Amour
Amour(愛)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:22 UTC 版)
「竹本織太夫 (6代目)」の記事における「Amour(愛)」の解説
「文楽にコメディはない。不条理な悲劇的なものばかり。文楽は『愛=素晴らしい!』というのではなく、人間のあるがままの本質を作者は描いている。浄瑠璃の作者は誰かを徹底的に悪人に描いたり、反対に極端に善人に描いたりはしないんです。『弱いところがあるのが人間なんだ!』ということをずっと昔から言っている。だから愛に満ちた幸せな人でも愛で傷ついた人もどちらが見ても楽しめ、共感できるのです。でも…僕は文楽に出てくるような女性は苦手かもしれない。基本的に待たれるのが嫌なので。ものすごい主張をされて振り回される、そんな女性に惹かれます(笑)日本人は決められたルールの中から、新しいことを創造する民族だと思います。縛りが強ければ強いほど、その中から新しい創造を生む。」
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