東京メトロ丸ノ内線
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丸ノ内線(まるのうちせん)は、東京都豊島区の池袋駅から杉並区の荻窪駅までを結ぶ本線と、中野区の中野坂上駅から杉並区の方南町駅までを結ぶ分岐線(通称:方南町支線[注釈 2])から構成される東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線である。『鉄道要覧』における名称は4号線丸ノ内線および4号線丸ノ内線分岐線。なお、新宿 - 荻窪間と中野坂上 - 方南町間は1972年(昭和47年)まで荻窪線(おぎくぼせん)あるいは荻窪線分岐線と呼ばれていた。
注釈
- ^ 東京地下鉄道丸ノ内線建設史(下巻)では「一部に120 m、140 mがあるが、原則としては160 m」とあるが[6]、「120 m」の表記はおそらく誤記。
- ^ 和久田康雄『日本の地下鉄』[7]に「方南町支線」の表記例がみられる。
- ^ なお、千代田線二重橋前駅の副駅名は「丸の内」。
- ^ 丸ノ内線分岐線を意味するMarunouchi branch line[報道 1]の頭文字。ただし特に区別しない場合、分岐線区間もMの路線記号で案内されることが多い。
- ^ 新宿・池袋の2つの副都心のターミナル駅からそれぞれ丸の内などの都心・中心業務地区 (CBD) を結ぶ線形となっている。
- ^ 池袋駅から淡路町駅付近までは南東方向に、淡路町駅から銀座駅までは南南西方向、銀座駅から中野坂上駅までほぼ北西方向、中野坂上駅から新高円寺駅までは西方向、新高円寺駅から荻窪駅までは北西方向を向くといった経路をとる。
- ^ 池袋駅方面から進行して、茗荷谷駅隧道終端は3 K033.000 m、安藤坂の隧道入口は4 K166.000 m、隧道終端は4 K535.000 mと書かれている。後楽園駅から本郷三丁目駅に向かった隧道入口は5 K199.02 mと書かれている[18]
- ^ 御茶ノ水駅隧道終端6 K668.020 m、御茶ノ水橋梁の中心位置6 K709.070 m、国鉄中央・総武線跨線橋中心位置6 K769.679 m、隧道入口6 K790.257 mと書かれている[21]。
- ^ 現在(戦後)の都市計画第3号線(東京メトロ銀座線)とは異なる。
- ^ 「五反田線」は築地 - 銀座 - 日比谷 - 南佐久間町(現・西新橋付近) - 泉岳寺前 - 五反田 - 東急目蒲線(当時)不動前駅間の本線と泉岳寺前 - 品川間の分岐線。
- ^ 丸ノ内線(池袋 - 新宿間)の路線免許は、池袋 - 赤坂見附間および四ツ谷 - 新宿間は大正14年5月に東京市が取得した路線免許、赤坂見附 - 四ツ谷間は東京高速鉄道が昭和12年2月に取得した路線免許の起業目論見変更扱いとなっている[34]。
- ^ 昼間時における池袋 - 新宿間4分間隔(1時間あたり15本)、新宿 - 荻窪間6分間隔(1時間あたり10本)のダイヤ構成は、2015年12月のダイヤ改正まで半世紀以上にわたって続いた。
- ^ 池袋は「(有楽町線、副都心線、)山手線、埼京線、(西武池袋線、東武東上線はお乗り換えです)」(湘南新宿ラインはアナウンスされず)。御茶ノ水は「中央線、総武線は…」。荻窪は「中央線は…」。
- ^ 更新後、御茶ノ水は「JR線は…」に変更され、池袋と荻窪は乗換案内自体を割愛。
出典
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丸ノ内線(池袋発荻窪行き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 07:57 UTC 版)
「地下鉄サリン事件」の記事における「丸ノ内線(池袋発荻窪行き)」の解説
丸ノ内線の池袋発荻窪行き(列車番号A777)は、散布を広瀬健一、送迎を北村浩一 が担当した。当該編成は営団中野検車区所属の02系第16編成(02-116以下6連)であった。 広瀬は2号車(02-216)に始発の池袋駅(7時47分発)から乗車し、茗荷谷駅か後楽園駅停車時に3号車(02-316)に移動、ドアに向かって立ち、御茶ノ水駅到着時サリンを散布した。中野坂上駅で乗客から通報を受けた駅員が重症者を搬出し、サリンを回収したが、列車はそのまま運行を継続し終点荻窪駅に到着。新しい乗客が乗り込みそのまま折り返したため、新高円寺駅で運行が停止されるまで被害者が増え続けることとなった。また、広瀬自身もサリンの影響を受け、林郁夫によって治療を受けた。この電車では1人が死亡し、358人が重症を負っている(2020年、後遺症によりさらに1人死亡した)。
※この「丸ノ内線(池袋発荻窪行き)」の解説は、「地下鉄サリン事件」の解説の一部です。
「丸ノ内線(池袋発荻窪行き)」を含む「地下鉄サリン事件」の記事については、「地下鉄サリン事件」の概要を参照ください。
丸ノ内線(荻窪発池袋行き)
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「地下鉄サリン事件」の記事における「丸ノ内線(荻窪発池袋行き)」の解説
丸ノ内線の荻窪発池袋行き(列車番号B701)は散布役を横山真人、送迎役を外崎清隆 が担当した。当該編成は営団中野検車区所属の02系第50編成(02-150以下6連)であった。 横山は5号車(02-550)に新宿駅(7時39分発)から乗車し、高架駅である四ツ谷駅進入時にパックに穴を開けサリンを散布した。穴が開いたのは1袋のみであった。列車は8時30分に終点池袋駅に到着。その際、本来ならば駅員によって車内の遺留物の確認が行われるが、どういうわけかこのときは行われず、折り返し池袋発荻窪行き(列車番号A801)として出発した。本郷三丁目駅で駅員がサリンのパックをモップで掃除したが、運行はそのまま継続され、荻窪駅到着後に再び荻窪発池袋行き(列車番号B901)として池袋駅に戻った。列車は新宿駅に向け運行を継続した。列車はサリン散布の1時間40分後、9時27分に国会議事堂前駅で運行を中止した。同線では約200人が重症を負ったが、この電車は唯一死者が出なかった。
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丸ノ内線(4号線)
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