前説とは? わかりやすく解説

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ぜん‐せつ【前説】

読み方:ぜんせつ

以前唱えた説。「—を翻す

前人の説。「—に異を唱える

前に述べられている説。

本題に入る前の説明まえせつ


まえ‐せつ〔まへ‐〕【前説】

読み方:まえせつ

無声映画で、上映前に弁士がその映画内容説明すること。

転じて本題に入る前の説明ぜんせつ

テレビ公開番組劇場での舞台公演で、本番前全体の構成進行注意事項などについて観客説明すること。また、その役の人。


前説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 04:26 UTC 版)

前説(まえせつ)とは、劇場での公演、またはテレビ番組の公開放送などにおいて、本番前に観客に行う説明のこと。

元来は活動写真弁士が、映画の上映前に行った説明のことを「前説」と呼んだ。

観客に対する諸注意(見学マナー、携帯電話の使用など)、拍手笑い声のタイミングの説明をしたり、会場の雰囲気を良くする為に漫才コントなどを行うこともある。また、若手芸人にとっては芸のアピール、実力のテストができ、腕試しの出来る登竜門的な場でもある。

若手芸人による前説

特異な例

  • オンバト+」及びその前身の「爆笑オンエアバトル」ではスタッフによる説明の後に前説の芸人がネタを披露する。一般審査員が書くアンケート(ジャッジペーパー)には前説芸人の感想や評価を書く項目もあり、評判がよければ本選に出演できる場合もある[2]
  • 例外として、デビュー数ヶ月でTV番組にレギュラー出演するようになったオリエンタルラジオや、一時期に複数の先輩芸人が事務所を離れその穴埋めで舞台本番に繰上げ出演となったアメリカザリガニなどの様に、個々の事情は様々であるが、前説として踏んだ場数が極端に少ない芸人もいる。
  • ダウンタウンDX』では放送開始当初から司会のダウンタウン自身が前説を担当している。この内容は本編ではごく一部が放送されるだけであったが、2013年にはこれを収録したDVD「ダウンタウンの前説」が発売された。
  • 前説として複数の番組に出演する芸人もおり、特にビッキーズ前説王と称されていた(現在は解散)。
  • ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』での前説は代々、山崎邦正(現:月亭方正、元TEAM-0)とココリコが務め、前説からレギュラーに出世した。トークから企画になり、前説は公開収録の時のみだが、トークを開催した時は前説を現在前説のライセンス→ココリコ→山崎の順で前説を務めている。
  • 1978年4月4日、後楽園球場でのキャンディーズ解散コンサートでは、バックバンドのリーダーが開演前に観衆に歓声の挙げ方を指導する様子が、東海林さだおのエッセイ(「ショージ君の東奔西走」所収)に記されている。名前は記されていないが、バックをつとめたMMPのリーダーは渡辺茂樹である。

脚注

  1. ^ ダウンタウンが東京進出の恩人・萩本欽一と22年ぶりの共演!濃すぎるトーク内容が話題に
  2. ^ オンバト+では、前説を務める予定だったブーブートレインが諸般の事情で急遽本戦出場に繰り上げられたことがある。

関連項目


前説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:02 UTC 版)

ダウンタウンDX」の記事における「前説」の解説

通常バラエティ番組の前説はADもしくはまだ番組出られない下積み若手芸人などが行う事が基本となっているが、当番に関して放送開始当初から一貫してダウンタウン2人が前説を担当している。この前説の模様オンエア上でごく一部放送されるだけのものであったが、2013年に「ダウンタウンの前説」というタイトルDVD化されたため全編通して視聴が可能となった2019年現在まで全5巻発売されている。

※この「前説」の解説は、「ダウンタウンDX」の解説の一部です。
「前説」を含む「ダウンタウンDX」の記事については、「ダウンタウンDX」の概要を参照ください。

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