ヨーロッパ映画賞_監督賞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヨーロッパ映画賞_監督賞の意味・解説 

ヨーロッパ映画賞 監督賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 08:31 UTC 版)

ヨーロッパ映画賞 監督賞European Film Award for Best Director)は、ヨーロッパ映画賞における最優秀監督賞である。ヨーロッパ映画アカデミーにより1988年から授与されている。

毎年約6名(少ない年では5名、多い年では8名)の監督がノミネートされ、賞を争う。

受賞とノミネーション

受賞とノミネート 題名 原題
1988
ヴィム・ヴェンダース ベルリン・天使の詩 Der Himmel über Berlin
テレンス・デイヴィス 『遠い声、静かな暮らし』 Distant Voices, Still Lives
ルイ・マル さよなら子供たち Au revoir les enfants)
マノエル・ド・オリヴェイラ 『カニバイシュ』 Os Canibais
セルゲイ・パラジャーノフ 『アシク・ケリブ』 Ashik Kerib
1999
ベレメーニ・ゲーザ 『ミダスの手』 Eldorádó
テオ・アンゲロプロス 霧の中の風景 Τοπίο στην ομίχλη
マーチェイ・ディチェル 『天国への300マイル』 300 mil do nieba
Vasili Pichul Little Vera (Malenkaya Vera)
ジム・シェリダン マイ・レフトフット My Left Foot
  • 1990 - 2000(授賞なし)

2000年代

受賞とノミネート 題名 原題
2001
ジャン=ピエール・ジュネ アメリ Le fabuleux destin d'Amélie Poulain
ホセ・ルイス・ガルシ You're the One
ペーテル・ゴタール Paszport
エルマンノ・オルミ 『ジョヴァンニ』 The Profession of Arms
フランソワ・オゾン まぼろし Sous le sable
エリック・ロメール 『グレースと公爵』 L'Anglaise et le Duc
2002
15回
ペドロ・アルモドバル トーク・トゥ・ハー Hable con ella
マルコ・ベロッキオ 『母の微笑』 L'ora di religione
アンドレアス・ドレーゼン 『階段の途中で』 Halbe Treppe
アキ・カウリスマキ 過去のない男 Mies vailla menneisyyttä
マイク・リー 人生は、時々晴れ All or Nothing
ケン・ローチ SWEET SIXTEEN Sweet Sixteen
ロマン・ポランスキー 戦場のピアニスト The Pianist
アレクサンドル・ソクーロフ エルミタージュ幻想 Русский ковчег
2003
16回
ラース・フォン・トリアー ドッグヴィル Dogville
ヴォルフガング・ベッカー グッバイ、レーニン! Good Bye, Lenin!
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 『冬の街』 Uzak
イザベル・コイシェ 死ぬまでにしたい10のこと My Life Without Me
マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 輝ける青春 The Best of Youth
マイケル・ウィンターボトム イン・ディス・ワールド In This World
2004
17回
アレハンドロ・アメナーバル 海を飛ぶ夢 Mar adentro
ファティ・アキン 愛より強く Gegen die Wand
ペドロ・アルモドバル バッド・エデュケーション La Mala Educación
テオ・アンゲロプロス エレニの旅 Τριλογία - Το Λιβάδι που Δακρύζει
ニムロッド・アーントル Kontroll
アニエス・ジャウィ 『みんな誰かの愛しい人』 Look at Me
2005
18回
ミヒャエル・ハネケ 隠された記憶 Caché
スサンネ・ビア ある愛の風景 Brødre
ロベルト・ファエンツァ Alla luce del sole
アレックス・デ・ラ・イグレシア Crimen Ferpecto
パヴェル・パヴリコフスキー マイ・サマー・オブ・ラブ My Summer of Love
クリスティ・プイウ 『ラザレスク氏の最期』 Moartea Domnului Lazarescu
ヴィム・ヴェンダース アメリカ、家族のいる風景 Don't Come Knocking
2006
19回
ペドロ・アルモドバル ボルベール〈帰郷〉 Volver
スサンネ・ビア アフター・ウェディング Efter brylluppet
エマヌエーレ・クリアレーゼ 『新世界』 Nuovomondo
フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 善き人のためのソナタ Das Leben der Anderen
ケン・ローチ 麦の穂をゆらす風 The Wind That Shakes the Barley
マイケル・ウィンターボトム、マット・ホワイトクロス グアンタナモ、僕達が見た真実 The Road to Guantanamo
2007
20回
クリスティアン・ムンジウ 4ヶ月、3週と2日 4 luni, 3 săptămâni şi 2 zile
ファティ・アキン そして、私たちは愛に帰る Auf der anderen Seite
ロイ・アンダーソン 愛おしき隣人 Du levande
スティーヴン・フリアーズ クィーン Queen
ケヴィン・マクドナルド ラストキング・オブ・スコットランド The Last King of Scotland
ジュゼッペ・トレナトーレ 題名のない子守唄 La sconosciuta
2008
21回
マッテオ・ガローネ ゴモラ Gomorra
ローラン・カンテ パリ20区、僕たちのクラス Entre les murs
アンドレアス・ドレッセン Wolke neun
アリ・フォルマン 戦場でワルツを Vals im Bashir
スティーヴ・マックイーン HUNGER/ハンガー Hunger
パオロ・ソレンティーノ イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男 Il Divo
2009
22回
ミヒャエル・ハネケ 白いリボン Das weiße Band
ペドロ・アルモドバル 抱擁のかけら Los abrazos rotos
アンドレア・アーノルド フィッシュ・タンク Fish Tank
ジャック・オーディアール 預言者 Un prophète
ダニー・ボイル スラムドッグ・ミリオネア Slumdog Millionaire
ラース・フォン・トリアー アンチクライスト Antichrist

