初期決闘関係者とは? わかりやすく解説

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初期決闘関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 00:17 UTC 版)

少女革命ウテナの登場人物」の記事における「初期決闘関係者」の解説

天上ウテナてんじょう ウテナ) 声:川上とも子 本作主人公鳳学園中等部二年(TV版ベースゲーム版では後述劇場版同様に転校生とされている)。幼い頃両親死別した際に白馬乗った王子様」に救われ彼に憧れるあまり自身王子様になろうとする男装少女一人称は、「僕」絵に描いたよう美少女ありながらスポーツ万能正義感強く常に凛然とした佇まい中等部では主に女子生徒達の人気の的。「王子様のように気高くかっこよく」生きること信条としており、決して男になりたいではなく女であることに縛られることを拒んでいる。幼い頃出会った王子様もう一度会いたい願っている。親友若葉恋心踏みにじった西園寺一の言動非難したことを機にデュエリスト達の決闘ゲーム巻き込まれていく。決闘の際に胸に挿す薔薇の色は白だがピンクの時もあった。武器ディオスの剣第1話西園寺との決闘では竹刀第12話冬芽との決闘では璃から手渡された剣を使用第20話での若葉との決闘では剣を抜かずに闘った)。鳳学園女子制服ではなく黒い学ランに赤いスパッツという出で立ち一度冬芽負けた後は女子制服着用した)。漫画版では当初ピンク学ラン着ていたが、冬芽との決闘切り裂かれそれ以降アニメ版と同じ黒い学ラン着用するうになる劇場版では最初は白い学ランに白い帽子被っているが、後にTV版衣装良く似た白い学ランに白いスパッツという出で立ちになる。 後に同じデュエリストとして戦うことになる西園寺一、桐生冬芽とは幼い頃会ったことがあるが、本人覚えていない。 実は王子様ディオス)に会った時に百万本の剣」で貫かれアンシーの姿を見せられており、その際に「薔薇の刻印」の指輪授けられていた。その際ウテナ本当目的は「王子様との再会ではなくアンシー助け出すこと」だったことが明かされる。後に暁生とアンシーただならぬ関係にあることを知ってアンシー助けるという意志揺るがず、最終回では「女の子だから王子様なれないという事実を突きつけられるも薔薇の門=本当アンシー閉じこもっていた「」を開くことに成功しアンシー助けることは出来なかったが代わりに彼女の意識革命成功した。しかしその代償としてウテナアンシー身代わりとなり(アンシー離れ離れになった直後に「百万本の剣」が彼女に迫る描写がある)、鳳学園という世界から消えアンシーと暁生を除く他の人々から忘れられてしまった。 漫画版では「物語の中から外されている主人公漫画には向かない」というさいとう意向から、早期に「世界の果て」の情報を知ることになり、中盤では生徒会出入りしている。最後は暁生との決闘相打ちになるも新たな光のディオスとなり、暁生(闇のディオス)と一つになり彼と共に消滅。彼女の存在アンシー冬芽を除く全ての人々から忘れ去られた(TV版では言われれば思い出すため完全には忘れられていないが、漫画版では話題にも上がらない)。 名前の「ウテナ」は、花の(がく)のことを指す。ピンク色の髪に水色の瞳(漫画版では最初金髪だった)。TV版では長いストレートヘア劇場版では、白と黒学ランを着、ロングヘア男子のようなショートカット編みこんでいる。デュエリスト衣装変身すると、靴のデザイン変化しズボンスパッツになり、衣装白と黒基色には赤のさし色入り頭髪にはウェーブがかったロングヘア露になる。 劇場版では他校からの転校生冬芽とは幼馴染という設定になっており、「王子様なりたい」と願うのではなく、「王子様」を失った傷心抱えながらも志高生きようとする少女として登場するまた、冬芽好意持っていることが明確になっている。