコム除いて使節団に加わらなかった傾向 があるIT企業ではAppleティム・クックマイクロソフトビル・ゲイツなどの経営者同時期にアメリカ政府動きとは別に相次いで訪中して注目された。9日には「対中貿易赤字中国責任はない。貿易不均衡拡大防げなかった過去政権のせいだ」 として米中両国首脳立ち合いのもと超大型商談調印されたことをトランプ表明し、習主席一帯一路への協力一致し成立した2500ドル規模商談中にはシルクロード基金GE共同投資プラットフォーム など一帯一路関連のものもあった。北朝鮮へ圧力強化一致 しつつ「米中関係は最も重要だ両国問題だけでなく、世界的な問題解決でも協力したい」と述べた訪中した際は孫娘アラベラ漢詩暗唱して動画を習主席と彭夫人披露し晩餐会ではスクリーン大写しされた。人権問題には「個人の権利法治主義改革提唱し続ける」とだけ触れ中国国営環球時報はこれを歓迎し中国人権活動家胡佳は「完全に中国やり方乗せられており、非常に残念だ」と述べた11日には訪問先ベトナムで「貿易赤字は習主席のせいではない。我々のかつての代表の責任だ」「習主席は非常に強く賢明な人だ、私は彼が大好きだ毛沢東以来最も強力な中国指導者だ、いくつかの人は毛沢東以上と評してる」「中国北朝鮮圧力強めるだろう」 と記者述べた11月15日アジア歴訪から帰国したトランプは、中国の習主席北朝鮮脅威であることと問題解決時間限られてることを確認して協力引き出し貿易問題でも米中企業巨額商談成立米国雇用もたらす歓迎してアメリカ食い物にされる時代終焉した」と述べ各国とも北朝鮮へ圧力最大化一致し米軍韓国軍幹部軍事的選択肢協議 した成果強調する声明発表したまた、万引き中国逮捕されカリフォルニア大学ロサンゼルス校バスケットボール選手帰国し選手達の釈放要請していたトランプ大統領は習主席感謝述べるも、選手父親トランプ大統領感謝しなかったことから「とても恩知らずだ。選手らを監獄残しておくべきだった」と唾棄した。11月20日トランプ大統領アメリカ人大学生オットー・ワームビア事件を例に挙げて北朝鮮世界脅してるだけでなく、引き続き国際テロ支援している」「もっと何年前に指定されるきだった」として北朝鮮9年ぶりにテロ支援国家に再指定することと追加制裁意向表明した。本来アジア歴訪からの帰国直後発表されるはずが遅れたのは特使派遣した中国面子立てたためとされる2017年12月12日ティラーソン国務長官朝鮮半島有事想定した確保難民対策38度線越えた米軍撤退など具体的対応を中国協議してることを初め表明した2017年12月18日発表されトランプ政権初の国家安全保障戦略では「原則ある現実主義」「力による平和」を掲げ中国ロシアと並ぶ米国国際秩序挑戦する修正主義国家」「競争相手」と呼ぶ一方で米国国益を守る前提両国協力目指す」と述べイラン北朝鮮のようなならず者国家」と区別した2017年12月22日米中協議 により石油精製輸出の9割削減24ヶ月以内北朝鮮労働者本国送還盛り込んだ対北朝鮮制裁強化決議議長国日本ロシア賛成得て国連安保理全会一致可決され制裁違反可能性がある船舶対す臨検及び拿捕義務化新たな核実験ミサイル発射があればさらに北朝鮮へ石油供給制限するとの表現初め記載された。 2018年1月16日カナダのバンクーバーティラーソン国務長官呼びかけ により国連軍派遣国中心に日本韓国なども参加した外相会合開かれ平昌五輪向けた南北対話非核化対話進展することを期待しつつ「完全で検証可能かつ不可逆非核化」まで北朝鮮圧力継続する方針盛り込んだ議長声明発表されロシア中国名指しで「重要な役割特別な責任を持つ」として制裁履行求めて北朝鮮対す海上阻止行動強化国連安保理超えた自制裁の検討でも一致した。