introduction
「introduction」とは、紹介すること・導入すること・引き合わせること・(エッセイなどの)序論といった関わりのなかった人や物を関わらせる過程を意味する英単語。
「introduction」の基本的な意味
「introduction」は、主に「紹介」や「導入」といった意味の英単語である。「紹介する」や「導入する」といった意味の動詞「introduce」を名詞形にしたものであるため、名詞以外としての使い方はない。一般的には、「紹介」や「導入」の意味で使用されることが多いが、「伝来」や「輸入」といった意味もある。「introduction」の発音・読み方
「introduction」の発音記号は、アメリカ英語とイギリス英語共に、/ìntrədʌ'kʃən/である。日本語で表記する場合は、「イントロダクション」となるが、実際の発音は、アメリカ英語は「イントゥラダァクション」、イギリス英語だと「イントゥラダクション」に近い音となる。「introduction」の対義語
「introduction」の対義語は、「終結」や「結論」を意味する「conclusion」である。また、「outroduction」という言葉が、対義語として使用されることもある。「outroduction」は「締めくくり」という意味を持つ。「introduction」を元に、「in」の部分を、反対の意味を持つ「out」に置き換えた造語だ。そして、主に音楽シーンで使用される。楽曲の導入を「intro」、締めくくりを「outro」という風に、略語で表現することが多い。「introduction」を含む英熟語・英語表現
「Introduction to」とは
「Introduction to」とは、誰かに対する紹介を意味する表現である。「Introduction to~」で、「~への紹介」という表現となる。また、「入門」という意味もあり、「Introduction to~」で、「~入門」という表現として使える。
「introduction of」とは
「introduction of」は、誰かの紹介や導入を意味する表現だ。「introduction of~」で、「~の紹介」「~の導入」という表現になる。
「Self-introduction」とは
「Self-introduction」は、「自己紹介」を意味する表現である。採用面接やパーティーなど、自己紹介を行う場面は数多くあるが、どのような場面であっても、自己紹介であれば全てSelf-introductionと表現する。
「introduction」の使い方・例文
「introduction」は、「紹介」という意味で使用することが多い。例文にすると、「I'm reading an introduction about him(彼に関する紹介を読んでいるところだ)」「I need an introduction from a member to enter the venue(会場に入るには、会員からの紹介が必要だ)」といった表現となる。自己紹介という意味であれば、「self-introduction」を用いて、「He is writing a self-introduction(彼は自己紹介文を書いている)」のように表現する。また、「紹介状」を意味する「a letter of introduction」という表現でも使用することが多い。その場合は、「I need a letter of introduction to go to a general hospital(総合病院に通うために紹介状が必要だ)」という風に使用する。
「入門」という意味で使用する場合は、「introduction to」を使用し、例文は「I'm looking for a book titled "Introduction to English"(英語入門というタイトルの本を探している)」という風になる。「導入」という意味の場合は、「introduction of」を用いて、「This is the introduction of the movie(これは映画の導入である)」といった形で表現する。
英語の自己紹介で使える例文
英語の自己紹介で使用する表現として定番なのは、「my name is~」である。自身のフルネームを相手に伝える丁寧な表現として、フォーマルな場面で使用することが多い。例文にすると、「my name is Tanaka Taro(私の名前は田中太郎と申します)」となる。そして、より砕けた自己紹介をする場合は、「I'm~」が使用できる。例文だと「I'm Taro(私は太郎です)」といった形だ。「I'm~」は、フルネームではなく、ファーストネームだけを伝えるのが基本である。よって、フルネームを伝える必要がある場面で、使用することは少ない。自らの職業を紹介する際には、「I work as~」や「I work at~」「I work in~」といった表現を使用する。「I work as~」は、職業そのものを指す。「I work as sales(私は営業として働いている)」といった形だ。「I work at~」は、「I work at city hall」という風に、会社名や会社組織の種類を指して使用する。「I work in~」は、職業の分野を指す場合に使用する。例文にすると「I work in the financial industry(私は金融業界で働いている)」といった形だ。
自己紹介で使用できる定型文としては、「Nice to meet you」が代表的だ。他の言葉を付け加えることなく、「はじめまして」という意味で使用できる。また、「あなたに会えて嬉しい」という意味の、「I'm glad to see you」が使用されることも多い。「Nice to meet you」に近い感覚で使用される表現だ。
イントロダクション【introduction】
イントロダクション
イントロダクション―ヒト科の女
導入部
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2017年5月) |
導入部(どうにゅうぶ)は、本題・本編・本筋へ入る前の始まり部分をいう[1][2][3][4][5][6]。以下のように、分野ごとに異なる語意をもつ。「導入」ともいう[3][4][5]。
- 論文・講話・解説など、物事を論じるものでは、「前書き(まえがき)」「序文(じょぶん)」「序論(じょろん)」「序説(じょせつ)」「イントロダクション[7][8][9]」「イントロ」などともいう。「概論」「概説」「手引き」なども結果的同義の部分がある。
- 物語性のある文章(小説、脚本など)や絵的表現(漫画、アニメなど)や実写映像的表現(実写映画、テレビドラマ、特撮など)では「前書き(まえがき)」「序章(じょしょう)」「プロローグ」「アバンタイトル」「イントロダクション[8]」などともいう。演劇では特に「序幕(じょまく)」ともいう。
- 詩歌では「序言(じょげん)」ともいう。
- 音楽では「一つの演奏曲の前奏部」「一つの演唱曲の前唱部[9]」を指し、「出だし(でだし)」「序奏(じょそう)[1][2]」「イントロダクション[2][7][8][9][10]」「イントロ[10][11]」などともいう。
introduction
