特異な例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:11 UTC 版)
以下の例のように、レギュラー番組を設けず単発特番やスポーツ中継がつなぎ番組となるケースもある。日本航空123便墜落事故により、ロート製薬の一社提供だが、副賞のハワイ旅行に関与し、かつカウキャッチャーにも参加していた日本航空に配慮する形での『アップダウンクイズ』(毎日放送)の放送休止(再開せずに打ち切り)や、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う番組内容の問題により、『密室謎解きバラエティー 脱出ゲームDERO!』(日本テレビ)の放送が休止となり、『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』と改題リニューアルするまでの間をプロ野球中継や単発特番で繋いだことがある。 『ドラゴンボールZ』などの漫画を原作とした長期放送のアニメ番組においては、原作エピソードの限界に追いつかなくすることの工夫としてアニメオリジナルエピソードやプロ野球中継を多めに編成していることで凌いでいる。 『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ)が島田紳助の芸能界引退に伴い、視聴率が極端に低下したために打ち切りとなり、後番組『おじゃMAP!!』開始までの間、特別番組や世界体操競技選手権・バレーボールワールドカップといったスポーツ中継で繋いだ。 大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年)で出演予定の女優が不祥事で検挙、降板したため、代役による撮り直しによって放送開始日が延期になったことから、単発特番およびエピソード番組で繋いだことがある。 特番などで埋める場合、以前に同じ枠で放送されていた番組を復活特番のような形で放送した事例もある。過去には『A』の前番組だった『特命リサーチ200X』や、『雲と波と少年と』の前番組だった電波少年シリーズの総集編(共に日本テレビ)などがある。 基本的に視聴率が低迷しても予定された回数だけ放送されるが、中には余りの低視聴率や不慮の事情で予定より早く終了する場合もある。例として改編期でもない7月中旬にわずか0.5クール(およそ1か月半)で終了した『CDTVゴールド』 や、上記の低視聴率 に加えスタッフがロケ地で死亡事故を起こした『雲と波と少年と』などがある。 2020年の新型コロナウイルス感染拡大を巡っては、民放各局で4月開始予定の連続ドラマの放送開始が延期または放送開始後中断となったため、過去に同枠で放送されたドラマの再放送や総集編を放送した事例がある。 2021年や2022年も、一部の俳優・タレントが、前述した新型コロナウイルスに罹患した影響による活動休止で、ドラマやバラエティなどの収録が一時的にストップし、特別版や総集編などを放送して急場を凌いだ事例がある。
※この「特異な例」の解説は、「つなぎ番組」の解説の一部です。
「特異な例」を含む「つなぎ番組」の記事については、「つなぎ番組」の概要を参照ください。
特異な例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/27 14:14 UTC 版)
「オンバト+」及びその前身の「爆笑オンエアバトル」ではスタッフによる説明の後に前説の芸人がネタを披露する。一般審査員が書くアンケート(ジャッジペーパー)には前説芸人の感想や評価を書く項目もあり、評判がよければ本選に出演できる場合もある。 例外として、デビュー数ヶ月でTV番組にレギュラー出演するようになったオリエンタルラジオや、一時期に複数の先輩芸人が事務所を離れその穴埋めで舞台本番に繰上げ出演となったアメリカザリガニなどの様に、個々の事情は様々であるが、前説として踏んだ場数が極端に少ない芸人もいる。 『ダウンタウンDX』では放送開始当初から司会のダウンタウン自身が前説を担当している。この内容は本編ではごく一部が放送されるだけであったが、2013年にはこれを収録したDVD「ダウンタウンの前説」が発売された。 前説として複数の番組に出演する芸人もおり、特にビッキーズは前説王と称されていた(現在は解散)。 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』での前説は代々、山崎邦正(現:月亭方正、元TEAM-0)とココリコが務め、前説からレギュラーに出世した。トークから企画になり、前説は公開収録の時のみだが、トークを開催した時は前説を現在前説のライセンス→ココリコ→山崎の順で前説を務めている。 1978年4月4日、後楽園球場でのキャンディーズ解散コンサートでは、バックバンドのリーダーが開演前に観衆に歓声の挙げ方を指導する様子が、東海林さだおのエッセイ(「ショージ君の東奔西走」所収)に記されている。名前は記されていないが、バックをつとめたMMPのリーダーは渡辺茂樹である。
