派遣国
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派遣国(はけんこく、英語: Sending State[1])とは、外交・領事関係において特命全権大使や総領事などの外交使節団を派遣する国家を指す[2]。対義語は接受国[3]。
- ^ 外交関係に関するウィーン条約(英語の条約全文)および領事関係に関するウィーン条約(英語の条約全文)の英語正文における公式表記。
- ^ 外交使節(ガイコウシセツ)とは - コトバンク
- ^ 接受国(セツジュコク)とは - コトバンク
- ^ 例えば、日本国参議院や日本国外務省で、派遣先の国という意味合いでの使用例がある。
派遣国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:10 UTC 版)
2013年7月末現在の派遣国は71ヶ国、これまでの累計では計88ヶ国となる。高中所得国であるメキシコから、最貧国の一つであるバングラデシュまで、派遣国は多岐に渡る。地域別ではアジア・アフリカがそれぞれ派遣者総数の約3割を占め、ついで中南米が2割、中東・オセアニアが各1割弱である。ヨーロッパ(旧東側諸国やトルコ)への派遣も行っていたが、全体に占める割合は僅かである。国別では、マラウイが計1,599人で最も多く、次いでフィリピン、ケニア、タンザニアと続いている。 また、同じ国であっても開発が遅れた地方の農村や都会のスラムから、逆に発展した首都の官公庁や大学まで、派遣先は隊員ごとに大きく異なる。 地域ごとの主な派遣国と累計人数アジア中東アフリカ中南米オセアニアヨーロッパ国人数国人数国人数国人数国人数国人数1位 フィリピン 1,526人 モロッコ 927人 マラウイ 1,599人 ホンジュラス 1,140人 パプアニューギニア 592人 ブルガリア 250人 2位 マレーシア 1,275人 シリア 565人 ケニア 1,510人 パラグアイ 1,069人 フィジー 493人 ハンガリー 135人 3位 バングラデシュ 1,168人 ヨルダン 499人 タンザニア 1,453人 ボリビア 850人 サモア 473人 ルーマニア 116人 4位 ネパール 1,093人 チュニジア 349人 ザンビア 1,290人 グアテマラ 592人 トンガ 393人 ポーランド 103人 5位 スリランカ 868人 エジプト 220人 ガーナ 1,183人 ドミニカ共和国 563人 ソロモン諸島 344人 トルコ 2人 地域全体19ヶ国 11,156人 6ヶ国 2,628人 26ヶ国 12,404人 22ヶ国 8,244人 10ヶ国 3,262人 5ヶ国 606人
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