物語終盤アンシー連れて外の世界”へ出ようとした際に巨大な洗車機取り込まれて車に変身しアンシー乗せて外の世界”へと旅立ったラストで元の姿に戻ったが、車の一部残っていた)。 プロフィール年齡14歳 誕生日12月29日 星座やぎ座 血液型B型 身長:164cm 体重:46kg 趣味スポーツならなんでも、バラティーカップ集め男装 得意なこと:おんぶ、意外なことに料理 苦手なこと納豆ねばねばした男の子 姫宮アンシーひめみや アンシー) 声:渕崎ゆり子 本作もう一人主人公決闘勝者に「世界を革命する力」を授ける「薔薇の花嫁」として、デュエリストたちに争われる少女中等部二年。日々温室バラ園鳥かごイメージした形をしている)の世話をし、独自の人付き合いが無いなど所有者エンゲージした決闘勝者)に従属して主体性感じさせない存在だが、ウテナとの関わりによってのちに精神的な変化見られるうになるチュチュというペット飼っているなど自然や動物こよなく愛しているが、筆箱中に蝸牛引き出しマングースを飼うなど変わった一面時折見られるウテナエンゲージしてからはウテナルームメイトになる。丸い眼鏡掛けているのが特徴口癖は「どぅも、どぅも」。 黒薔薇会編で、理事長代行暁生の妹であることが明かされる。更に物語後半では暁生の過去の姿であるディオス王子様)の妹であったことが判明する。かつて人々願い叶えすぎて疲弊し傷ついたディオス封印したが、その代償として彼女は「魔女」と見なされ、ディオス救ってもらうはずだった「お姫様」達の家族によって無数の剣で刺し貫かれ以降人々憎しみから成る憎悪に光る百万本の剣」を受け止め続けることになった物語終盤では徐々に「魔女」としての一面現れ始め実兄である暁生と肉体関係持っていたことが発覚するそのこと知ってもなお自分友達として信用してくれたウテナの姿を見て少しずつ心境変わり始めるが、暁生とウテナ決闘の際にウテナ裏切ったととれる行動出た。だがその後、傷つきながらも薔薇の門=自分閉じこもっていた「」を開いて自分助けようとしているウテナの姿を目の当たりにし、結果的に女によって意識革命起こされる最後未だ決闘固執する暁生を見限り消えたウテナ探すためにチュチュと共に学園去った。 兄であるディオス(かつての暁生)の「理想」=「ディオスの剣」を心に封印している。この剣はエンゲージした者のみがアンシー心から取り出すことができる(作中映像ではアンシーの胸から生えてくる剣をエンゲージしたデュエリスト引き抜いている)。 「抑圧され自我」の象徴であり、この「自我解放」すなわちアンシーの「(精神的革命」が本作テーマである。 名前の「アンシー」はギリシャ語で「花ひらく」の意。紫色の髪に緑色の瞳・褐色の肌という容貌で、額にビンディーのような赤い印がある。実は非常に長い髪持ち主で、本来の髪は長いウェーブヘア漫画版では人間ではないことを示唆している(劇場版コミカライズでは2では済まない年月生きてきたことを思わせる発言をしている)。物語最後ウテナが暁生と共に消滅した後、性格明るくなり、ウテナのように男装するようになる。また人々ウテナのことを忘れてしまって冬芽と共にウテナのことを覚えていた。最後アニメ版同様消えたウテナ探すために学園から旅立つ劇場版では眼鏡掛けておらず、髪も長いストレートヘアで、TV版ウテナ似たキャラクターデザインとなったまた、TV版とは異なりウテナ対照的ながら対等な友人関係や行動力見せる(テレビ版ではウテナを「ウテナ様」と呼び敬語話していたが、劇場版ではウテナ呼び捨てにしており話し方普通になっている)。兄の暁生を「私の王子様」として慕っており、彼が自分密かに抱いても「王子様だから好きにしていい」とまで言い切るほどだったが、その想い結果的に暁生を自殺追いやることになってしまう。それ以来アンシーは暁生の幻影支配され続けてきた。物語終盤ウテナが姿を変えた車に乗って外の世界”への脱出試みた際、遂に兄の幻影振り切ることに成功し最後ウテナと共に外の世界”へと旅立っていった。 