※この「特異な例」の解説は、「前説」の解説の一部です。
「特異な例」を含む「前説」の記事については、「前説」の概要を参照ください。
特異な例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/28 02:20 UTC 版)
公営浴場の設置近畿圏の特に京都府京都市などにおいて行われている同和対策事業。同和地区に公営による浴場を設置し、同地区住民を主な対象としてこれを安価にて提供する。京都市のそれの場合、同和地区に限定して設置されているものであるが、使用権を建設地区住民のみに限るなどの制限は設けられておらず、部外者による利用も可能となっている。 農村同和対策事業福岡県内の自治体に固有の同和対策事業。この地域は、農耕者が不在となった耕地に対し、その維持を目的として被差別民を投入するという、穢多新百姓取立などと呼ばれる農業政策が藩政期から特に見られ、その結果膨大な数の農村型被差別部落を抱えることとなった。この事業では同和地区に指定されたこれらの地域に対する諸産業関連施設の設置や営農に係る補助金の交付などが行われている。農村型同和地区に対する事業という点では一般的な同和対策事業の範疇であると見ることもできるが、地域に固有の呼称を持つものとして特異なものであるとすることもできる。前原市(現糸島市)、志摩町(同左)、福岡市、直方市、宗像市、古賀市、みやこ町、太宰府市、小郡市、筑前町、筑後市、黒木町(現八女市) などが行っている。
※この「特異な例」の解説は、「同和対策事業」の解説の一部です。
「特異な例」を含む「同和対策事業」の記事については、「同和対策事業」の概要を参照ください。
特異な例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 05:40 UTC 版)
常磐線:綾瀬駅 - 取手駅間 常磐線では、線路は緩急分離だが、種別は系統分離も含むという特異な存在である。常磐線は、1971年(昭和46年)に綾瀬駅 - 我孫子駅間で緩急分離複々線化を実施した(1982年〈昭和57年〉11月15日に取手駅まで延伸)が、取手駅より先、土浦・水戸方面に乗り入れる普通列車も快速線を走行して従来通り上野駅発着での運転が継続された(この当時、快速電車よりも停車駅が少なかった)。これは、柿岡地磁気観測所への影響を最小限に抑える目的で、首都圏60 km圏内(日暮里駅からは約40 km強の地点)で交直切替が行われるという同線独特の事情が絡んでいる。これにより近距離電車が土浦・水戸方面に乗り入れられず、また水戸・土浦方面から都心方面まで利用する乗客が多い点などもあり、同じ緩急分離の中央本線・総武本線のように電車特定区間を境に系統を分離しにくい傾向にある。 また、緩行線がJR線のみでは都心にアクセスできない(複々線化の際に緩行線の北千住-綾瀬間は営団地下鉄千代田線として建設された)ため、電車種別である「快速電車」は列車種別である中・長距離列車の「普通列車」とともに快速線を走行するという形態であり、常磐快速線では線内の輸送力の約2/5弱を中・長距離列車に依存している。後述の通り、現在は両者とも旅客案内上は「快速」と案内され、特に常盤快速線区間内のみを利用する乗客はほとんど区別せずに利用している状態にあるが、わかりやすい違いとしては使用される車両が異なり普通列車には原則的にグリーン車が連結されているという違いが挙げられる。 先述の通り「普通列車」(中・長距離列車)より「快速電車」のほうが停車駅が多いという矛盾による分かりにくさもあり、2004年(平成16年)には、春・秋の2段階に分けて、この矛盾を是正するための種別・停車駅の統一が行われた。3月13日に、常磐線快速と普通列車の停車駅の統一(三河島駅・南千住駅に停車)が行われた。 10月16日より、土浦・水戸方面へ向かう「普通列車」は上野駅 - 取手駅間では「快速」を名乗るようになった。 なお、北千住駅では東京メトロ(旧・営団地下鉄)千代田線と常磐線の境界の中間改札は以前からほぼ無人でフリーパスであり、2014年には完全に撤去されて常時自由に乗り換え可能となっている。地上と地下の乗換が不便であるものの、北千住駅において常磐緩行線直通の千代田線と常磐快速線を乗り換えて日暮里駅を経由する場合は常磐緩行線各駅と東京都心方面の間をJR線運賃のみで乗車することが可能ではある。
※この「特異な例」の解説は、「電車線・列車線」の解説の一部です。
「特異な例」を含む「電車線・列車線」の記事については、「電車線・列車線」の概要を参照ください。
- 特異な例のページへのリンク