カンヌ国際映画祭 監督賞
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カンヌ国際映画祭 監督賞(Prix de la mise en scène)は、カンヌ国際映画祭の部門の一つ。
概要
コンペティション部門に出品された作品の監督から選出される。1946年から授与されている。
監督賞とパルム・ドールを同時受賞したのは、1991年のコーエン兄弟の『バートン・フィンク』、2003年のガス・ヴァン・サントの『エレファント』の2回である。
最多受賞者は、『バートン・フィンク』『ファーゴ』『バーバー』で3回受賞したコーエン兄弟。2回受賞したのはルネ・クレマン、セルゲイ・ユトケーヴィッチ、ロベール・ブレッソン、ジョン・ブアマンの4人。
監督創造大賞
1983年の第36回カンヌ国際映画祭においては、「監督賞」ではなく例外的に「監督創造大賞」が付与されている。
これはアンドレイ・タルコフスキー(『ノスタルジア』)とロベール・ブレッソン(『ラルジャン』)の両監督が、大賞受賞を条件とした作品出品を要求したことによる特別措置である。
受賞一覧
脚注
- ^ Facebook (2020年6月4日). “The Cannes Film Festival was canceled. But now we know the films that would have screened” (英語). Los Angeles Times. 2021年7月18日閲覧。
関連事項
外部リンク
「カンヌ国際映画祭 監督賞」の例文・使い方・用例・文例
- カンヌ国際映画祭という,映画のコンクール
- 今年のカンヌ国際映画祭では,この映画の20分のダイジェスト版が上映され,拍手喝(かっ)采(さい)を浴びた。
- 東京都の中学3年生,柳(やぎ)楽(ら)優(ゆう)弥(や)さんが,第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したのだ。
- 5月27日の夜,フランスのカンヌで行われた第60回カンヌ国際映画祭の閉幕式でその発表は行われた。
- 1997年には,初めての劇場用映画「萌(もえ)の朱(す)雀(ざく)」がカンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)を受賞した。
- 彼女の映画「殯(もがり)の森」は5月にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。
- その年,ワイルダー監督は,作品賞,監督賞,脚本賞を受賞した。
- 北野監督,ベネチア映画祭で監督賞を受賞
- 第60回ベネチア国際映画祭で,56歳の同監督は,時代劇「座(ざ)頭(とう)市(いち)」で銀(ぎん)獅(じ)子(し)賞(監督賞)を獲得した。
- 同映画は,11の賞にノミネートされ,最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む11の賞すべてを獲得した。
- イーストウッド氏は,今年のアカデミー賞で監督賞にノミネートされた。
- クリント・イーストウッドさんは,監督賞と,また,老トレーナーを演じて主演男優賞にもノミネートされていた。
- マーティン・スコセッシ監督は監督賞に5度目のノミネートを受けたが,獲得しなかった。
- 作品賞,監督賞,編集賞,脚色賞を受賞した。
- その6つの賞には最優秀監督賞,最優秀撮影賞,最優秀録音賞が含まれている。
- キャスリン・ビグローさんの監督作「ハート・ロッカー」が作品賞や監督賞など6つの賞を受賞した。
- ビグローさんは女性として初めて監督賞を受賞した。
- 今年は「英国王のスピーチ」が作品賞,監督賞,主演男優賞,脚本賞の主要4賞を受賞した。
- この映画のリチャード・リンクレイター監督が監督賞を受賞し,パトリシア・アークエットさんが映画の主人公メイソンの母親役で助演女優賞を受賞した。
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