各話のタイトルと登場人物
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「ワイルド7」の記事における「各話のタイトルと登場人物」の解説
野性の七人(単行本1、2巻) 草波が組織した7人の犯罪者による特殊警察ワイルド7。彼らは、犯罪者に対し、裁判抜きで射殺することが許されていた。このリーダーである飛葉に草波から指令が下る。大岩 雷太 表向きは芸能プロダクション、裏稼業は50人の殺し屋をかかえる秘密結社MCプロの社長。 遠井弁護士 MCプロの黒幕の顧問弁護士で、実質的には社長の大岩よりも上級の地位にある。 東署署長 東日本銀行(連載当時は架空の銀行)金塊強奪事件の管轄署長。MCプロ事件についても刑事を潜入させ捜査する。潜入刑事殺人未遂容疑で捜査班20名を率いて大岩の逮捕へ向かうが、要塞化されたMCプロビルの仕掛に太刀打ち出来ず失敗する。草波の警視庁時代の同僚。 潜入刑事 東署刑事。MCプロ大岩を捜査するため、大岩の住むニューオオタキホテルに掃除夫として潜入。MCプロ幹部を拳銃不法所持と傷害罪で逮捕しようとするが失敗し瀕死の重傷を負う。 マコ 潜入刑事の息子。志乃ベエの友達。誕生日に父の帰りを志乃ベエと共に待つ。 バイク騎士事件(単行本3、4巻) 西洋の騎士の甲冑を着て、バイクに乗った一団が帝国テレビ社長を殺害。謎に迫ろうとするワイルドを草波が妨害する。黒松 帝国テレビ幹部。バイク騎士を使いマスコミを支配し、謎の組織に属する人間たちをテレビで売り込み国会議員にすることを企てる。 レスキックジムのボクサーたち 帝国テレビ乗っ取り犯一味が、乗っ取り後の視聴率を上げるために創設したプロレスとキックボクシングを融合した(架空の)格闘技レスキックのボクサーたち。 山中にあるジムで練習を行う一方、帝国テレビ乗っ取りに暴力的な面で加担している。 バイク騎士 黒松の指令で動く謎のバイク集団。鎧に身を包み、鉄板もつらぬく槍を装備したバイクに乗る。 正体はレスキックのボクサーと思われるが、黒松がそのように受け取れる発言をしただけで、作中では明確にはされていない。ビデオアニメ版ではリーダーが日本の鎧を着ていた。 遠井弁護士 帝都テレビ乗っ取り犯一味の黒幕の顧問弁護士(そのため、MCプロと帝都テレビ乗っ取り犯一味の黒幕は同一人物であることが暗示されている)。 夏江 箱根の町医者。バイク騎士の仕掛により重傷を負った飛葉を、妻のコルセットで治療する。 水島 東京の町医者。夏江医師の旧友。モデルは漫画家の水島新司。 城東署署長 東京の警察署長。バイク騎士に扮してチャーシューと共に軽井沢の帝国テレビパーティ会場へ来る。 誘拐のおきて(単行本5、6巻) 日本の航空機がハイジャックされた。その背後には、ゆうれい将軍と呼ばれる謎の男が。ワイルドに出撃命令が下る。よど号乗っ取り事件をモチーフにしたストーリー。ゆうれい将軍 全日航機乗っ取り事件の主犯。過去に連続誘拐事件を行い成功させる。その際、手がかりを残さなかったことから「ゆうれい将軍」とよばれる。 有田 元新産国日本大使。ゆうれい将軍に乗っ取られた全日航機機に乗合せ、古産国に置去りにされた。 タカオ 横浜のバイク族イーグル団のボス。横浜へ来たかつてのボス飛葉を追い返そうとする。 西沢 幸兵 横浜の暴力団半数一家の三下。事件解決策「聖書作戦」のフィルム撮影に必要不可欠な人物。 コバさん 草波の親友で俳優。実在する人物を演じるのが得意で、山下清や東条英機などを演じていた。元になった人物は俳優の小林桂樹。 