この会合に対しては中露だけでなく、北朝鮮も「新たな戦争火種」と反発したまた、この会合先立つ夕食会マティス国防長官情勢次第外相会合から国防相会合発展するとして「アメリカには北朝鮮との戦争計画がある」と言明 し国連軍参加国・関係国軍事面連携一致した19日マティス国防長官は「アメリカ国家安全保障優先課題テロリズムではなく大国間の競争」として中国ロシア競争相手位置づける新たな国家防衛戦略発表した31日トランプ大統領は初の一般教書演説北朝鮮異例の5分超 にわたって非難するも、中国ロシアは「我々に挑戦する競争相手」と一言だけ触れた同年3月3日には中国波紋呼んでいた習主席任期撤廃案について「中国は偉大で、習主席偉大な紳士だ。素晴らしい。我々もいつか終身大統領試してみようか」と冗談交じり称賛しホワイトハウス報道官サラ・ハッカビー・サンダースも「中国決めること」と論評避けた2018年3月6日北朝鮮非核化に向けアメリカ対話意欲示したことを受けてトランプ大統領は「制裁中国大い助けてくれたからだ」と述べた9日には訪朝した韓国特使鄭義溶との面会後に「金正恩単なる凍結でなく、非核化韓国の代表に言った北朝鮮ミサイル実験この期自制する大きな前進だ。合意するまで制裁続ける。会談計画中だ!」と表明し日本安倍首相中国の習主席相次いで電話協議して完全かつ検証可能で不可逆的な非核化まで圧力制裁維持することを確認して中国引き続き助けてくれる」と述べサンダース報道官米朝首脳会談は「非核化具体的な行動前提」と述べ25日最高指導者就任後の初外遊中国訪れた金正恩委員長会談した総書記からメッセージ受け取りトランプ大統領は「金正恩北朝鮮国民人類のために正し選択を行うのは今がいい機会だ。我々の会談楽しみだ中朝首脳会談大成功させた習主席から金正恩が私と会うことを楽しみにしてると伝えられた。同時に残念ながらそれまで最大限制裁圧力何があっても保ち続ける!」と述べたまた、習近平トランプアメリカ中国・北朝鮮韓国の4カ国による平和協定を含む「新たな安全保障枠組み」をアメリカ提案したとされ、2018年南北首脳会談米中署名した朝鮮戦争休戦協定を平和協定にすることで韓国北朝鮮合意された際は「朝鮮戦争が終わる。アメリカは誇るべきだ。私の親友である中国の習主席多大な助力忘れない。彼がいなければ解決は遠のいた」と述べるも、隠然影響力行使して北朝鮮駆け引き利用してることに対しては「習主席世界一流のポーカープレイヤー」と評した2018年3月22日トランプは「習主席尊敬し中国友人と思う」 と前置きしつつ「対中貿易赤字はどの国も経験してない史上最大貿易赤字だ」 と表明して7か月間の中国の知的財産権問題をめぐる調査も基にスーパー301条による中国製品への関税賦課アメリカ合衆国通商代表部USTR)に指示する覚書署名し4月3日USTRパーソナルコンピュータスマートフォン衣料品などといった輸入額の大き消費財除外しつつ産業用ロボット小銃爆弾医療機器電気自動車半導体などの中国製1300品目500ドル相当)の特定発表し、翌4日中国大豆自動車一部航空機牛肉などアメリカ製品160品目に同じ25%関税課す計画報復したことに対してトランプは「米中貿易戦争起きてない。愚か無能な歴代米国政府戦い、既に負けている」と述べロス商務長官やマヌーチン財務長官ピーター・ナヴァロ通商製造業政策局長ラリー・クドロー国家経済会議委員長 なども貿易戦争可能性否定したことで下落した株式市場一時持ち直した。しかし、5日株価への影響容認 して中国報復に対してスーパー301条による1000ドル報復関税の是非を検討するようUSTR指示して貿易摩擦懸念再燃 するも、8日トランプ中国とは相互税で貿易障壁撤廃され知財問題でも合意達するという見通し述べて中国の習主席と私は貿易摩擦何が起きても常に友人だ」と表明し10日にはトランプは習主席ボアオ・アジア・フォーラム自動車関税引き下げ輸入促進などを述べたことを称賛したまた、同時に中国による鉄鋼過剰生産問題視し、「日本安倍首相や他の偉大な友人たちは『アメリカをうまく出し抜いてきた』とほくそ笑んでいる。