プロフィール年齡14歳 誕生日2月29日 星座うお座 血液型AB型 身長:157cm 体重:41kg 趣味トランプ動物をかわいがること 得意なこと:動物話せる 苦手なこと勉強料理友だち作ること 桐生冬芽きりゅう とうが) 声:子安武人 鳳学園高等部二年で生徒会長学園一のプレイボーイ桐生七実実の兄。西園寺一とは幼馴染みで、同じ剣道部所属している。生徒会メンバー唯一世界の果て」と呼ばれる人物通じ合っており、更にウテナ決闘勝利したことのある唯一の人物でもある。前髪朱色メッシュ入れた赤いストレート長髪青紫の瞳。決闘の際に胸に挿す薔薇の色は赤。暁生編での決闘では西園寺パートナーとし、彼に自分の「心の剣」を抜いてもらいウテナ戦った挑戦者時には西園寺日本刀と同じ刀掛け掛ける日本刀使用。だがウテナ世界の果てから守るための第3戦では、前述通り西園寺が「心の剣」を抜いたが、「剣」は日本刀ではなく騎士剣であったTV版劇場版共通して養子であり、劇場版では養父性的虐待受けていたと思わせる描写があった。TV版では当初上昇志向のために周囲の者を利用し陰謀によって勝利し花嫁形式的に尊重する陰謀家で、後に策略により西園寺学園から追放しその後妹の七実ディオスの力を見極めるために利用し決闘舞台に立たせてウテナ闘わせる等、「本当に友達がいると思ってるやつは、バカだよ」とまで言い放つ他人自分目的のために利用するものとしか思っていない、徹底した利己主義者更にはウテナに対して幼い頃会った王子様冬芽ではないか」と疑念抱かせるような行動をとってウテナ動揺誘った上で彼女との決闘勝利しアンシー手に入れたその後の二回目ウテナとの決闘ではアンシーの「祝福」を受けたディオスの剣の力でウテナ苦戦させるが、アンシー心境の変化によって剣の力が失われた事で形勢逆転し敗北この後敗北ショックからしばらくの間部屋閉じこもり学園出てなくなったその間は妹の七実生徒会長代行をしていた)。 子供の頃西園寺と共にの中の少女」に出会った経験があり、その経験が「永遠」を求め原点となっていた。実はこの「の中の少女」は幼い頃ウテナだったのだが、冬芽その事実に長い間気付かずウテナが「の中の少女」だったことを知ったのは物語終盤入ってからだった。なおこの経験影響かどうか分からないが、後にウテナ好意を抱くが、そのとき初め自分が本気で他人愛したことなどなく、「プレイボーイ生徒会長桐生冬芽としてのマニュアル化された恋愛し知らずウテナへの恋慕の情こそが自身初恋であると思い知らされる暁生編では暁生とウテナ恋愛関係にあることを知り、暁生に嫉妬心を抱くようになる。後に幼い頃出会ったの中の少女」がウテナだったことを知ったことで自分永遠求め原点気付き、「ウテナから出す」ために彼女に三度目決闘申し込んだが、結局ウテナ止めることは出来なかった。 漫画版では策略家としての面は薄れており、TV版でも時折描かれていたウテナへの好意をこちらではより明確に描写されている。ウテナに対して西園寺との決闘割り込んで怪我をしたり、「君が探している王子様は俺だよ」とプレイボーイな行動のほうが際立っている。ウテナとの二度目決闘敗れた後は約束果たし生徒会長の職を下りた後任漫画中では明らかにされていない)。ウテナ消えた後人々の記憶からウテナのことが消えてしまってアンシー同様ウテナのことを覚えていた。 劇場版ではウテナとは幼馴染だったという設定になっている裏表ありつつも高い志をもつ人物として描かれ時や瑠果、そしてディオス役割兼任している。実は「死んだ王子様」と呼ばれる既にこの世から去った存在であり、幼い頃溺れている子供(幼い璃)を助けようとしてウテナ目の前で死んだことが物語後半明かされる。彼が亡き者であることは、ウテナ璃との決闘場面にて幹が冬芽が隣にいるにもかかわらず冬芽存在知らないこと示唆する台詞を口にする場面で暗示されている。物語後半で、アニメ版イメージした告白室(下降するエレベーター)にてウテナ冬芽は既に亡き者であることを思い出した同時にガラス越しウテナ別れキスをして姿を消した漫画版の「アドゥレセンス黙示録」ではウテナを「外の世界」へ脱出させるために自分が「死んだ王子様」であること、亡き者である自分忘れれば「外の世界」に出られることを告げて消滅彼の記憶ウテナの中から消し去られた。 