シラブ自治領警察長官 シラブ島自治領の警察長官。刑務所長も兼ねる。 大臣 悪徳政治家。有田元新産国大使置き去り事件解決の交渉材料として、ワイルド7から情報を購入するが、その価格が法外に高かったことからワイルド7への報復を画策する。 署長 昔、飛葉が悪事を繰り返した街の警察署長。ワイルド7への報復を画策する大臣から、飛葉の犯罪記録を提供するよう求められたが拒否する。そのため地方へ左遷された。かつての飛葉の悪事の際、人質にされた娘がいる。 コンクリート・ゲリラ(単行本7、8巻) コンクリート・ゲリラを名乗る一味が、米軍のミサイルを強奪する。奪還のために出動するワイルド。しかし、その行く手にゲリラ・ハンターが立ちはだかる。後にメンバーとなるユキが登場。コンクリートゲリラ 都市ゲリラ組織。事故に見せかけたゲリラ活動を得意とする。住宅造成地を基地に軍事訓練を行い、日本が内戦になった日に備えている。紅ゲリラとも連携している。捜査に当たっていた世界とチャーシューを殺害する。竜班長 作戦立案担当。チャーシュー殺害を指示し、捕縛した世界を拷問した上で溺死させ、米軍のミサイル奪取作戦を指揮した。 大尉 タクシー運転手に扮装し、コンクリートゲリラへの加入希望者を選別している。拳法の達人で、潜入したヘボピーを痛めつける。 紅ゲリラ委員長 コンクリートゲリラの下部組織である紅ゲリラの委員長。ヘボピーと同じ監獄に収監されており、ヘボピーを連れてコンクリートゲリラに参加する。 不良米兵 ベトナム帰休兵3人組。コンクリートゲリラのミサイル強奪を手引きする。 戸田 ユキの幼なじみの刑事。ゲリラに家族を殺され復讐しようとするユキの後ろ盾になるが、実は出世のためにユキを利用している。 長官 コンクリートゲリラのミサイル強奪に対して現場で機動隊の指揮を執る警察幹部。 下町高校生徒 学園紛争で校舎に立てこもる生徒グループ。ミサイル強奪の予防策として配備された機動隊を追い返す。 千金のロード(単行本9、10巻) 謎の荷物と人質を金公司の別荘から運び出すという任務のために出動したワイルドは、しかし北ベトナム軍の空港占拠のためベトナム戦争の戦場に取り残されてしまう。バイクで戦場を突破しようとするワイルドに殺人結社の魔の手が迫る。金公司 中国人の商人。マリをラオスの別荘に人質として監禁していたがワイルド7に救出されたため、九竜会にマリ奪還とワイルド7抹殺を依頼する。 マリ 金公司出入り商人の娘。ワイルド7により救出される。パリの最新モードの衣装に固執する勝ち気な性格。 九竜会 MCプロ壊滅後、東南アジア一番の殺人請負会社。会員である3万人の殺し屋は、あらゆる階層、職業に存在する。金公司の依頼を受け、ワイルド7たちに対して4人の狙撃者を送り込む。 米軍兵一行 北ベトナム軍から敗走する米軍の一隊。ワイルド7の戦場突破作戦に不承不承、同行する。 首狩り族 戦場突破作戦の通過地帯に生活する原住民。飛葉の策により、北ベトナム軍に化けた九龍会エージェントを襲撃する。 灰のとりで(付)(単行本10巻) 行方不明となった兄を捜して、飛葉はある町へやって来た。飛葉の母 水商売で、女手一つで息子2人を育てた。兄の日出丸だけを溺愛する。行方不明の日出丸を探すよう飛葉に懇願する。 飛葉 日出丸 飛葉大陸の実兄。地質学者だが調査に出かけた先で行方不明となる。 松田 乱風 東北の地方都市にある寺院の僧侶。私設警察(ガードマン)を使い、市長も支配下に置き、市民を従属させている。 爆破105(単行本11、12巻) 日本の旅客機が爆破され墜落した。