嘆きのテレーズとは? わかりやすく解説

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嘆きのテレーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 07:45 UTC 版)

嘆きのテレーズ
Thérèse Raquin
監督 マルセル・カルネ
脚本 マルセル・カルネ
シャルル・スパーク
原作 エミール・ゾラ
『テレーズ・ラカン』
製作 レイモン・アキム
ロベール・アキム
出演者 シモーヌ・シニョレ
ラフ・ヴァローネ
音楽 モーリス・ティリエ
撮影 ロジェ・ユベール
編集 アンリ・ルスト
スザンヌ・ロンドー
マルト・ゴティエ
製作会社 Paris Film Productions
Lux Film
配給 Tamasa Distribution
Lux Film
新外映
公開 1953年11月6日
1953年11月24日
1954年4月20日
上映時間 102分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
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嘆きのテレーズ』(なげきのテレーズ、Thérèse Raquin)は1953年フランスサスペンス映画。監督はマルセル・カルネ、出演はシモーヌ・シニョレラフ・ヴァローネなど。エミール・ゾラの1867年の小説『テレーズ・ラカンフランス語版』(原題同じ)を原作とし、舞台を現代(映画公開当時)に翻案した作品である。

1953年のヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞(当時は、最高賞である金獅子賞にノミネートされた複数の作品に対して授与される準グランプリに相当する賞)を受賞している。

ストーリー

キャスト

※括弧内は日本語吹替(初回放送1968年3月14日『木曜洋画劇場』)

  • テレーズ・ラカン: シモーヌ・シニョレ(友部光子)- リヨンで生地屋を営む女性。
  • ローラン: ラフ・ヴァローネ中村正)- イタリア人のトラック運転手。
  • カミーユ・ラカン: ジャック・デュビー(千葉耕市)- テレーズの従兄で夫。病弱。
  • ジョルジェット: マリア・ピア・カジリオ(西乃砂恵)- 安宿の若い女中。
  • リトン: ローラン・ルザッフル(愛川欽也)- 復員水兵。テレーズを脅迫。
  • ラカン夫人: シルヴィーフランス語版 - テレーズの姑。両親を亡くしたテレーズを引き取って育て、溺愛する息子カミーユの嫁にした。

エピソード

イタリア人であるラフ・ヴァローネのフランス語の台詞は吹き替えの予定だったが、ヴァローネがそれを拒否したため、イタリア人の設定に変更された[1]

撮影期間は1953年3月2日から同年4月28日[2]

出典

  1. ^ Thérèse Raquin (1953) - Trivia” (英語). IMDb. 2013年1月18日閲覧。
  2. ^ Thérèse Raquin (1953) - Box office / business” (英語). IMDb. 2016年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月18日閲覧。

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