妹の桐生七実が、冬芽小さいころの写真がないことと、両親七実血液型B型なのに対し冬芽だけがA型であることから、七実冬芽血の繋がりは無いのではないのかと苦悩するが、実際に七実赤ん坊時に同じ両親の下から兄妹揃って桐生家に来たためで、今の両親とは血は繋がっていないが七実とは血は繋がっている。 彼の決闘当てられた名前は、1回目が「信念(conviction)」、2回目が「自分(soi)」、3回目が「選択(choix)」。 当初の予定では「太陽を盗んだ男」の「山下満州男警部」をイメージしていた。 プロフィール誕生日6月4日 星座双子座 血液型A型 西園寺一(さいおんじ きょういち) 声:草尾毅 鳳学園高等部二年で生徒会副会長にして剣道部の主将ウテナの前の「薔薇の花嫁」の所有者冬芽とは幼馴染で、同じ剣道部所属している。硬派として女子に非常にもてるが、間抜けな実態を知る友人からは影で馬鹿にされがち。曰く生徒会ピエロ」、御影曰く道化」。不器用で単純、粗暴な性格で、女性に対して純情横暴交錯するさまがアンシー若葉との関係によって描写されている。名前の「」は豆のさやなどのこと。ウェーブかかった緑の長髪薄紫色の瞳。決闘の際に胸に挿す薔薇の色は薄緑劇場版では赤)。武器日本刀第9話アンシー連れ出した上勝手に決闘広場入ろうとするという事件を起こしその際アンシー救出したウテナ背中から斬りかかり、彼女を庇った冬芽怪我負わせる。この一件の後、冬芽策略によって退学処分となるが、行く当て、金、友人全てなく、面識はなく自覚もないとは言えかつて傷つけた若葉の下に一時居候をさせてもらう。その後は彼女と良いになったが、御影策略により破局御影若葉黒薔薇のデュエリストにする際に取引し居候お礼若葉に渡す予定だった手作り髪飾り御影交換することで復学することとなる。物語終盤で幹同様決闘不信感を抱くようになり、決闘から手を引く決意をした。彼の行動根幹には、幼い日に冬芽と共に遭遇したの中の少女」の影響があることは初期のうちに明かされるが、この時点視聴者誰もが理解したの中の少女ウテナという事実を西園寺が知るのは物語終盤である。 冬芽とは旧知間柄であり親友であると同時にライバルとしても意識していたが、次第彼の表裏激し人間性信頼しきれなくなり、現に幾度も彼の謀略によって貶められ関係が悪化したが、そういった徹底した利己主義こそが彼の強さであることを知る冬芽数少ない理解者であり、後半以降歪ながらもお互いに歩み寄り関係を修復しようとする姿勢見られ物語終盤では冬芽心境の変化もありかつての少年時代信頼関係取り戻しているようであった彼の決闘当てられた名前は、1回目が「友情(amitie)」、2回目が「選択(choix)」、3回目が「関係(relation)」。 漫画版では謹慎処分留まり退学免れたアンシーに付くチュチュ邪魔者扱いする(チュチュちょっかいを出す緑のカエルは彼を暗示している)。 劇場版では劇中最初に登場したアンシー所有者であり、彼女への暴力からウテナ怒り爆発させ、決闘ゲームの意味解らないまま決闘を行う。終盤ジープ乗って璃や幹と共に外の世界”へ出ようとするウテナアンシー助け別れ際アンシーに「外で会えたら今度堂々と口説き落としてみせる」と言い残したプロフィール誕生日8月25日 星座乙女座 血液型O型 有栖川璃(ありすがわ じゅり) 声:三石琴乃 生徒会メンバーフェンシング部長(代行)。高等部一年。高級ブランドモデル抜擢されるほどの美貌を持つ男装の麗人であり、彼女に逆らえ教師すら学園にいられなくなる等の噂も流れ誰もが恐れ不良としての一面持ち合わせている。しかしその美貌男性的かつ毅然とした佇まい学園内での女子人気はあの冬芽にも匹敵するほど。幼馴染であり親友高槻織を長年渡り密かに意識し、彼女の写真ペンダント入れている。