ラルジャンとは? わかりやすく解説

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ラルジャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 04:00 UTC 版)

ラルジャン
L'Argent
監督 ロベール・ブレッソン
脚本 ロベール・ブレッソン
原作 レフ・トルストイ
にせ利札英語版
製作 ジャン=マルク・アンショ
ダニエル・トスカン・デュ・プランティエ英語版
製作総指揮 アントン・ガネージ
出演者 クリスチャン・パティ
カロリーヌ・ラング
バンサン・リステルッチ
マリアンヌ・キュオー
撮影 パスクァリーノ・デ・サンティス
エマニュエル・マシュエル
編集 ジャン=フランソワ・ノドン
配給 MK2 Diffusion
フランス映画社
公開 1983年5月18日
1986年11月29日
上映時間 83分
製作国 フランス
スイス
言語 フランス語
ラテン語
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ラルジャン』(L'Argent, フランス語発音: [laʁ.ʒɑ̃])は、ロベール・ブレッソン監督・脚本による1983年のドラマ映画で、彼の遺作である。レフ・トルストイ中編小説にせ利札英語版』を原作としている。ブレッソンは本作により第36回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。その後ブレッソンは体調を崩し、新作を撮ることなく1999年に死去した。

あらすじ

全2部からなる原作のうち、些細な犯罪が悲劇へと発展する第1部のみを現代フランスに翻案して用いている。人々が改心する第2部は用いられていないため、悲劇的なまま終結する。

キャスト

  • クリスチャン・パティ
  • カロリーヌ・ラング
  • バンサン・リステルッチ
  • マリアンヌ・キュオー

評価

フランスでは1983年5月18日にMK2 Diffusionの配給で公開された[1]

第36回カンヌ国際映画祭ではアンドレイ・タルコフスキー監督の『ノスタルジア』と監督賞をタイ受賞した[2]第9回セザール賞英語版では音響賞にノミネートされた[3]全米映画批評家協会賞では監督賞を受賞した[4]

参考文献

  1. ^ L'Argent” (フランス語). AlloCiné. Tiger Global. 2011年10月14日閲覧。
  2. ^ Festival de Cannes: Awards 1983”. festival-cannes.com. Cannes Film Festival. 2011年10月14日閲覧。
  3. ^ L'Argent - Prix et nominations” (フランス語). AlloCiné. Tiger Global. 2011年10月14日閲覧。
  4. ^ Past Awards”. nationalsocietyoffilmcritics.com. National Society of Film Critics. 2011年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月14日閲覧。

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