ブンミおじさんの森
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 01:55 UTC 版)
| ブンミおじさんの森 | |
|---|---|
| ลุงบุญมีระลึกชาติ | |
| 監督 | アピチャートポン・ウィーラセータクン |
| 脚本 | アピチャートポン・ウィーラセータクン |
| 製作 | アピチャートポン・ウィーラセータクン サイモン・フィールド キース・グリフィス シャルル・ド・モー |
| 出演者 | タナパット・サイサイマー |
| 撮影 | サヨムプー・ムックディプローム |
| 編集 | リー・チャータメーティクン |
| 配給 | |
| 公開 | (第63回カンヌ国際映画祭) (第35回トロント国際映画祭) |
| 上映時間 | 114分 |
| 製作国 | |
| 言語 | タイ語 |
『ブンミおじさんの森』(原題・タイ語: ลุงบุญมีระลึกชาติ, 英語: Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)は、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督・脚本による2010年公開のタイの映画である。
あらすじ
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タイ東北部。腎臓の病により死を前にしたブンミおじさん。後先長くないことを悟り、ある時死んだブンミの妻の妹・ジェンとその息子トンを自らの農園に呼ぶ。三人で食卓を囲んでいると、突然女性の幽霊が出現する。それこそが19年前に亡くなったブンミの妻・フエイだった。しばらくすると、今度は長年行方が分からなくなっていたブンミの息子・ブンソンが姿を変えて現れる。愛する者たちを取り戻したブンミは、4人で森の中に入っていく。
キャスト
- タナパット・サイサイマー - ブンミ
- ジェンジラー・ポンパット - ジェン
- サックダー・ケァウブアディー - トン
- ナッタカーン・アパイウォン - フエイ
評価
第63回カンヌ国際映画祭において、タイ映画史上初めてパルム・ドールを受賞した。受賞の理由について審査委員長のティム・バートンは「この映画は私が見たこともない、ファンタジーの要素があり、それは美しく、奇妙な夢を見ているようだった」と述べた[1]。
受賞・ノミネート
| 映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
|---|---|---|---|
| カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | アピチャートポン・ウィーラセータクン | 受賞 |
| インディペンデント・スピリット賞 | 外国映画賞 | アピチャートポン・ウィーラセータクン | ノミネート |
| セントルイス映画批評家協会賞 | Moving the Medium Forward | ノミネート | |
| トロント映画批評家協会賞 | 作品賞 | 次点 | |
| 外国映画賞 | 受賞 | ||
| ロンドン映画批評家協会賞 | 監督賞 | アピチャートポン・ウィーラセータクン | ノミネート |
| 外国映画賞 | ノミネート |
脚注
- ^ “カンヌ国際映画祭、ティム・バートンの審査委員長の選考ポイントは「ファンタジー要素」【第63回カンヌ国際映画祭】”. シネマトゥデイ. (2010年5月24日) 2010年12月23日閲覧。
外部リンク
- ブンミおじさん (@uncle_boonmee) - X(旧Twitter)
- ブンミおじさんの森 - allcinema
- ブンミおじさんの森 - KINENOTE
- ลุงบุญมีระลึกชาติ - オールムービー
- ลุงบุญมีระลึกชาติ - IMDb
固有名詞の分類
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