拍手とは? わかりやすく解説

かしわ手

読み方:かしわで
別表記:柏手、拍手

神前で、掌を打ち合わせ動作一般的には神社参拝などでは二度連続して打つ。「二拝二拍手一拝」の一部神社によってはかしわ手を打つ回数異な場合もある。

はく‐しゅ【拍手】

読み方:はくしゅ

[名](スル)手を打ち合わせて音を出すこと。神を拝んだ賞賛賛成などの気持ち表して、手をたたくこと。「—して賛意を表す」


かしわ‐で〔かしは‐〕【×柏手/拍手】

読み方:かしわで

《「柏手」は「拍手」の誤写か》神道において、神を拝むとき、両の手のひらを打って音を立てる礼拝作法


拍手

読み方:カシワデ(kashiwade)

神を拝する時、両手てのひら打ち合わせて音を立てること


拍手

読み方:ハクシュ(hakushu)

両手を打ら合わせて、音をたてること


拍手(かしわで)

神を拝む時に手を打ち鳴らすこと。古来の最高の敬礼作法神宮では8回、出雲大社では4回手を打ち鳴らすが、一般神社では2礼2拍手1礼となっている。

拍手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/11 22:51 UTC 版)

拍手する人々

拍手(はくしゅ)は、興行等において感動表現するため両手で叩くこと。

拍手の成立要因

京都大学霊長類研究所松沢哲郎教授によれば、拍手が成立するためには、2つの条件が必要で、ひとつは手が自由に使えること、もうひとつは、手を叩くという行為に何らかの意味を持たせることが出来ることであり、この条件が揃うことで拍手が成立するという。その意味で霊長類も餌を要求するときなど相手の気を引く目的で手を叩く。人間の場合の拍手は、更に手を叩くことにより賞賛賛意・歓迎・喚起・感激・感謝といった感情を伝えることにある。江戸時代までの日本では、観劇等で音を立てることを作法に反すると考えていた。国立民族学博物館野村雅一教授は、世界的に産業社会が確立していない地域では拍手の習慣が未発達であるとする。ミクロネシアオセアニアの一部が該当するが拍手をする場面がないからにほかならない。拍手をするためには少数対多数つまり大勢の人たちの前で少数の人たちが何かをするという状況が必要である。

日本における拍手

明治以前の日本には大勢の観衆が少数の人に拍手で反応するといった習慣はなく、雅楽猿楽)、狂言歌舞伎などの観客は拍手しなかった。明治になり西洋人が音楽会や観劇のあと「マナー」として拍手しているのに倣い、拍手の習慣が広まったものと推測される。1906年明治39年)に発表された夏目漱石の小説『坊っちゃん』には「(坊ちゃんが)教場へ出ると生徒は拍手をもってむかえた」との記述がある。

手話の拍手

手話日本手話アメリカ手話など)では、音を伝達手段として用いることができないため拍手で手を叩かない。両手を垂直に出し、手首を回して手の表裏を交互に見せる仕草で拍手を表現する。

関連項目

外部リンク


拍手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 16:03 UTC 版)

福島喜裕」の記事における「拍手」の解説

クラッピング・ミュージックをいち早く日本紹介した人物であり、打楽器奏者でもあることから、拍手の仕方について講じることも多い。拍手で感情伝えることができると説く

※この「拍手」の解説は、「福島喜裕」の解説の一部です。
「拍手」を含む「福島喜裕」の記事については、「福島喜裕」の概要を参照ください。

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拍手

出典:『Wiktionary』 (2021/10/03 20:56 UTC 版)

名詞

はくしゅ

  1. 開い手のひらうちならすこと。賛成賞賛などの意思表示や、神拝の際に行う。

動詞

活用

サ行変格活用
拍手-する

「拍手」の例文・使い方・用例・文例

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