その便に乗り損なったために難を逃れた飛葉は生存者を抹殺しようとする勢力と遭遇する。さらに旅客機を爆破した一味も加わり三つ巴の戦いとなる。サブ 山陰の新興都市のバーテン、ハゲ松一家のチンピラ。敵対する流一家幹部「田原のゴンジ」殺害を手柄にハゲ松一家幹部に取り立てられる。実は飛葉の行為を騙っただけだった。サブの母に頼まれた飛葉の手引きで隣町へ逃れようとするが、全日航105便事件隠蔽工作の米軍部隊襲撃に巻き込まれる。 全日航105便スチュワーデス 墜落した全日航105便の客室乗務員。生存者たちはジャクスン少佐部隊の皆殺作戦に遭うが、唯一人飛葉により救出され、2人に同行する。 炭焼き小屋のおやじ 流一家の殺し屋から逃走する飛葉とサブに対して助力する炭焼き小屋の住人。柔道の名人。 殺し屋 流一家が雇った殺し屋。味方であるはずの流一家のチンピラを平然と見捨てて敵対するハゲ松一家の追っ手を皆殺しにする。サブを追って飛葉と対峙する。 ジャクスン少佐 米陸軍化学部隊少佐。毒ガス輸送の手配をミスし、秘密裏に民間機(全日航105便)で代替輸送を行うが、その機が墜落。事態の公表を恐れ、墜落機の生き残りの者達を抹殺しようとする。 ジャクスン大佐 米陸軍大佐。ジャクスン少佐の上官。部下の先走りと保身によってはじまった全日航105便事件生存者皆殺作戦を、当初は制止しようとするが、作戦が実行されてしまったことを知り、祖国の利益のため作戦の目的を貫徹しようとする。 生け花の師匠 山陰の新興都市に住む生け花の師匠。飛葉を追っていたハゲ松一家のチンピラをあっさり撃退するが、飛葉にはそれは毒に魘された悪夢だと告げる。 黄金の新幹線(単行本13巻) 新幹線建設の利権を巡り新幹線を爆破して大臣を暗殺しようとする事件が勃発。ワイルドはその護衛についた。一色城太郎 運輸省大臣。暗殺計画のターゲット。弁舌と図々しさは人一倍の権力者。 左右田 警視庁警部。一色城太郎運輸大臣付護衛の一人。柔道五段の堂々たる体格。 穴吹 警視庁巡査部長。運輸省大臣一色城太郎の護衛の一人。ピストルのオリンピック候補。縄張り意識とエリート意識からワイルド7の捜査に非協力的な態度を取る。 鉄道保安官 運輸省保安課大臣付。 朝場 電子工学の専門家で、草波の江戸大学の先輩。 小針 黒星建設部長。 緑の墓(単行本14 - 16巻) 凶悪犯を緑の墓と呼ばれる刑務所に護送するようワイルドに命令が下る。しかし、緑の墓とは軍需産業の青野原工業が反戦学生や左翼ゲリラを収容する私設刑務所だった。そして収監されている幹部を救出するためワイルドに変装した紅軍団に騙された所長は本物のワイルドを偽者として捕らえてしまう。一寸釘の丸蔵 ワイルド7が緑の墓へ護送を命じられた罪人。ヤクザ時代のオヤブンの恩人。 明神の辰 ワイルド7が緑の墓へ護送を命じられた罪人。嘘とハッタリで明神一家を乗っ取ったヤクザ。飛葉のかつての好敵手。 興行師 ワイルド7が緑の墓へ護送を命じられた罪人。 情報屋 ワイルド7が緑の墓へ護送を命じられた罪人。産業スパイを生業とする。 紅軍団 ゲリラ組織。革命の同志を救出するため、ワイルド7になりすまし「緑の墓」に入る。 謎の外国人 日本国内の革命勢力に手を貸しているという外国人。紅軍団が緑の墓に入る手筈を整え、3千人のデモ隊が緑の墓に突入する手助けをする。 古河 国立古都大学生で、関西紅軍団のリーダー。PFLPに身を投じるため、日本を脱出したと思われていたが、緑の墓に収監されていた。 デモ隊リーダー 青野原工業本社にデモを行った3千人のデモ隊のリーダー。