遅くとも14世紀のイギリスに「導入部」の意味で初出した英語 "introduction" は[12]、14世紀フランスの古フランス語 "introduction" に由来するが、その語源は古典ラテン語の[ intro-(内部へ)+ duco(導く、引っ張る)]に由来する "introduco" の名詞形 "introductio" である[13]。また、"introduction" は略して "intro" ともいうが、こちらは1923年に初出している[14][14]
- [ en: introduction ("act of bringing into existence" ) 14c < ME: introduccioun, introduccyon < OF: introduction ("act of bringing into existence" ) 14c < la: intrōdūctiōnem ("a leading in" ) < intrōdūctiō ("lead-in, introduction" ) < intrōdūcō + -tiō ("-tion" ) < intrōdūcō < intro- ("inwards, to the inside" ) + dūcō ("lead, pull" ) ]
上記の2語は、日本語ではそれぞれに音写した外来語として「イントロダクション」と「イントロ」が広く通用する。つまり、国語辞典などでは「イントロはイントロダクションの略語」と解説されるが、語源学的厳密性を背負えば[ ja: イントロ < イントロダクション < en: introduction ]ではなく、[ ja: イントロダクション < en: introduction ][ ja: イントロ < en: intro ]である。
論説
論説において、"introduction" は本論の一部をなすものであり、本論の内容についての予備的議論を指す[6]。これに対して "preface" と "foreword" は内容的に本論の一部ではなく、著述全体の成立の背景・意義などを述べ、長いものではないのが通例である[6]。foreword は特に著者以外の人が著者や著述内容について述べるという形を執ることがある[6]。
- 用例:クロード・ベルナール『実験医学序説(原題:Introduction à l’étude de la médecine expérimentale )』
文章
文章において、冒頭で内容の概略や背景について述べ、読者が内容になじみやすくするために書かれた部分。本記事でいえば、本節の前に置かれた部分である。導入部は「紹介文」「序文」「序説」「プロローグ(英: prologue)」などとして記載されることもある。
音楽
曲の冒頭、歌やメロディの前の部分をいう[10]。楽曲の構成において、主題が呈示・展開される部分に先立って、主題を導入・準備する目的で楽章の冒頭などに置かれる部分[2]。序奏[2]。一つの演奏曲の前奏部、一つの演唱曲の前唱部[9]を指す。
「導入」および「導入部」という意味においては、英語でも日本語でもイントロと呼ぶことも多い[要出典]。日本語ではイントロのほうが一般的に使われる[要出典]。日本語「イントロ」の初出は不明ながら、1942年(昭和17年)には既に徳川夢声がこの語を使っている。
昭和一七年一一月三日「イントロのキーを間違えて、みんなハッとなる」 ──徳川夢声『夢声戦争日記』
曲のイントロのみを聞いて曲名を当てる「イントロ当てクイズ」または「イントロクイズ」は、日本のTV・ラジオ番組で定着しているクイズの一種であり、『クイズ・ドレミファドン!』は特によく知られている。
なお、曲名として Introduction または Intro と名付けられたものも多数存在する(Introduction (song) )。
脚注
出典
- ^ a b 小学館『デジタル大辞泉』. “導入部”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b c d e 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “導入部”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b 小学館『デジタル大辞泉』. “導入”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。第2義。
- ^ a b 三省堂『大辞林』第3版. “導入”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。第2義。
- ^ a b 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “導入”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。第2義。
- ^ a b c d 小学館『プログレッシブ英和中辞典』第4版. “introduction”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b 小学館『デジタル大辞泉』. “イントロダクション”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b c 三省堂『大辞林』第3版. “イントロダクション”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b c d 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “イントロダクション”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b c ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス『音楽用語ダス』. “[introduction-813105 イントロダクション[introduction]]”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ 小学館『精選版 日本国語大辞典』. “イントロ”. コトバンク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ “introduction”. 英辞郎 on the WEB. アルク. 2020年6月3日閲覧。
- ^ “introduction” (English). Online Etymology Dictionary. 2020年6月3日閲覧。
- ^ a b “intro” (English). Online Etymology Dictionary. 2020年6月3日閲覧。
関連項目
イントロダクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/28 14:48 UTC 版)
「幻想曲さくらさくら」の記事における「イントロダクション」の解説
イントロダクション(序奏)部分では壮大なスケール聴く人をひきつけるようなメロディーとなっている。そして、その壮大なメロディーで聴く人をひきつけて曲の本編へとつなげている。
※この「イントロダクション」の解説は、「幻想曲さくらさくら」の解説の一部です。
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