原点に戻る1スクリーン化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 17:30 UTC 版)
「シネマライズ」の記事における「原点に戻る1スクリーン化」の解説
2010年6月末にはシネマライズもBF館とライズXを閉館し、3スクリーンから1スクリーンに縮小。単館の原点に戻り、より作品を厳選して上映している。2010年からは過去に上映した作品の中からヒット作を再上映する「名画座ライズ」を開催していた。2010年4月から5月にかけて行われた第一弾では『コーヒー&シガレッツ』(2003年)、『8人の女たち』(2002年)、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(2001年)、『トレインスポッティング』(1996年)、『ブエノスアイレス』(1997年)、『アメリ』(2001年)を上映した。 2000年代後半には宮藤官九郎監督の『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年)や新海誠監督の『雲のむこう、約束の場所』(2004年)『秒速5センチメートル』(2007年)、橋口亮輔監督の『ぐるりのこと。』(2008年)など、若手日本人監督の話題作を上映している。2010年7月3日公開の『ガールフレンド・エクスペリエンス』(スティーヴン・ソダーバーグ監督)では、光ファイバーで受信したデータを用いて初めてデジタル上映を行った。2010年からは月1本のペースで、映画館での公開と同時に動画サイトでも公開する同時配信を実施している。過去に配信した作品にはカンヌ国際映画祭パルム・ドールの『ブンミおじさんの森』などがあり、中には5000人が動画配信で視聴した作品もあった。 2011年にはシネマライズの番組編成がパルコ エンタテインメントに業務委託され、近隣で興行を続けているシネクイントと手を組んで番組編成が行われていた。 映画好きでもあるタレントの伊藤桃は、2012年に『永遠の僕たち』(ガス・ヴァン・サント監督)と『リリィ・シュシュのすべて』(岩井俊二監督)、2013年に『スプリング・ブレイカーズ』(ハーモニー・コリン監督)をシネマライズで観賞しており、そのうち『リリィ - 』は『ヴァンパイア』(2012年9月15日封切)に関連しての特別再映であった。
※この「原点に戻る1スクリーン化」の解説は、「シネマライズ」の解説の一部です。
「原点に戻る1スクリーン化」を含む「シネマライズ」の記事については、「シネマライズ」の概要を参照ください。
- 原点に戻る1スクリーン化のページへのリンク