乗っ取り事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/22 15:15 UTC 版)
「アークティック・シー」の記事における「乗っ取り事件」の解説
アークティック・シーは、2009年7月、ロシア人船員15人が乗り込み、木材を積んでフィンランドからアルジェリアに向かう途中、ドーバー海峡付近で行方不明となった。 8月上旬、西アフリカのカーボベルデ沿岸警備隊は、沖合を航行している貨物船を発見。行方不明のアークティック・シーではないかという照会をロシアに行った。ロシア海軍は現地に艦船を派遣した結果、同年8月17日、同船を発見。同船を乗っ取っていたとされるエストニア人ら8名を逮捕した。 ロシア側は、7月24日、スウェーデン沖合で、海賊がゴムボートで接近し船を乗っ取り、測位システムを切った上で、アフリカに向かわせていたという調査結果を公表している。
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