織に本心伝えること、あるいは織と結ばれることは璃にとって奇跡等しき所業であり、奇跡の力を願いつつも否定する葛藤の中で決闘ゲーム参加している。後述の瑠果の献身により織への偏執めいた恋慕の情から解放されるが、後に彼女へのその想い未だ自分中に根強く残っていることをウテナ告白する。ただ、同時にそれに関した事を冗談の種にしてみたりと、自分客観視できるようになった節も見られるオレンジ色縦ロールの髪に青い瞳決闘の際に胸に挿す薔薇の色はオレンジ武器フェンシングエペ暁生編での決闘では瑠果に自身の「心の剣」を抜いてもらいウテナ闘ったTV版では二度ウテナ決闘するが、初戦自分攻撃によって弾き飛ばしたウテナの剣が落下して自分薔薇を貫くという不運負け二度目戦いでウテナの剣がペンダント弾き飛ばして壊してしまったことへのショックにより自ら決闘放棄し、胸の薔薇捨てたことで結果二度と敗北した。ただし剣の実力敗北した事はない。また、他のデュエリスト達が薔薇散らされ負けているのに対し前述通り彼女は唯一負けたときに薔薇散らされていない。 彼女の決闘当てられた名前は、1回目が「恋愛(amour)」、2回目が「選択(choix)」。 漫画版では七実役割兼任冬芽好意持ち、彼を巡るウテナへのライバル心から決闘挑むが、TV版とは違い実力敗れる。実は冬芽は瑠果の代用好意抱いていたことが後々分かる。瑠果が命を失ったようなことを聞いても、その話を信じず瑠果を想い続けた劇場版では織に唆される形でウテナ決闘するが、TV版での決闘クライマックス思わせる"王子様"の幻影伴ったウテナ薔薇散らされ敗れる。なお劇場版でもペンダント携行しているが、こちらでは織の写真入っているかは明らかにはなっていない。また織との関係もTV版とは大きく異なっており、劇場版では束縛服従強要する織を振り払いたがっている。過去冬芽との接点がある為に冬芽のことを知っているが、彼女自身台詞から本来なら冬芽が既に会うことの叶わない人物であることが伺える。終盤西園寺や幹と共にジープ乗って現れ、“外の世界”へ出ようとするウテナアンシー助けたプロフィール年齡16歳 誕生日12月1日 星座射手座 血液型A型 身長:167cm ニックネーム美しき雌豹 特技フェンシングモデル歴あり 好きなもの:ユリの花、ブラント信条美しい生活、美し身なり美し生き方 弱点秘密多し 薫幹(かおる みき) 声:久川綾 生徒会役員で、13歳にして大学生カリキュラムを受ける秀才少年中等部一年フェンシング部在籍する優秀な選手優れたピアノ演奏者でもある。中性的整った外見をしており素直で人当たり良い性格から、上級生ファンも多い。幼き過ぎし日に、双子の妹のピアノ連弾をしていた庭の思い出を「輝くもの」と形容。「輝くもの」を取り戻すべく「薔薇の花嫁としてのアンシー求め同時に彼女を一人女性として愛する。生徒会室での会話シーンでは、時折ストップウォッチ時間計っている。何をどんな理由計っているのかは不明登場人物理由問われたり、不思議がられることもある(この計測時間直前言葉発した時間一致する要は一種楽屋オチである)。青い髪に青い瞳決闘の際に胸に挿す薔薇の色は青。暁生編ではを「花嫁」とし、彼女に自身の「心の剣」を抜いてもらいウテナ戦った物語終盤決闘不信感を抱くようになり、決闘から手を引くことを決意その後生徒会集まり決闘制度取りやめよう宣言する身勝手な大人嫌悪しており、世界の果てから「君たちのために天上ウテナ倒せ」という手紙が来たときは「『君たちのために』と言う大人信用できないもの」と嘆いた暁生編で、身辺大人たちの行為困惑させられスポーツカー乗ったときに、から「周り汚れていたら、自分汚れて欲しいものを手に入れしかない」と説かれ自分運転するスポーツカー乗ったアンシーの姿を夢想アンシーを自らのものにするためにと共に決闘挑む彼の決闘当てられた名前は、1回目が「理性(raison)」、2回目が「誘惑(tentation)」。 漫画版と小説版ではアンシーではなくウテナ好意持っている小説版では、冬芽との同性愛的描写もあった。 