2010年代

受賞とノミネート 題名 原題
2010
23回
ロマン・ポランスキー ゴーストライター The Ghost Writer
オリヴィエ・アサヤス 『カルロス』 Carlos
セミフ・カプランオール 蜂蜜 Bal
サミュエル・マオズ レバノン Lebanon
パオロ・ヴィルズィ 『はじめての大切なもの』 La prima cosa bella
2011
24回
スサンネ・ビア 未来を生きる君たちへ Hævnen
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 少年と自転車 Le Gamin au vélo
アキ・カウリスマキ ル・アーヴルの靴みがき Le Havre
タル・ベーラ ニーチェの馬 A torinói ló
ラース・フォン・トリアー メランコリア Melancholia
2012
25回
ミヒャエル・ハネケ 愛、アムール Amour
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 昔々、アナトリアで Bir zamanlar Anadolu'da
スティーヴ・マックイーン SHAME -シェイム- Shame
トマス・ヴィンターベア 偽りなき者 Jagten
パオロ・タヴィアーニ 塀の中のジュリアス・シーザー Cesare deve morire
2013
26回
パオロ・ソレンティーノ グレート・ビューティー/追憶のローマ La grande belleza
パブロ・ベルヘル ブランカニエベス Blancanieves
フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン オーバー・ザ・ブルースカイ The Broken Circle Breakdown
アブデラティフ・ケシシュ アデル、ブルーは熱い色 La Vie d'Adèle – Chapitres 1 & 2
フランソワ・オゾン 危険なプロット Dans la maison
ジュゼッペ・トルナトーレ 鑑定士と顔のない依頼人 La migliore offerta
2014
27回
パヴェウ・パヴリコフスキ イーダ Ida
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 雪の轍 Winter Sleep
Kış Uykusu
スティーヴン・ナイト オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 Locke
リューベン・オストルンド フレンチアルプスで起きたこと Force Majeure
Turist
パオロ・ヴィルズィ 『人間の値打ち』 Human Capital
Il capitale umano
アンドレイ・ズビャギンツェフ 裁かれるは善人のみ Leviathan
Левиафан
2015
28回
パオロ・ソレンティーノ グランドフィナーレ Youth – La giovinezza
ロイ・アンダーソン さよなら、人類 A Pigeon Sat on a Branch Reflecting on Existence
En duva satt på en gren och funderade på tillvaron
ヨルゴス・ランティモス ロブスター The Lobster
ナンニ・モレッティ 『母よ、』 Mia madre
ゼバスチャン・シッパー英語版 ヴィクトリア Victoria
マウゴシュカ・シュモフスカ英語版 君はひとりじゃない Body
Body/Ciało
2016
29回
マーレン・アデ ありがとう、トニ・エルドマン Toni Erdmann
ペドロ・アルモドバル ジュリエッタ Julieta
ケン・ローチ わたしは、ダニエル・ブレイク I, Daniel Blake
クリスティアン・ムンジウ エリザのために Graduation
Bacalaureat
ポール・バーホーベン エル ELLE Elle

受賞記録

関連項目

外部リンク


「ヨーロッパ映画賞 監督賞」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヨーロッパ映画賞_監督賞」の関連用語

ヨーロッパ映画賞_監督賞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヨーロッパ映画賞_監督賞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヨーロッパ映画賞 監督賞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS