カシワデ

デジタル大辞泉

かしわ‐で〔かしは‐〕【^×柏手／^▽拍手】

読み方：かしわで

《「柏手」は「拍手」の誤写か》神道において、神を拝むとき、両の手のひらを打って音を立てる礼拝作法。

かしわ‐で〔かしは‐〕【^▽膳／^▽膳^▽夫】

読み方：かしわで

《古代、カシワの葉を食器に用いたところから。「で」はする人の意》

１ 古代、宮中で食膳の調理をつかさどった人々。

「水戸神(みなとのかみ)の孫(ひこ)、櫛八玉神(くしやたまのかみ)、—となりて」〈記・上〉

２ 中世、寺院で食膳調理のことをつかさどった職制。

３ 食膳を供すること。また、食膳。〈色葉字類抄〉

難読語辞典

拍手

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

神を拝する時、両手のてのひらを打ち合わせて音を立てること

柏手

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

神を拝する時、両手のてのひらを打ち合わせて音を立てること

膳夫

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

古代、宮中で、食膳のことをつかさどった人

歴史民俗用語辞典

厮丁

読み方：シチョウ（ｓｈｉｃｈｏｕ），　カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

仕丁の一。立丁のために薪水の労に従事した。

柏手

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

神を拝むとき、両掌を打ち合わせて音をたてる作法。

別名 拍手、開手

膳

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ）

古代の品部。

別名 膳部

膳部

読み方：カシワデ（ｋａｓｈｉｗａｄｅ），　カシワデベ（ｋａｓｈｉｗａｄｅｂｅ）

古代の品部の一。