ガードマンの反撃により重症を負うが、自身の治療より仲間を救う事を優先する。 デモ隊副リーダー リーダーを崇拝しており、手術中の患者をどかせてでもリーダーの治療を優先しようとした。しかし一方でリーダーから信頼され部下たちを託された人物に対し、リーダーが居なくなると「ここでは自分がリーダーだ」と言って逆らおうとした。 山南 「緑の墓」の看守総長。紅軍団の謀略で間違って収監したワイルド7を、私設刑務所の実体の公表を恐れ抹殺しようとする。 総長補佐 「緑の墓」総長補佐。山南と反目している。 首にロープ(単行本17、18巻) シシ座一味という不良バイク族が次々に殺人を犯す。その背後には、なぜか娘の命を狙う謎の富豪・若井軍八の影が。娘を護衛するワイルド7にも魔の手が迫る。シシ座一味 占星術を狂信する不良バイク族。ボウガンを装備したバイクに乗り、軍八の娘を惨殺したが、裁判の結果、証拠不十分で無罪判決が下ったため、ワイルド7に処刑命令が出される。 若井 軍八 占星術により急速に台頭した大富豪。7人の娘たちが次々と殺害される黒幕と言われる。 軍八のガードマン 非合法に武装した軍八のガードマン。軍八を撃とうとしたデカを射殺し、飛葉と草波も殺害しようとする。 高田 水江 軍八の三女。夫と共にシシ座一味に惨殺される。 若井 月江 軍八の次女。水江が殺害されたのに続き、外交官の夫と共に命を狙われる。 若井 木奈 軍八の末娘。ワイルド7に護衛を依頼する。 女学生 水江の夫の妹。孤児となったタマキを引き取る。 タマキ 水江夫婦の遺児。 谷間のユリは鐘に散る(単行本19、20巻) 金塊強奪犯一味と警察に追われたテロリスト集団が北海道のとある民家に人質をとり立てこもる。人質救出のためにワイルドは作戦を取る。金喰い虫 自衛隊の戦車を使用し、5億円の金塊と現金を保管した金庫を強奪する犯罪集団。逃走途中、北海道人津谷の民家に住人を人質に取り立てこもる。 血の5月 過激派学生。成り行きから金喰い虫の立てこもりに参加する。 サニエル牧師 北海道人津谷の牧師。元金庫の錠前破り。金喰い虫一味にその腕前を狙われ拘束される。 エメロンちゃん 村の外れに住む深窓の美女。一目見た八百が「まるでエメロンシャンプーで洗ったような美しい髪」と表現したため、以後、メンバーたちから「エメロンちゃん」と呼ばれる。金喰い虫&血の5月が屋敷に立て篭もったため使用人のばあやと共に人質にされる。 北海 北海道警察の有力者。過去、飛葉と何か経緯があったらしいが、詳細は明らかにされていない。 飛葉の助言を受けながらそれを馬鹿にして聞き入れず、そのせいで状況を悪化させる。 死神を処刑(付)(単行本20巻) 戦火の中の中東。飛葉は武器商人を処刑するために戦場に乗り込む。アシュバル隊長 飛葉が立ち寄った中東の村の守備隊長。紹介状を持った飛葉をとりあえず信用して村への滞在を許す。 アリ 村の少年。働き者の父親を尊敬し、寝転んでばかりの飛葉に文句を言う。 アリの父 村の守備隊の戦闘員。戦闘がない時は村にある限られた材料で壊れた給水タンクの修理をしている。 九鬼 源介 中東の紛争地域に介在する武器商人。利益になればイスラエル、アラブどちらにも武器を提供する。 地獄の神話(単行本21 - 25巻) 神話財団は表向きには航空会社を中核とする企業グループだが、実体は暴力団。航空会社を隠れ蓑にした密輸でグループを急成長させた。ワイルドはその末弟を処刑するが、兄は弟の敵を討つべくシカゴの殺し屋を雇い入れる。神話 太郎 神話兄弟長男で神話財団総帥。