私鉄・公営鉄道・第三セクター鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 20:58 UTC 版)
「日本の電化路線の一覧」の記事における「私鉄・公営鉄道・第三セクター鉄道」の解説
大手私鉄・準大手私鉄では基本的に直流1500ボルトで電化されている。但し以下の路線及び鋼索線(ケーブルカー)を除く。 東急世田谷線(直流600ボルト・架空電車線方式) 西武山口線(直流750ボルト・第三軌条方式・案内軌条式鉄道) 東京メトロ銀座線・丸ノ内線(直流600ボルト・第三軌条方式) 近鉄けいはんな線(直流750ボルト・第三軌条方式) 北大阪急行電鉄南北線(直流750ボルト・第三軌条方式) 中小私鉄ではJRや大手私鉄との直通運転を考慮することやJRや大手私鉄から譲渡された車両を用いることで直流1500ボルトで電化された路線もあるが、経費削減のため直流600ボルトや直流750ボルトなどの低圧を用いる路線も多い。路面電車は基本的に直流600ボルトである。ただし首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスのみらい平駅 - つくば駅間は、茨城県石岡市柿岡にある気象庁地磁気観測所での地磁気観測への影響回避のため、交流20000ボルト50ヘルツ(守谷駅 - みらい平駅に交流区間とのデッドセクションがある。)であり、JRの交流電化区間と直通運転を行う鉄道及びJRの交流電化路線を引き継いだ第三セクター鉄道以外では唯一、交流電化されている。 地下鉄では地上を走る郊外電車と直通運転を行う路線は基本的に直流1500ボルトで電化され、第三軌条方式を使用する路線は直流600ボルトまたは直流750ボルトの低圧を使用する。
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