劇場版ではTV版同様決闘者ではあったが、ウテナ決闘をすることは無かった。また冬芽のことを知らないらしく、ウテナ璃の決闘最中璃が冬芽の名前を挙げた際、冬芽傍にいるにもかかわらず冬芽って誰だ?」と呟いている場面がある(この場面冬芽が既に亡き者であることを暗示していた)。終盤西園寺と共にジープ乗って現れ、“外の世界”へ出ようとするウテナアンシー助けて自分達もいずれは後に続くつもりと伝え、「外の世界会おうと言い残し別れた設定によると織と同じ身長プロフィール年齡13歳 誕生日5月28日 星座双子座 血液型O型 桐生七実きりゅう ななみ) 声:白鳥由里 冬芽実妹13歳中等部一年自分が一番でないと気が済まない典型的な女王様タイプ少女で気が強く高飛車、非常にプライドの高い性格お世辞にも人間出来ているとは言い難い人物だが、心優しい一面持っているいわゆる極度ブラコンであり絶対的な存在である兄に近づく女は誰であろう許せず、特にウテナアンシー事ある毎に目の敵にするが、その度に酷い災難何故か動物に関する事柄が多い)に遭うというギャグキャラ的な側面担っている。彼女がメインとなるエピソードでは、物語本筋とまったく関係のない、シュールかつコメディタッチのものも散見される冬芽と彼女は幼い頃に同じ両親の元から二人一緒に今の両親引き取られ養子であり、そのこと知らなかった七実家族血液型合わないことに気づいた際に自分と冬芽血の繋がりがない兄妹であると勘違いした。 実は彼女もデュエリストであり、兄にそそのかされる形でウテナ二度決闘申し込む。武器は曲刀と隠し持っている短刀二刀流で兄に仕込まれ剣術の腕は侮れないものがある。暁生編では、冬芽との血縁関係失い上記通りただの思い込み)、自分がかつて「駆除」したのような悪い虫」の一匹であると自覚、他の「虫」冬芽凌駕するために冬芽立会いの下、2度目決闘をする。決闘の際は冬芽自身の「心の剣」を抜いてもらい、ウテナ戦った。薄い茶色ウェーブがかかり前髪編み込んだセミロングの髪に黒目がち紫色の目をしており、中学一年ながら身長アンシーよりも高い。決闘の際に胸に挿す薔薇の色は薄い黄色当初鳳学園女子生徒制服着用していたが、冬芽ウテナ負けて部屋閉じこもってからは兄に代わり生徒会をまとめるようになり、決闘のときに着用した黄色上着に黒いズボン制服を常に学園内でも着用するようになった。 彼女の決闘に当たられた名前は、1回目が「崇拝(adoration)」、2回目が「友情(amitie)」。 漫画版では、兄が所有している写真上に登場するが、実際登場は無い。 劇場版では牛の「ナナミとしての登場のみ(人間としての桐生七実」は存在していない)。 プロフィール誕生日8月8日 星座獅子座 血液型B型 暁生(おおとり あきお) 声:小杉十郎太及川光博劇場版学園理事長代行にして、アンシーの兄。学園理事長の娘・香苗婚約し鳳家養子となっている(旧姓姫宮)。理事長病気臥せっているため代行務めている(後にこれは暁生の策略一環であった事が判明する)。黒薔薇会編で初登場するが、正式に登場したのは25話からである。天に近い星(暁の明星詳しくは用語を参照)の名前を持つ。 ディオスの剣委ねる決闘劇を仕組んだ世界の果て」の正体であり、ディオス王子様)の現在の姿である。いつからデュエリスト達が鳳学園に集まるように仕向け学園実質的に支配していたのかは不明。また決闘劇だけでなく、物語中盤黒薔薇会による決闘仕組んだ黒幕でもある。当初自分後継者望んでいたが、物語の後半西園寺ウテナ二度目決闘観戦していた際に決闘途中でディオスの剣消失し直後アンシーウテナの体からディオスの剣取り出すところを目撃その後計画変更して王子様」に近い力を持つデュエリストの剣を用いて王子様の力を復活させよう企み、そのために自らウテナ近付き、彼女と恋愛関係発展するという行動に出る。年齢に関して不明な点が多く若き日の自ら=ディオスとしてウテナ出会った数年前数十年前に現在と変わらぬ容姿御影時子会っているなど矛盾がある。 