前議員記章(前議員バッジ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 22:47 UTC 版)
「議員記章」の記事における「前議員記章(前議員バッジ)」の解説
国会議員衆議院並びに参議院では現職議員が落選し、前議員となった場合、申請により前議員記章(前議員バッジ)を交付される。前議員バッジの特典は国会の本会議において前議員席または公衆席に、また各委員会にも自由に、他の議院(前衆議院議員の場合は参議院、前参議院議員の場合は衆議院)の本会議は公衆席に限り、各委員会室については議院運営委員会以外は自由に入場して傍聴出来ること。前衆議院議員の場合はモール部分が黄色、前参議院議員の場合は緑色のバッジが交付される。 地方議員また地方議会でも前議員記章や名誉議員記章、議員待遇者記章など国会議員の前議員記章と同様な意義を持ったバッジを前議員や元議員等に配布している。モールの色やバッジの大きさ、形までも様々で、モール部分の色には蝦茶色、濃茶色、茶色、緑色、青色などを用いることが多く、現職の議員と区別できるようにしているようだ。このバッジで発生する特典などは各自治体により様々で、概ね自治体の行う行事、式典への招待、自治体が発行する刊行物の贈呈、死亡時には遺族に対して弔祭料の贈与等が一般的であるが、中にはその自治体の公営交通機関の優待乗車券の贈呈や公営文化施設(美術館、博物館、動物園、水族館等)等の入場料無料などの特典を付与している自治体もある。
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