そういった時代終わりだ」と述べ安全保障理由とした輸入制限としては1982年リビア原油以来である鉄鋼アルミニウム輸入制限アメリカ通商拡大法231条に基づいて中国はじめとする欧州連合メキシコカナダロシアインド日本 など世界各国への鉄鋼輸入制限発動した。 2018年5月3日訪中したマヌーチン財務長官、ライトハイザー通商代表ロス商務長官、クドロー国家経済会議委員長ナヴァロ通商製造業政策局長米国代表団中国劉鶴国務院副総理北京米中貿易摩擦回避通商協議行った作業部会設立など一定の合意はあったものの、一部問題対立したとされる17日からワシントンDC第2回通商協議が行われて中国対米貿易黒字削減合意したとする米中共同声明発表され、劉副首相は「貿易戦争回避一致した」と述べてマヌチン財務長官も「貿易戦争留保する」と表明しトランプ大統領は「中国との公平な貿易だ、初め障壁関税は下がる」と述べたまた、トランプ大統領は習主席への個人的な好意理由としてZTE制裁緩和合意した表明した2018年6月1日訪米した金英哲との会談後、トランプ大統領中止撤回し米朝首脳会談予定通りに行うと述べ、「中国の習主席はこの件に関して様々な支援行ってたくさんの成果があった」と謝意述べ非核化後に北朝鮮経済支援するのは「韓国がすべきであり、日本もだ。正直、中国助けると思う」としてアメリカによる資金拠出否定した6月12日トランプ史上初の米朝首脳会談後の記者会見中国と習主席謝意表明して「私の友人であり、素晴らし人物偉大な指導者」と称え米朝非核化合意中国有益述べ中国米韓合同軍事演習中止の決定中国ロードマップ沿うとして支持したまた、アメリカトランプ大統領朝鮮戦争休戦協定平和条約にする際は「中国と、法的に問題があっても韓国加われば素晴らしい」と呼びかけた。 2018年6月16日トランプ大統領は「「習主席との友情対中関係は非常に重要でも、アメリカとの長年の公平ではない貿易放置できない」として当初1300品目からテレビなど除いて1102品目減らしつつ中国製品820品目関税7月6日から課す表明し中国4月リストから航空機外しつつ約500ドル規模米国製品659品目報復する述べた2018年6月20日ロス商務長官中国製日本製ドイツ製・ベルギー製・スウェーデン製の一部品目対象鉄鋼輸入制限では初の除外発表した2018年7月6日アメリカ中国から輸入される818品目に対して340ドル規模追加関税措置発動同日中国同規模の追加関税措置発表して報復合戦となったまた、7月10日には、中国対する2,000ドル規模追加措置検討入ったことを発表した詳細は、米中貿易戦争の項を参照のこと。 2018年10月17日アメリカ中国への優遇理由万国郵便連合からの脱退表明し中国はこれに反発した2019年4月29日米中貿易摩擦激化を受け、アメリカの中長期的な外交戦略を担う国務省政策企画本部のキロン・スキナー(英語版政策企画本部長は「米ソ冷戦時代、我々の戦い謂わば西側家族間の争いのようなのだった。しかし、今後アメリカ史上初め白人コーカサス人種Caucasian文明ではない中国文明との偉大な対決備えていく」として米中対立文明の衝突位置付けることを表明した2020年1月15日米中経済貿易協定米中両国署名され米中貿易戦争休戦態となった。

※この「米中首脳会談以降」の解説は、「米中関係」の解説の一部です。
「米中首脳会談以降」を含む「米中関係」の記事については、「米中関係」の概要を参照ください。

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