乗っ取り騒ぎから帝都高速度交通営団発足までとは? わかりやすく解説

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乗っ取り騒ぎから帝都高速度交通営団発足まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:23 UTC 版)

東京地下鉄道」の記事における「乗っ取り騒ぎから帝都高速度交通営団発足まで」の解説

1925年大正14年8月 - 東京高速鉄道2代目)が、東京市所持する2 - 5号線の4路線について免許出願東京市に対して免許譲渡要求)。対抗して東京地下鉄道も、東京市所持する4路線について免許出願する騒ぎとなる。東京市は翌9月免許譲渡拒否したが、東京高速鉄道この後再三東京市に対して免許譲渡要求した東京市財政難のために地下鉄建設着手できず、東京高速鉄道要求拒むことができなくなっていく。1932年10月東京市東京高速鉄道対し資金調達条件に、免許譲渡認めた1934年昭和9年9月5日 - 東京高速鉄道が、東京横浜電鉄五島慶太発起人加えることにより正式に設立東京市所持していた3号線4号線一部免許取得五島慶太武蔵電気鉄道時代渋谷 - 有楽町間の地下鉄建設計画し路線免許得ていたが、関東大震災影響断念していた。五島東京高速鉄道参加した目的は、3号線によって渋谷からの地下鉄計画再現し都心進出する事だった。 1935年昭和10年5月 - 東京高速鉄道東京地下鉄道との間で直通運転協定締結1936年昭和11年7月 - 東京地下鉄道京浜電気鉄道(現、京浜急行電鉄京急)の横浜以北路線建設した会社)・湘南電気鉄道(現、京急横浜以南路線建設した会社)と合弁する契約締結1937年昭和12年3月1日 - 上記合弁会社京浜地下鉄道株式会社設立6月12日 - 新橋 - 品川未成線免許同社譲渡東京高速鉄道との直通運転協定破棄し改め東京地下鉄道京浜地下鉄道京浜電気鉄道湘南電気鉄道の4社による相互直通運転京浜湘南線内はパンタグラフによる架線集電地下鉄線内は集電靴による第三軌条集電とするハイブリッド方式)の計画推進京浜電気鉄道東京地下鉄道筆頭株主となる。 1939年昭和14年1月15日 - 東京高速鉄道3号線渋谷 - 新橋間の地下鉄開業させ、東京地下鉄道新橋駅並存して乗換駅となる。 8月1日 - 東京高速鉄道五島慶太京浜地下鉄道親会社である京浜電気鉄道を、次いで東京地下鉄道買い占めた敵対的買収)ことが発端となり、早川五島陣営による東京地下鉄道経営権争奪戦が起こる。 9月16日 - 二社の乗換駅である新橋駅を介して東京高速鉄道相互直通運転開始現在の東京メトロ銀座線形成銀座線の項を参照のこと)。 1940年昭和15年8月13日 - 両者紛争鉄道省による調停によりようやく解決早川相談役退き東京地下鉄道経営から事実上撤退以降経営権東京高速鉄道掌握することとなった。ただし、五島東京地下鉄道役員になることは許されなかった。 1941年昭和16年9月1日 - 陸上交通事業調整法に基づく戦時統制により、東京地下鉄道地下鉄路線および免許は、東京高速鉄道京浜地下鉄道免許のみ)、東京市免許のみ)と共に半官半民帝都高速度交通営団営団地下鉄)へ統合された。なお、五島東急通じて営団地下鉄出資し理事にも就任した戦後交通営団から民間資本排除され日本国政府日本国有鉄道)と東京都折半出資する特殊法人となった

※この「乗っ取り騒ぎから帝都高速度交通営団発足まで」の解説は、「東京地下鉄道」の解説の一部です。
「乗っ取り騒ぎから帝都高速度交通営団発足まで」を含む「東京地下鉄道」の記事については、「東京地下鉄道」の概要を参照ください。

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