気象庁地磁気観測所
(柿岡地磁気観測所 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 14:31 UTC 版)
気象庁地磁気観測所(きしょうちょうちじきかんそくしょ)は、茨城県石岡市柿岡にある気象庁に所属する施設等機関である。
注釈
- ^ 1923年の関東大震災の後移転が完了した[2]。
- ^ 柿岡(日本)、サンフアン(プエルトリコ)、ハーマナス(南アフリカ)、ホノルル(アメリカ)[3]
- ^ 最も影響を与えたのが東京市電(現・東京都電)である。
- ^ 第6節 電気的・磁気的障害の防止
第43条「地球磁気観測所等に対する障害の防止」
直流の電線路・電車線路及び帰線は、地球磁気観測所または地球電気観測所に対して観測上の障害を及ぼさないように施設しなければならない。 - ^ 最終的に藤代以北の岩沼まで1967年に全線交流電化された。
- ^ 設備コストとしては非常に高くなるが、当該区間を交流電化したとしても後々のJR東日本外房線(当時・国鉄房総東線)電化との関連や車両コストなどを含めて考慮した点からも直流電化がトータルコストを抑制できると判断された。
- ^ 鉄分を多く含まない土がある場所などの地質条件を含む。
出典
- ^ a b “沿革”. 地磁気観測所. 2022年8月16日閲覧。
- ^ “<突撃イバラキ>気象庁地磁気観測所 大正浪漫の秘密基地”. 東京新聞 (2022年7月19日). 2022年8月27日閲覧。
- ^ 米良恵介・亀井豊永・杉浦正久 (2002年5月28日). “1971年のDst指数の一日UT変化の年平均値について” (PDF). 地球惑星科学関連学会2002年合同大会. 日本地球惑星科学連合. 2022年8月29日閲覧。
- ^ 地磁気観測所ニュースNo.38 (PDF)
- ^ 山内正敏 (2021年5月19日). “一世紀近く続く長期観測を止めるという愚策”. 論座. 朝日新聞. 2022年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
- ^ “Q18. 電車や自動車・建物は地磁気観測に影響を与えますか?”. 地球電磁気の Q & A. 地磁気観測所. 2022年8月16日閲覧。
- ^ 大島登志彦・王平「北関東の鉄道にみる特徴的事象と地域の関わり (PDF) 」『高崎経済大学論集』第52巻 第4号 2010年 69-81頁
- ^ 田島稔, 瀬戸孝夫「地磁気観測の計数化処理について」『測地学会誌』第15巻第4号、日本測地学会、1970年、150-157頁、doi:10.11366/sokuchi1954.15.150、ISSN 0038-0830、NAID 130004189036。
- ^ 地磁気観測所ニュースNo.17
- ^ 第113回国会 交通安全対策特別委員会 第4号
- 1 気象庁地磁気観測所とは
- 2 気象庁地磁気観測所の概要
- 3 地磁気観測に影響を与える問題
- 4 脚注
固有名詞の分類
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