ブンミおじさんの森とは? わかりやすく解説

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ブンミおじさんの森

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 15:39 UTC 版)

ブンミおじさんの森
ลุงบุญมีระลึกชาติ
監督 アピチャートポン・ウィーラセータクン
脚本 アピチャートポン・ウィーラセータクン
製作 アピチャートポン・ウィーラセータクン
サイモン・フィールド
キース・グリフィス
シャルル・ド・モー
出演者 タナパット・サイサイマー
撮影 サヨムプー・ムックディプローム
編集 リー・チャータメーティクン
配給 ムヴィオラ
公開 2010年5月21日
第63回カンヌ国際映画祭
2010年6月25日
2010年9月16日
(第35回トロント国際映画祭
2011年3月5日
上映時間 114分
製作国 タイ
イギリス
フランス
ドイツ
スペイン
言語 タイ語
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ブンミおじさんの森』(原題・タイ語: ลุงบุญมีระลึกชาติ, 英語: Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)は、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督・脚本による2010年公開のタイの映画である。

あらすじ

タイ東北部。腎臓の病により死を前にしたブンミおじさん。後先長くないことを悟り、ある時死んだブンミの妻の妹・ジェンとその息子トンを自らの農園に呼ぶ。三人で食卓を囲んでいると、突然女性の幽霊が出現する。それこそが19年前に亡くなったブンミの妻・フエイだった。しばらくすると、今度は長年行方が分からなくなっていたブンミの息子・ブンソンが姿を変えて現れる。愛する者たちを取り戻したブンミは、4人で森の中に入っていく。

キャスト

  • タナパット・サイサイマー - ブンミ
  • ジェンジラー・ポンパット - ジェン
  • サックダー・ケァウブアディー - トン
  • ナッタカーン・アパイウォン - フエイ

評価

第63回カンヌ国際映画祭において、タイ映画史上初めてパルム・ドールを受賞した。受賞の理由について審査委員長のティム・バートンは「この映画は私が見たこともない、ファンタジーの要素があり、それは美しく、奇妙な夢を見ているようだった」と述べた[1]

受賞・ノミネート

映画祭・賞 部門 候補 結果
カンヌ国際映画祭 パルム・ドール アピチャートポン・ウィーラセータクン 受賞
インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞 アピチャートポン・ウィーラセータクン ノミネート
セントルイス映画批評家協会賞 Moving the Medium Forward ノミネート
トロント映画批評家協会賞 作品賞 次点
外国映画賞 受賞
ロンドン映画批評家協会賞 監督賞 アピチャートポン・ウィーラセータクン ノミネート
外国映画賞 ノミネート

脚注

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