三男の元明のことは息子のように溺愛するが、次男の元次郎はキツネ呼ばわりする。死刑判決の下った元明を庇って隠匿し、それを見つけ出して処刑したワイルド7に怒り、五本指を雇う。 神話 元次郎 神話兄弟次男。財団の裏の仕事を取り仕切る。 神話 元明 神話兄弟三男。長兄の太郎の威を借り、好き勝手をした挙句逮捕され、死刑判決が下るが、太郎によって脱獄し潜伏していたところをワイルド7によって処刑される。 シカゴの五本指 シカゴの黒人殺し屋、用心棒チーム。有名なギャング戦争には必ず参加している。本来は五人組だが、来日したのは4人。弟元明をワイルド7に処刑された神話太郎に雇われ、ワイルド7を標的とする。狙撃、爆薬、格闘技のエキスパートたち。帽子の男 神話太郎との契約前にデモと称して飛葉とユキを痛め付ける。 アフロヘアの男 入院した飛葉の病院に小型カートで侵入し機銃を打ち回る。 盲撃ちのジョー 目隠しをして音だけで目標の位置を正確に把握する狙撃手。飛葉と激闘を繰り広げる。 巨漢の男 ヘボピーと互角の体格の格闘家。飛葉を匿った風神一家を皆殺しにし、ヘボピーと対決する。 〈運命の七星 序章〉棺桶七つ(単行本26巻) 不審な行動をとる草波を尾行した両国は、そこで七つの棺桶を発見する。 運命の七星(単行本26 - 29巻) 電鉄会社肉鉄は、暴力ガードマンを雇い沿線の地域を支配していた。肉鉄のブレーンである軍師暗殺の使命を帯びた飛葉は組織に潜入する。肉鉄グループ 東京近郊で最大の電鉄会社、肉玉鉄道会社を中心とする企業グループ。傘下にデパート、遊園地、サーキット、動物園を持ち、沿線住民の稼ぎを全て吸い上げている。その収益だけでへたな国一つをつくれる額と言われ、沿線の防犯用に私設警察を配備し、その恐怖で勢力を拡大している。軍師 肉鉄グループを、その戦略で躍進させている参謀。その正体は知られていない。 近藤 車椅子にのる肉鉄8人衆のひとり。肉鉄ガードマンシステム(私設警察)の局長。 トシ 右手に敵に対するベレッタ、左手に裏切り者用のペッパーボックスピストルを装備する肉鉄8人衆のひとり。肉鉄ガードマンシステム(私設警察)の次長。 戦場の悪魔 本名ソルダム。日本には死体として入国(仮死状態)。 黒バラ女学院生徒 有名企業の子女が通うお嬢様学校の生徒達。肉鉄により湖で潜水艦に浚われるという信じられない方法で誘拐され、一旦開放されるが結局脅迫の種にされる。 104便ハイジャック犯 黒バラ女学院の生徒たちを海外に脱出させようとした航空機をハイジャックした犯人たち。肉鉄とは無関係。歴代の仮面ライダーのお面で顔を隠している。 荒井歯科医 肉鉄に潜入した飛葉が連絡に使っていた歯科医。 熱砂の帝王(単行本30 - 32巻) メキシコのとある街に母を捜しに来た飛葉。そこで、飛葉はバイク族と住民の死闘に巻き込まれる。秋戸 十次郎 ナイフ一挺で心臓を一突きという手口により日本の首相を連続3人暗殺した昭和暗殺隊元隊長。渡米後、「将軍(ゼネラル)」に雇われ「皇帝(カイザー)」と名乗る。飛葉が自分を処刑しようとしていることを知りながら町を守るために戦うよう要請する。 将軍 アメリカ西部のある町を牛耳る実力者。町と自分を守るために多くの用心棒を雇っている。 バイク族 アメリカの不良バイク族の連合体。将軍(ゼネラル)の町を900台で攻め、住民たちを惨殺する。 超高層の対決(付)(単行本32巻) 熱砂の帝王の続編。帝王こと秋戸十次郎が町を壊滅させる策略の駒だったことを知った飛葉は秋戸と対決する。 