最終的にウテナからディオスの剣を奪うことには成功したものの、薔薇の門を開こうとするも途中で剣が折れたため、目的を果たすことは出来なかった。それでもなお決闘執着し新たなルールの下で再び決闘行おうとしていたが、生徒会のメンバーからはその申し出断られ更にはウテナアンシー意識革命起こしたことにも気付いておらず、最終的にアンシーに見限られることとなったひなげしの花好き。ウェーブかかった長い銀髪漫画版では黒髪)に緑の瞳褐色の肌。決闘の際に胸に挿す薔薇の色は薄紫武器ディオスの剣似た黒いサーベル。 「理想ディオスの剣」を失った王子様ディオス)の「成れの果て」であり、「理想」に代わり野望」を追い求めるディオス対極的存在となっている。「野望」のためには手段犠牲いとわず親子始めとした数々女性手篭めにして懐柔従属させるなど異性篭絡する術に非常に長けており学園で最高の地位権力有している。それを象徴するように学園内で最も高い場所理事長室(プラネタリウム部屋)を置いている。 漫画版では「王子様成れの果て」という設定共通しているが、こちらでは「王子様」の体の中宿っていた二つ意識片割れである「闇のディオス」という設定になっているアンシー同様人間ではないことを仄めかしている。かつてもう一つ意識である「光のディオス」と対立、彼を倒して世界の果てとなった最後ウテナとの決闘で彼女と相討ちになり、新たな光のディオスとなったウテナ一つになって消滅する彼の決闘当てられた名前は「革命(revolution)」。 劇場版ではテレビ版・漫画版違い短髪になっているほか、体つき痩身。妹であるアンシー密かに思いを寄せ、彼女を眠らせて密かに抱いていたが、ある時アンシー自分を「王子様」として見ていたことを知り、それによって外の世界へ出るための「車の鍵」を失くして錯乱し自殺してしまう。それ以降冬芽同様「死んだ王子様」として登場しアンシー支配し続けていた。物語終盤ウテナアンシーが「外の世界」へ脱出しようとした際に巨大な車と化したと共にアンシー前に立ちはだかり、アンシー永遠に縛り続けて二人脱出阻もうとしたが、彼の幻影二人撃破され消滅した漫画版「アドゥレセンス黙示録」ではウテナアンシーが「外の世界」へ脱出しようとした際に二人決闘広場閉じ込め、無数の薔薇操ってウテナ生き埋めにしようとし、アンシー前に幻影となって現れ二人外の世界へ出るのを阻もうとするが、最後アンシー意志によって幻影撃破され消滅した。 なお、当初の予定では「ガラスの仮面」の「紫の薔薇の人」をイメージしており、ウテナを影から見守るさわやかなキャラであった。しかし小杉演技キャラクター性格変更されストーリーにすら影響与えた(暁生編からはそれが顕著である)。これは冬芽演じていた子安演技黒く立っていたために、小杉それ以上キャラを立たせようと黒め演技をしたことによるもの。 プロフィール誕生日9月15日 星座乙女座 血液型A型 ディオス 声:結城比呂 決闘の際、どちらか一方決闘者舞い降り無敵の力を与え存在。 その正体暁生の過去の姿であり、世界お姫様救おうとした「王子様」。かつて人々願い叶えすぎたために傷つき、妹のアンシーによって封印された。そのため現在では幼いウテナ語ったように無力な存在となってしまった。幼いウテナ元に現れて「薔薇の花嫁」を見せており、その時女に薔薇の刻印」の指輪贈った。元々彼が持っていたとされるディオスの剣」は、実は彼自身の「理想」が形になったもの。 漫画版ではかつて「王子様」の体の中宿っていた二つ意識片割れである「光のディオス」という設定登場する。「闇のディオス(後の暁生)」と対立する彼に敗れディオスの剣に姿を変えてアンシー中に宿った

※この「初期決闘関係者」の解説は、「少女革命ウテナの登場人物」の解説の一部です。
「初期決闘関係者」を含む「少女革命ウテナの登場人物」の記事については、「少女革命ウテナの登場人物」の概要を参照ください。

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