朝食に死を(単行本33巻) 自衛隊の内部に核兵器を密造する組織がある。自衛隊幹部から組織の壊滅を依頼され北海道に向かったワイルドだった。栗谷 自衛隊北海道クッタロ戦術部隊一佐。一部自衛官が違法に製造し札幌に隠した核ミサイル「コロッケマン」の発見と、関係者の逮捕をワイルド7に依頼した。 灰になるまで(単行本34、35巻) とある疑獄事件の目撃証人となった不良バイク族のリーダー女王。飛葉は彼女の護衛を命じられる。女王 不良バイク族のリーダー。飛葉と手錠で繋がれ、「灰になるまで」一緒に居ろと言われる。 月光河面師 女王が証人となる裁判の被告人。 闇クモ 月光河面師に雇われた殺し屋。女王を付け狙う。 ガラスの城(単行本36 - 39巻) 芸能ゴッド・ファーザーと呼ばれる男の抹殺を命じられた飛葉。アイドルの付き人として芸能プロに潜入する。アグネス・ジン 飛葉がボディーガードを務める歌手。清純派を標榜しているが、実際は打算的で腹黒で我侭。 アグネスのマネージャー 弱小芸能事務所のマネージャー。アグネス・ジンをスターにして事務所を大きくすることを夢見る。とても実直な性格で、自身が骨折していながら擦り傷程度のアグネスを先に治療させようとする。 芸能ゴッドファーザー 世界の芸能界を牛耳る大物。年に一度、日本近海に大型クルーザーで近づき、船上で支配下の芸能人を招いてパーティーを行う。 麻生芸能 アグネス・ジンを自分たちの事務所に入れ、短期間で稼いだ挙句使い捨てにしようとする。しかしそれではゴッドファーザーのパーティーに招待されないため、阻止しようとする飛葉と対立する。 白骨プロ 麻生芸能の下請けで、特に強引な引き抜きを得意とする。 神 飛葉のかつての知り合いで、現在は芸能関係の揉め事を力尽くで解決する裏稼業を営む。飛葉から麻生芸能を黙らせるよう依頼を受ける。 女ワイルド7 ユキに加えて前章から引き続き登場の女王、さらにメダカ、ちくわのお伝、シャム猫のトミ、ジェロニモ、名称不明の合計7人で構成され、全員が警部補の階級を有している。 女王、メダカ、ちくわのお伝、シャム猫のトミは死亡、ジェロニモは生死不明となり、その後の登場は無い。 魔像の十字路(単行本40 - 48巻) 不気味な老婆の予言と共に最終章の幕が開く。折しも、日本乗っ取りを目論む防衛大臣・秘熊玄一郎の陰謀が進行していた。秘熊の陰謀を阻止すべく、ワイルドは秘熊一派と死闘を繰り広げるが、メンバーは戦いの中で次々に斃れて行く。不穏な動きを見せる草波。秘熊一味の潜水艦基地を潰すべくワイルドは最後の戦いに挑む。 10年以上におよぶ連載の終章。謎の占い師 ボンで、飛葉、両国、オヤブンの死を予言する。その後も何度か現れ、「空から槍が降り、真夏に雪が降らないかぎり予言は成就される」と告げる。 秘熊防衛大臣 連載当時「防衛大臣」は架空の大臣。 日本を裏から牛耳ろうとしている悪徳政治家。中盤では全く出番がなかったが、最終シリーズの大ボスとして再登場。後に「優しい鷹」でも僅かなコマに再登場。同作では復活したワイルド7が彼を抹殺するために出撃するシーンで締めくくられた。 扇秘書 秘熊の秘書官の一人。仕事の効率を重んじ、自分の上長である上級秘書ですらあっさり切り捨てる。裏の仕事にも携わっており、密かに草波と通じているような言動をする。 遠井弁護士 秘熊の顧問弁護士(ただし、「バイク騎士事件」から相当時間が空いているため、MCプロその他の黒幕が秘熊とは限らない)。
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